映画と渓流釣り

物忘れしないための処方箋

春ドラマ

2019-03-30 05:16:01 | 旧作映画、TVドラマ
4月から始まる春ドラマについて、大体ラインアップされたのでチェックしてみた。
何はともあれ一番の期待は、NHK朝ドラ「なつぞら」。満を持してヒロインには広瀬すずが抜擢された。前作「まんぷく」では何度も書いたけど、朝ドラのヒロインは若くて可愛くなければいけない!だって、朝一番に観るドラマなんだからテレビに映るだけで元気になれるモノじゃなきゃダメでしょ!!演技力がどうだとかその時代にそぐわないとかは年寄りに言わしておけば良いので(と言っても、朝ドラ観ているの大多数が年寄りだった)、手垢のあまり付いていない女優をヒロインにしてもらいたい。
日本映画界の若手女優NO1であることに疑義を挟む御仁はおりますまい。広瀬すずはそのくらいのポテンシャルを持っている。「海街diary」の四女役を瑞々しく演じた頃から注目していたが、作品にも演出家にも恵まれて真っ直ぐ育っている感じだ。脚本が大森寿美男なので手堅くドラマ作りがされると思うので、ヒロイン広瀬すずが朝ドラらしく元気に頑張る姿が観られることだろう。

2話でリタイアしそうだけど、吉高由里子主演の「わたし、定時で帰ります」は観てみようと思う。TBS10時枠なので、もしかしたら面白くなるかもしれない。メイン脚本は奥寺佐渡子だし演出は金子文紀らしい。ただ、吉高由里子もこのところコンスタントに映画やドラマにも出ているけど、以前のような強い印象がなくなっている。そろそろこのあたりで代表作と呼べるような作品を残しておかないと、主演での出番はなくなりそうだ。もうそんなに若くは無いのだから、狂気を帯びた怖い女とかを演じるべきだろう。演技力はあるし度胸もあるのだから、安直なテレビドラマの中途半端なOLなんかやめたほうが良い。(所属事務所が許してくれないのかな)

ちょっぴり期待しているのは「白衣の戦士!」日本テレビだからコメディ路線のお気楽な作りになるだろうけど、看護師役鉄板な水川あさみを向こうに回して、映画の主演作が続いた中条あやみが化けることが出来るか。決して上手いわけじゃないし、モデル出身のハーフだから親近感みたいなものはあまりない。脚本と演出で化けさせる事が出来れば面白くなりそうだけど、脚本の梅田みかは「花咲舞が黙ってない」くらいしか知らない。あんまり挑戦しそうにないな。

竹内結子の代表作をスタッフキャスト総入れ替えで作られるのがフジテレビ「ストロベリーナイト・サーガ」だと。脚本は刑事ドラマが多い徳永友一がメインになると思う。今度の姫川玲子を二階堂ふみがやるのは楽しみだけど、一番美しかった頃の結子さんの長い髪に対抗できるかな?とりあえず様子見だ。