ここのところ、すっかりこの人の本にハマってしまった。
「高野秀行」である。
先日まで読んでいたのは、「アジア新聞屋台村」。
これも本当に面白かった。それもそのはず、この本は
2006年の「本の雑誌、年間ベスト10」にランキングさ
れていた。彼の本は今年9月頃から読み始め、この本で
彼の著書、おそらく10冊程だと思うが、全て読んで
しまった。
彼は自称、辺境作家で探検ものの著書が多いのだが、
この「アジア新聞屋台村」のようにそうでないジャンル
も書いている。これはエッセイでもあり小説でもある。
この本は、彼が以前働いていた、台湾人の経営する在日
外国人の為の新聞を製作する編集社での彼の奮闘ぶりを
記したものだが「こんな会社があるのか」と思わせるほど
日本の会社とは変わっていて、大変面白い。
しかし彼の本が面白いのは、その文体にある。ほとんどが
しゃべり口調で書かれているのだが、彼の飾らない人柄が
どの作品にも滲み出ていて、大変微笑ましい。また、彼の
周囲にいる外国人や関わってきた異国に対する彼なりの視点
も、一風変わっていて楽しめる。
異国文化に興味のある人は、必読であろう。
ぜひ、1日も早く次の作品を出していただきたい。
「高野秀行」である。
先日まで読んでいたのは、「アジア新聞屋台村」。
これも本当に面白かった。それもそのはず、この本は
2006年の「本の雑誌、年間ベスト10」にランキングさ
れていた。彼の本は今年9月頃から読み始め、この本で
彼の著書、おそらく10冊程だと思うが、全て読んで
しまった。
彼は自称、辺境作家で探検ものの著書が多いのだが、
この「アジア新聞屋台村」のようにそうでないジャンル
も書いている。これはエッセイでもあり小説でもある。
この本は、彼が以前働いていた、台湾人の経営する在日
外国人の為の新聞を製作する編集社での彼の奮闘ぶりを
記したものだが「こんな会社があるのか」と思わせるほど
日本の会社とは変わっていて、大変面白い。
しかし彼の本が面白いのは、その文体にある。ほとんどが
しゃべり口調で書かれているのだが、彼の飾らない人柄が
どの作品にも滲み出ていて、大変微笑ましい。また、彼の
周囲にいる外国人や関わってきた異国に対する彼なりの視点
も、一風変わっていて楽しめる。
異国文化に興味のある人は、必読であろう。
ぜひ、1日も早く次の作品を出していただきたい。
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