日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

無観客試合

2020年03月06日 | 生活・ニュース

 プロ野球オープン戦の開幕第1戦を終えたある選手が、無人の観覧席をバックに「フアンの声援の力、有難さを感じた」と話していた。そんな無観客オープン戦のTV中継を見た。バッシという捕手のミットに入ったボールの音、球審の声、バットと球の勝負音、選手が掛けあう声、無観客ならではの球場の音が聞こえ何か新鮮さを感じた。リーグが始まっても9回のうち1回ほど観客は音も声も出さない、そんな試合は出来ないだろうか。

 大相撲も無観客場所になる。力士のぶつかり合う音、張り手や突っ張りの音、息遣いなども聞こえるかもしれない。勝負の後の荒い息遣いも音になるかもしれない。館内に響く澄んだ呼び出しの声が楽しみだ。サッカーなど多くのスポーツが無観客試合で、新型コロナウイルスの感染防止を図る。

 高体連の春の全国大会、22種目25の全国大会すべてが中止になった。報道では、各競技とも何とか開催したいという思いはあったが、競技団体は新型コロナ感染防止のため苦衷の決断をしたという。一方、高野連は最終決定ではないがセンバツを無観客試合で開催らしい。野球は高体連に所属しないが、高校生の部活ということでは何も違うところはないと思う。

 高校生の文系活動では「全国高等学校総合文化祭」があるそうだ。今年は夏休みに入って高知県で開催という。各種の芸術・文化活動を全国的な規模で発表する場になるという。将来を担う若い力が交流を深め互いを知り尊敬しあう場は大切にして欲しい。競技中止となった体育系選手らも3年間の積み重ねは必ずこれからの糧になる。
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