たまに、週末に”エコキップ”なるもので、公共交通機関を使います。これは週末と8日に、600円で市営地下鉄、市バス、乗り放題、という切符。お酒を飲んだりするときには、重宝します。
でも、地下鉄、バスを乗ったり、街歩きをすると、名古屋の独特?(田舎丸出し)の光景に出くわします。
1)地下鉄、バスで、お年寄り、ハンディキャップを負う人たちへの席のゆずりが非常に少ない
以前に比べれば、ましになりましたが、たまに東京に出張に出かけてみる光景が、美しく見えるほど、名古屋の人は席を譲りません。おばちゃんは、全国どこでも共通ですが、ここ、名古屋では若い女性のマナーが低すぎます。男の子は結構、周りの目を気にしていますが、女の子は、図太い!
数年前に、嫁さんがスキーで骨折して松葉つえをついて地下鉄に乗っても(通勤時間ではない時間)、一度も譲ってもらったことがない、とのこと(まぁ、遊んで骨折したので文句を言うのがよいかどうかは別として)
2)映画について想うことふたつ
・以前に比べれば、ずいぶん変わりましたが、映画の最後のエンドロール、最後の音楽が流れているうちに、退出してしまうこと。若い人たちは東京その他へ行って映画等のその地の文化に触れることはあるため、そのようなことは少ないですが、年配者の聴衆が多い映画では今でもよく見られる光景。
やはり、名古屋へ田舎なんでしょうね、映画館=芝居小屋という感覚、年配者で残っている人たちも、突然、映画に関係ない世間話を始めます。
・名古屋で映画文化について??と思うこと、それは独立系のミニシアターの、スタッフの、”いかにも自分たちはたかみにいる”という態度を示すこと!確かに、独立系のミニシアターではいわゆる、娯楽系の映画は少なく、商業的には厳しいかもしれないが、優れた映画を多く扱っています。でも、やはり、名古屋での”映画=芝居小屋”という文化の中で、”自分たちは違う”ということをプンプンとさせています。
名古屋伏見、東新町の独立系ミニシアターで、その傾向、顕著です。東京にいたときには、中々味わえない感覚です。東京では、どちらかというと、”もっと、一緒にいい映画見ましょうよ!”という感覚でした。これが、駅前、今池の独立館になるとさらに玄人受けする映画(よい作品が多いです)が多く、逆に”よく来てくれた”という手作り感が満載です。
名古屋の映画館、中途半端な大きさの独立系、もっと意識帰る必要あるかもしれませんね。
名古屋は不思議な、”日本一の田舎”です。