フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

蔡英文の台湾

2020-05-21 07:13:34 | Weblog
5月20日台湾の総統就任式が行われた。蔡英文の2期目のスタート。コロナの影響でネットでの宣言だったけど力強い宣言だった。中国の圧力でどうなることかと思ってたけど無事に終了してよかった。台湾の話を聞くと「痩せ蛙負けるな一茶ここにあり」といつも思ってしまう。それは日本の報道が中国目線で書くからだろうね。何の疑いもなくあたかも台湾が中国共産党に統治されてたかのように「台湾独立」なんて。昔、日本軍が統治してたことはあったけど中国共産党が統治したことはないからね。中国が「台湾は中国の固有の領土であり」と言うのなら台湾から見ても中国は台湾の一部ってことじゃない。「不法占拠している中国共産党は出ていけ」と言えないこともない。それを言わないのが大人の台湾と言うことだろうな。だから蔡英文は対等の話し合いをしようって。つまり北京の「一国二制度」は受け入れられないと。民主主義と自由を守るってことはかくも強いものなのか。その勇気とビジョンに「あっぱれ」をおくりたい。オレには表面的なことしか分からないけど日本軍と戦ったのは蒋介石の国民党であって中国共産党ではない。中共の中国は確か戦後出来たんだから。由緒正しい中国は台湾の方じゃないのかな。とこの辺正しい歴史を学ばないと分からないがとにかく「台湾加油」だと思う。蔡英文だから応援したくなるのかもしれない。中国にいじめられても凛として誇りなくさないところが妙にカッコいいもんね。政治家はこうありたいと日本の政治家と比べてしまうのはレベル的に無理かな。日本が台湾の立場ならすぐにしっぽ振ってるだろうなと「誇りも矜持もないのか」とブツブツ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

hydroxychloroquine

2020-05-20 08:53:52 | Weblog
トランプがコロナ予防のために抗マラリヤ薬を毎日1錠飲んでるんだってね。そんなこと大統領が軽々に言っていいんだろうか。自分の習慣は言わない方がいいと歴史が教えてくれているのに。クスリのすり替えとか毒殺とかいろんな選択を敵に与えてしまうのにな。と得意満面に話しているニュース画面のトランプを見てそう思った。いくら自分がヒドロキシクロロキンだと言っても医療団がコロナへの効果が実証されてないとか副作用が多いとかでなかなか推奨してくれないもんだからついに「オレはコロナにかからないために飲んでる」とテレビで言っちゃった。いまのところその効果はわからないとの科学者の見解。キツイ薬だから心臓が突発的に止まる副作用もあるってね。トランプの場合は「イワシの頭も信心から」だから勝手にしとけばいいんだけど「アベちゃん効くぜ」と日本に押し付けてきてもらっては困るな。ちゃんと臨床結果を持ってなら別だけど。トランプはこの薬の製薬会社がフランスにあるんだそうだが、その会社の株を持ってるからという話もある。だからちょっとマユツバもんだね。それでもサプリのようにそんなキツイ薬毎日飲んでいいんだろうか。セサミンでもあるまいに。コロナじゃなくて心臓発作で倒れたら何をしてるかわからんのにね。「大丈夫だ、オレは40年間このやり方でやってきたんだから」と。側近が注意しても聞かないらしい。何の根拠もない勘と信念で動く男。そんな懲りない男、嫌いじゃないけど近所のオッサンではないからなぁ。一応アメリカの大統領なんだから。コロナよりトランプを心配するってこれもヘンな話だね。抗マラリヤ薬より抗チャイナ薬でも毎日飲んだ方がいいんじゃないかな。と誰か伝えてよ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

exude

2020-05-19 09:05:39 | Weblog
最近蜘蛛が巣を張って獲物が来るのを待ち構えているのを見ることが多くなった。そんな季節なのかな。蚊も家の中に入ってくるしネ。虫が多いということは、蜘蛛も巣を張るってことか。糸を吐くというけど口からじゃなくてお尻から糸は出てるってね人は糸を吐かないけど人の吐く息からは湿度と塩化物も出てるんだってね。だから美術館では絵と観客の距離をとらすんだって。絵の保護と劣化防止のために。唾は1mから2mくらい飛ぶっていうけど美術館でしゃべってる人はあまりいないから息なんでしょうね防ぐべきは。水彩画はアクリル板の額に収まってるから主に油絵の防御でしょうね。油絵はただでさえ劣化するから大勢の人に見られる有名な絵なんかは劣化の機会が大きいということか。それに昔の絵の具は不純物をふくんでいることが多いらしくてそれが主な劣化の原因だとはいうけどやはりsocial distancingは何事につけても必要ということか。と初めて知るようなことがコロナ対策のおかげで分かってくる。美術館ではマスク着用って義務付けたらいいのかな。ルーブルなんかがそれを始めたらファッションになるんじゃないかな。ルーブル美術館専用マスクなんて売れると思うよ。オレなんかネットで買うよねきっと。こんな風に考えていけばポストコロナの起業もいろんな分野で出来るんじゃないかな。転んでもただでは起きない。人間は逞しいね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Italian

2020-05-18 10:04:55 | Weblog
絵画教室でItalian vegetableを貰った。家庭菜園で有機で育てたと言ってた。家庭菜園っていってもそのオバサンちはポツンと一軒家じゃないけど郊外の畑の中にポツンと家が建ってるんだ。遠くから見ただけだけど。とても敷地が広いから野菜も作り放題じゃないかな。一応住宅地だからイノシシもでないしね。その野菜、立派なレタスというかキャベツというか。サニーレタスの形で葉の厚さがキャベツ並み。上の方が少し赤い。「トレビス」っていうのだと。サラダでも炒めてもウマいって。珍しい物好きだから早速サラダで食べてみた。苦みはあるけど爽やか。歯ごたえも気持ちいい。「ウ~ン、くせになりそう」なんだか体に効きそうというか健康を感じる野菜だと思った。関心があるからあとで調べてみたらレッドチコリだって。抗酸化作用があってガンの予防やアンチエイジングにおすすめとあった。フンフンなるほどそうだろうなと納得。チコリと言えばニューオーリンズなんかで飲まれてる南部のコーヒーがチコリコーヒーだよね。その店がこの町にもあったから僕は良く通ってたなチコリコーヒーとベニエを食べに。南部の黒人労働者みたいな感じで麦わら帽子ナンカ被ったまんまでカウンターに腰かけて。あの店、なくなってどのくらい経ったのかな。味で思い出す店巡りってヤツかな。これからそんなことが増えるだろうね。もうすでに廃業した飲食店や居酒屋もあるというから。休業補償だ、無利子貸し付けだといっても手続きがややこしくて大変だから貰わないことにしたとカフェをやってる友人が言ってた。なんだかんだと言って財務省はやりたくないんだろう?オレタチがいなくなったらテメェ達の給料もなくなるのになぁとも言ってた。困った時の国頼みなんだからもっと簡単な手続きにしないといけないんじゃないかな。時は金なりなんだから。今日は雨、そろそろ雨降って地固まるでいきたいね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

small step

2020-05-17 08:11:50 | Weblog
小さな一歩を踏み出したコロナ後の世界。コロナの正体がまだはっきりと分からないのでマスクと手洗いと対人距離は守るというより習慣化されつつある。そんなコロナ共存社会がゆっくりと動き出した。元の社会に戻るとはだれも思ってないだろうけどいつの間にか元の社会を忘れてしまったような感じがする。芸能界、スポーツ界は元より大企業、小売業に至っても今まで力強く輝いてた世界がすべて錯覚の中で生きていたという脆さ、顧客がいなければ無価値という事実が白日の下にさらされてもうそれらに以前のように熱狂することはない。この寂しさがいや正体を見たという冷静さが心の中に垣根を作って人と接するときにも以前のようにオープンマインドで受け入れるということが出来なくなっている。これがコロナ後の社会の基本的な1単位なんだろうか。ここから新しい社会が始まるのだろうか。この変化についていけるものが生き残れるという社会の実現なんだろうか。まさにそういう社会がくるのだろうな。価値観の変化という潮流で。いままで流れに沿って流れていればなんとかなるとしか思わなかった自分が「生活を守る」「地域を守る」「国を守る」との思いがこのコロナ自粛で芽生えた。「守る」と言うのは大げさかもしれないけど今までにない自覚というか浮かれてない自分というかまったく別の自分を感じる。こういう意識の変化は小さな一歩かもしれなけどいつか生活態度が変わってくるという変化に繋がっていくんでしょうね。それより社会の変化の方が早いのかな。そうだなぁ、次は少々苦みのある社会かな?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

go back

2020-05-16 08:52:21 | Weblog
パリの伝説的な本屋だったか図書館だったかに当時のヘミングウエイやなんか有名作家の貸し出しカードが残っているそうな。さわりだけが記事になってたから詳しくは分からないがヘミングウエイは「世界中を一人で旅する」とかの冒険モンの本とか「チャタレー夫人の恋人」とか結構いろんなジャンルの本を読み漁ってたみたい。大体90冊くらい借りてるって。その人がどんな本を読んでたかってあまり気づかなかったけどこうやって見せてくれると面白いね。ああ、これに影響されて「陽はまた昇る」を書いたのかって想像出来たりもするから。まだまだ著名な人は沢山いてハイブロウな本と低額な本が多いらしいよ。当時はまだ金がなくてということかな。読書習慣だけでなく暮らしぶりもうかがえて面白い。ドイツの思想家ウォルターベンヤミンなんか死ぬ前に2冊の本を借りていたという記録がある。英語の辞書とベーコンの物理学の本だったってね。勉強家は死ぬまで勉強家ということかいな。オレなんかこんな記録が残ってたとしたらちょっと恥ずかしいね。「キャンプ飯の本」とか「食べられる野草」とか「ロープの結び方」とか「危険な動植物」とかそんな本が主だもんな。「何じゃコイツは」ですからね。まともな本は読まんのかい?と言われてもなぁ。興味は自由と自然だけだからなぁ。でも本はその人を作るというから家にいる時間が多い今、図書館も開いたことだしいろんな本を読み漁るのもいいかも。これってコロナ効果のひとつなのかな。というかあの日へ戻りたいのかもしれない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

douceur

2020-05-15 09:15:10 | Weblog
あの爆撃の下で生まれた女の子はその後どうなったのでしょう。
生命はどんなときにも生まれ、どんなときにも滅していく。とわかってはいるのだが。
生きていて欲しいと、美しい花を見て欲しいと。
願う。
疲れた母の顔、撃たれた父の背中を見せないでくれと。
願う。
戦火に彷徨いながらも差し伸べられた手にすがれと。
願う。
なぜか遠い異国の話のはずなのに彼女の声を身近に感じる。
彼女の瞳が見返すように感じる。
だからありったけの優しさを持って彼女の為にと。
願う。
どうせ自分は何もできないと分かってはいるんだが。
生きていて欲しいと。
美しい母の顔を見て欲しいと。
願う。

pour Samaってシリアの女の子のドキュメンタリーの話を読んで感じたままを「願い」って詩にしました。人は無力だが生命は強いってことかな。命のエネルギーは「優しさ」に溢れてると教えられたなぁこの小さな女の子に。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

seconde vague

2020-05-14 09:26:00 | Weblog
今日で緊急事態宣言解除。39県ですか。なんか気分的には「ほっと」しますね。「五月晴れ」って言うんでしょうかね。そんな開放感が心の一部にありました。でも何の解決もされてないのにね。ただ国民がコロナに慣れたというだけなのにね。「第2波が必ず来るよ」って囁かれてるような曖昧な処置に喜んでばかりもいられない。山の畑に行くと夜出てくる虫だと思うけどお日様下に姿をさらしてる。                「なんじゃこりゃぁ?」足が一体何本あるんでしょうね。「ゲジゲジ」だとは思うんですが昼間に迷うのかい。虫も間違えるんだもの人がやり方を間違えても仕方がないかとしばらくこの虫を見てた。動くのか動かないのかと思ってたら瞬間早く移動する。「おっと、やればできるじゃないか」とまた見ると動かない。「鳥とベアには注意だよ」と掴んで茂みに放してあげた。そう言えば、サバイバルのスター、ベアグリリスがこんな虫を生で食ってたね。虫はタンパク質が多いとか何とか言ってたなぁ。彼なんかコロナで食糧難になっても生きていけるだろうなとそんなこと思ったりして。いよいよコロナもセカンドステージ。28歳のお相撲さんがコロナで亡くなったのがそのステージの幕開けのような気がするのはオレだけだろうか。多臓器不全ということは血栓ができたってことだからその辺に問題解決の糸口があるんじゃないかな。いろんな症状に変化するウイルスだということだけど。アベちゃんも小池チャンとダンスしてる場合じゃないんだけどな。「第2波に備えよ」って意識、持っていよう。 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

twiggy

2020-05-13 08:30:32 | Weblog
twigyy touch twiggy touchとブラウン管の中で軽やかにステップを踏む痩せっぽちの女の子。森永の小枝ってチョコレートのCMだったと思う。高校生の頃だったね。その頃は同じように痩せてたから格段スリムさには反応しなかったんだけど小太りの友達なんかは「bwiggy touch bwiggy touch」と教室で踊ってたなぁ。と今日のイギリスの新聞に載ってたツイッギーのインタービュー記事を見てそんなことを思い出していた。彼女も今では71歳。孫が何人もいてファッションデザイナーなんかまだやってるのかな?写真を見る限りでは多少太ってはいるがオシャレが出来る体形。顔は年取ったからツイッギーというより木の実ナナに近いのかな。ファッションにはスリムな要素はいるって言ってましたっけ。オレなんかtwiggyを横目にすぐに自堕落がたたってbwiggyの仲間入りいまや押しも押されぬ大木となってしまいファッションなんてどこ吹く風。ひたすら人生の風雪に耐え遂に朽ち果てる寸前。「この差って何なのでしょう」。ツイッギーは「今のニュースは暗いから楽しい話題を提供したい」ってインタービューに応じたって。「エライ」よネ。このヘンが。昔のタレントはやっぱり違うんだ。筋が一本通っている。I've had a very happy life,って言ってるのを見てなんだか心が温まった。この時期だからかな?いやそうではなくて人の幸せって希望へと繋がっていくもんだろう?というか希望を与えてくれるものかな。happyって力があるよね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Levi's

2020-05-12 09:09:15 | Weblog
リーヴァイスのジーンズは日本の生地なんだってね。知らなかったなぁ。いつ頃からかと言われると分からないけど最近なんだろうね。ジーンズの産地はいろいろと多国に渡っているだろうけど品質の良さと高い技術が日本は特別なんだって。そこがリーヴァイスが日本に決めた理由らしい。今や日本のジーンズは世界のブランドなんだね。日本は奈良時代から藍があるからその使い方染め方なんかに関しては高い技術があったからかな。やはり文化は世界一だと前から思っていたが日本への憧れをリーヴァイスが示してくれたことは納得できるよね思えばビッグジョンがアメリカから生地を輸入して作り始めたのが日本のジーンズの始まり。オレたちの若い頃は第2次ジーンズブームだったのかな。ビッグジョン、穿いたねぇ。それまでGパンと呼ばれてどちらかと言うとマイナーな存在だったものがジーンズといわれて爆発的に売れ出した火付け役がビッグジョンだったね。それを皮切りにリーバイ、りー、ラングラーと憧れのブランドを手に入れようと小遣いをせっせと貯めたもんだった。皮肉なことに腰が垂れて足が短くなった今はクロップスが主でジーンズは穿かなくなったけどジェームスディーンの「理由なき反抗」のポスターなんか見せられるとウズクものがあるね。「La fureur de Vivre」ってフランス語のタイトルにはいつもイメージ湧かないんだけど「Rebel without Cause」って言うのが原題なんだからもっと情緒的に意訳出来ないもんかね、日本なんて「理由(いわれ)なき反抗」だよ。これだけでもう心がジュンとくるよね。昔の人の素養は高かったんだねぇ。それはともかく日本のリーヴァイスのジーンズのリアパッチ、日本で販売してるかどうか知らないけどあのトレードマークの2頭の馬にジーンズを引っ張らせる有名なマーク。その上の文字というかリアパッチ全体の文字がカタカナと漢字だよ。リーバイストラウス幅31長34の表示には笑ってしまった。いいね日本製のリーバイス。クールジャパンだね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする