ふっ と想うこと

山・雪・風・人、徒然なるままに--

日本の縮図

2013-03-09 17:04:20 | 社会・経済

スキーでニセコへ。ナンダカンタデもう30年近く。でも年々、酷くなってきています。最初はオーストラリア人が大挙して来訪、日本の国際リゾート地として注目、その後バブルはじけて中華系を中心としたアジアの新興国の人達が。ただ、この人達、スキーを楽しむというよりも投資目的。オーストラリア人達は自分たちも楽しむ、という考えがありまだ、開発もリゾート地としての考え方ははっきりしていましたが、今は投資目的のみ。あたり構わず土地を買いあさって、金持ち相手のコンドミニアムを作ろうとしています。当然、日本人の一般人は対象外!ところが実はニセコエリアは国定公園でコンドミニアムの建設は認められないはず。
このような状況で、行政(倶知安町)は固定資産税目的で、土建屋は仕事のため、国に対して開発特区の申請を行っているそうです!
何か、今の衰退しつつある日本の縮図。金持ちの中華系金持ちが日本の土地を買いあさって投資しようとしている一方、(将来像を描けないまま)その場しのぎの対応をしている地方の役所と土建屋の動き!
それにしても昨年に比べても”普通の“日本人の少ないこと!長年通っている飲食店のマスターも、呆れ顔でした。”普通の“というのは唯一、年寄り、“年金持ち去り”世代だけ(-.-)
今の日本を凝縮したのがニセコ!
                              

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする