野沢温泉といえば、外湯。数年前に、朝早くに飛び込んだ人がいて、火傷、裁判沙汰になったため、現在はすべての外湯に強制的に冷水を入れてぬるくしています。火傷を負った人、初めてではなく何年も来ている人だそうで、朝、だれも入っていないお湯は熱いことはわかっていると思いますが。
そういえば、今年はスキーシーズン早々に野沢では遭難騒ぎがありました。いい年をした人たちが(40前後)、遭難騒ぎ。コース外に出て遭難騒ぎ。最近、ボーダー、スキーヤーに限らず禁止されているコース外での事故が増えています。彼らは決まって”自己責任だから勝手だろ”と言いますが、いざ、事故になると救助要請!
どちらも、最近の日本人の悪い風潮、”自由”と言いながら、結局は人のせいにする(何年も来ていて朝の風呂は熱いことぐらいわかっていなければならず、また、コース外を滑ることは禁止されていることは認識しています)、自己解決できず、人にたよる、それも若い人たちだけではなく、いい年をしたひとたちも同じ!
よく、電車の中で若いおかあさんが、騒いでいる子供に注意するときに、昔は”電車の中では静かにしないともう連れてこないよ!”と言って注意していましたが、今は”ほかのおじさんに怒られるよ!”と、物事の本質ではなく、人のせいにした注意をしますね。(でも、最近は注意すらせず、放任状態のほうが多いかな)
もちろん、外湯のあとは
夕日がきれいで、ムクドリ?も降雪の合間の束の間の天気を楽しんでいるみたい
新参者、麒麟の翼を。映画自身はとても人間関係を解きほぐすおもしろいもの。最終上演ということで、客は我が家を含めて10人ほど。
名古屋には、2度の転勤でほぼ20年弱。この間に随分と名古屋の人の映画に対する対応の変化がありました。なんといっても今から27年まえ、そして2度目の転勤の15年まえあたりでは、エンドロールが終わる前に、皆立ち上がって席をたちました。そう、ラストの音楽を聴く前に出てしまいました。当時、東京から転勤してきて、”なんとレベルが低い!””名古屋には本当の映画好きは少ない”と思っていました。ところが、最近はあまりそのようなことはなくなってきました。どうも、名古屋によそから、特に、東京圏、関西圏からの転入者が増えるようになってから、変化があったように感じます。そして、今日、久しぶりに、我が家意外は皆、エンドロールの途中でいなくなってしまいました。
ふと、昔、映画に対する名古屋の人の対応を思い出しました。