3編の短編小説が収められているが、表題作『沖で待つ』が、ずば抜けて秀逸です。
さすがに第134回芥川賞を受賞しただけあります。
自分が死んだらパソコンのハードディスクを破壊するという密約を結ぶ同期の仕事友達同士の話です。
友達とは何か、親友とは何か、よく問われる疑問ですが、その一つの答えがこれかもしれません。
つまり、お互い死んだときに、生きている方が死んだヤツのパソコンのハードディスクを破壊する密約を結べる友人同士を親友と呼べるのではないでしょうか。
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春の山野草の代表格、ショウジョウバカマは、もう準備万端なご様子。
中心からにゅうっと、茎が伸びて、ピンクがかった紫の花をつけます。
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