むぎわら日記

日記兼用ブログです。
野山や街かどで見つけたもの、読書記録、模型のことなどを載せております。

『「情報創造」の技術』三浦展(光文社新書)

2021年08月13日 | 読書
情報の収集・整理から、科学的結論を出し、それを伝えるのが、科学者の仕事なのですが、それでは遅すぎるので、使いやすくするために新語などを創造して伝えると効果的だという話でした。
現場では、よくある話で、研究者と現場の技術者が対立する場面でもあります。
また、当たり前と思っていたことも、データを細かく見てみると、そうでは菜かかったことに気がつくこともあり、いろいろな角度から見ることが大切だと言うことでした。
当たり前のことですが、実例を挙げて語られると説得力があります。

収集/整理だけでは不十分で、それを使うときにどう伝えていくか、よく考えることが大切だと思いました。

コメント
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