この本によれば、死ぬ直前に9割の人が後悔することは、「もっと冒険すればよかった」だそうです。
だから、自分のやりたいことをやろうという自己啓発本でした。
細かく読めば、「後悔しない人生なんてあるの? あったとして、それって幸せな人生なの?」とか「冒険せずに安全に堅実に生きたから、一生を全うできたんじゃない?」とか、「思い通りに生きたら、それこそ、いきているうちから、後悔の連続だろう」とか、いろいろ突っ込みドコロもあるのだけど、そういう読み方をするより、そのときと場合によって、この本の27の教えを利用していくのがよいのでしょう。
例えば、この人と会うのは今日が最期だと思ってもてなしたり、いろいろ迷ったとき、明日死ぬとしたらどうすると考えたりと、下手をすると気持ちわるがられるかもしれないが、TPOをわきまえれば使える知恵です。
こういうお寺の掲示板に書かれているような文句は、たまに思い出して、参考にする程度が吉で、この本に書いてあるようにわざわざノートに書いたりしてストイックに生きると疲れてしまう未来が待っているような気もします。
それだけ、自分が年を取ってしまったと言うことでしょうか。
自分の場合、死ぬときには後悔しまくりで死んでやろうと思っているので、後悔しないような生き方はできないしする気もないのだな~。
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