人気テレビ番組が映画化される中で、この映画、テレビと映画でおもむきが違います。
たいがい、テレビ番組の延長のように、テレビの画面を大きなスクリーンに代わっただけの映画が多い中で、この作品は映画になると、”国家vs個人“、という明確なテーマが描かれます。それも、日本の歴史、発展の中で取り残された、あるいは見捨てられた個人、または、今の日本で失われたものを取り戻そうとして、孤立する個人の闘い。
やはり、脚本、構成がしっかりしているからなのでしょうね。
この作品で4作目ですが、テーマが明確。
テレビ番組の延長のようでがっかりするものが多い中で、映画ならではの見応えがあります。
あっという間に引き込まれ、見終わった、そんな、面白い映画