日本の次期主力戦闘機が、イギリスとイタリアとの共同開発になるとのことで、少し心配になり(笑)読んでみました。
イタリア人は時間を守らないことで、日本人とは正反対と言っていい気質です。
食事に時間をかけることも有名で昼飯に2時間かけるとか、予定を立ててもそのとおりに動かない行き当たりばったりの行動をするそうです。
そんな国民性のイタリア人と、世界最先端の科学技術の結晶である戦闘機が作れるのでしょうか。
この本を読んで、分かったことは、それらのことにはちゃんと理由があり、日本人と違った視点で文化を作っているということです。多少は、私自身もイタリア的なところを持ち合わせていて、そんなに違いはないと思う反面、こんなことはごめんだと思うこともあります。
著者は、日本とイタリアを行き来して仕事をしているのですが、それぞれの国で切り替えをしているのだそうです。
そういうことをしっかりしておくと、意外に汎用性が高い戦闘機ができそうです(笑)。
退職したら、イタリア人テイストを取り入れて、自分の枠を広げていきたいと思うのです。