妙高に通い始めて30年近く。
最初は火打山の魅力に。
そのうち、妙高地区の人達の魅力に惹かれてもう長年。
そんな中で、なにか、恩返しのようなことはできないかなと、始めたのが”環境省パークボランティア”。
そこでは地元の妙高地区を愛する人達が色々と活動されていることに触れて、そして人生の先輩の方々の自然保護への強い思いを。
その気持ちでこの活動10年近く。
ところが、急遽、妙高地区”だけ”パークボランティア制度が廃止、との紙切れ1枚。
まぁ、元々、”よそ者”の我が身、色々と話し合いが現地であったのだから仕方ないな、と。
ところが、パークボランティアの組織の幹部も誰も聞いておらず、よそ者の我々と同じ、とのこと。
環境省のホームページによると、”パークボランティア制度”については以下の通り、記されています。
”国立公園において、自然観察会等の解説活動や美化清掃、利用施設の簡単な維持修理などの各種活動について、広く国民の参加を求め、一層の活動の充実を図るとともに、自然保護の普及啓発を図ることを目的として、これらの活動に自発的に協力して頂ける方々をパークボランティアとして登録しています。
現在、全国の25国立公園の40地区において、各地区の特性に応じた活動実施計画に沿ってさまざまな活動を行っていただいています。”
他の地区では非常に盛んにおこなわれています。我々の住んでいる地域、近くの地域でも活動盛んに。
まぁ、保護官自体、数年単位での異動、その保護官の思い入れ次第で変わってしまいます。色々な保護官の方と接してきました。皆さんの強い思いを感じていました。
ところが、現保護官は、妙高地区、特に笹ヶ峰には魅力ないので、とのことをパークボランティアの幹部に。確かに、現保護官になってからは活動は減り、計画されたものも色んな理由で中止になったりして、低調でした。
でも、笹ヶ峰の自然の魅力に惹かれて30年近く通っていた我々としては、なにか、自然保護の担当役所としてこれで良いのか?腑に落ちない気がします。
長年、妙高地区、笹ヶ峰地区に通って来ましたが、これで疎遠になるかな。
寂しいですが。
でも、笹ヶ峰は本当に美しい自然、そして歴史ある場所なのに。
残念です。