日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

三寒四温

2020年03月12日 | 自然 季節

 先日、広島の桜開花予測は15日ころ、と気象予報士のレポートがあった。初期の開花予測より10日余り早まっている。広島より少し南に位置する錦帯橋畔は、と見まわっているが蕾は未だ固く写真で報告するほどのことはない。錦帯橋畔にあるホテルの先代の女将さんから「毎年、開花が早い遅いといわれますが、いつも同じ頃に咲き始めます」という長い経験からの話しを思い出す。

 雨や冷える日、春だと思わせる暖かな日、これには桜も戸惑っているかもしれない。今日も昼前に霜注意報がでた、明日の昼頃まで注意するようにという。冬の間は出ないが霜注意報は立春を過ぎると発令される。錦帯橋畔が仕事場の知人女性が「啓蟄のこも外しは済んだが、桜は目覚めていない」と話す。

 新型コロナ感染防止で中韓からの入国が厳しく制限された。その影響もあってか、錦帯橋畔ではいつも出会っていた中国からの観光客を全く見かけなくなった。春節にこの制限がとられていたらという指摘が反省として言われているが、遅きに失したかもしれないが、効果を期待したい。

 今年の上野公園の桜は見上げて眺めながら通り過ぎるだけで、宴は禁止されるとか。錦帯橋畔はどうなのだろう、茶店が数軒準備中で、活躍する自販機の設置も進んでいる。あの茶店の位置は、ゴザを敷き弁当を開き錦帯橋を眺める絶好の場所、子どものころの記憶では足の踏み場もほど混んでいた。コロナの影響が花見にどんな影響を及ぼすのだろう。錦帯橋畔の老舗が「今の状態では閉店も頭に」、取材に答えている。気がかりな春になりそうだ。 
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