日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

ブログ13集

2019年09月20日 | 生活・ニュース

 稚拙なこのブログ、先日14年目に入った。人生の糧や導になるような内容が書ければいいのだが、そんな知はなく日々のことを飾らずに書いている。パソコンの不調はあっても入院はなく、私も年相応の体力減は感じつつも、寝込むこともなく過ごせた。お陰で、ここ数年目標としている「毎日書く」目標は達せた。そこで、この1年の記載を例年の様に1冊の手作り本として作り上げた。

 手作り本をつくりにはアップしたブログを本形式に変換し印刷する。両面印刷でスタートすると紙繰りがトラブルと、大きなミスを招く。そこで経験から奇数頁と偶数頁を分けて印刷する。これまではB6判で1冊がおよそ500頁前後になる。それなりの厚さになる。印刷が済めば次は製本、その前に目次や仕切り紙など準備し本の形にする。

 写真は、同好会代表O氏が設計・手作りされた製本機。前項で準備できた原稿を背表紙側を上にして挟み、均一に圧し固定する。次に背表紙を糊付けする作業に入る。これが手作り製本の成否を決めるポイント。背表紙に糸ノコで深さ1㍉以上の刻みを付ける、根気よく丁寧にすることが肝心。その後に木工糊を付け乾燥させる。後は表紙を作成し取り付ける。

 製本機が無ければ出来ない手作り本、これまでにもブログ集以外を何種類か手作りした。当然のこと非売品で1回に1冊から3冊ほどの我流本、それでもいい記念と喜んでいる。画家の修業時代の話として「とにかく描け」と指導受けたとある。書くほどに上手くなるとは思わないが、こうして形にすると「1年頑張った」と褒美として残る。何とかも積み重ね、元気なればこそと万のもろもろへ感謝する。
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自動音声応答

2019年09月19日 | 生活・ニュース

  帰宅したら「ゆうパックご不在連絡票」がポストにあった。せっかく配達に見えたのに悪かったな、と思いながら連絡票を眺める。これまでなら、歩いて3分ほどにある局へ受け取りに行っていた。その局は合理化で配達業務がなくなり局で受け取るには車で15分掛かる。そこで再配達依頼しようと案内を見ると窓口に出向く以外になんと6通りある。

 24時間自動受付の電話番号を回す。これも固定と携帯で番号が違う。そして「自動音声に従って操作を」と記載がある。他社ごとだが自動音声の応答に難儀したことがありそのつもりで始めた。12桁の追跡番号から始まって、次々と問い合わせ(質問)に対応する数字を間違えないように確認しながらプッシュする。どこで依頼が終わったかよく分からないまま終了した。はっきりと利用者側に立った応対をすべき、どこの自動応答でも共通していることだが。

 指定した時間内に届いた。大きな保冷ボックスから取り出したのはチルド製品だった。「フルネームでサインして下さい」と出された紙片にサインする。これでこのゆうパックの旅は終わった。届いたむねお礼の電話をすると「おじちゃん、いつまでも元気でね」と姪子の快活な声、敬老の日の締めになった。

 今回は自動音声に対応できた。さらに歳を重ねると気苦労しそうだ。QRコードを読み取る方法や郵便依頼、見たことのない「はこぽす」受け取り、窓口へ出向く方法もあるが局までの距離が問題だし、本人確認資料が必要になる。これから先はこうした方法が社会の手続きとして一般化するだろう。生きていくために年取ってはおれない世の中になる。
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朝はどこから

2019年09月18日 | 社会 政治

 爽やかな秋空がようやく見れるようになった。日の出、東の空の雲が茜雲に変わると夏とは違う活力を感じる。誰にもやって来る朝、こんな歌を思い出す。「朝はどこから来るかしら あの空越えて雲越えて 光の国から来るかしら いえいえそうではありませぬ それは希望の家庭から 朝が来る来る朝が来る 『おはよう』『おはよう』」。

 2番の昼はどこからくるでは「働く家庭から」、3番の夜はどこからでは「楽しい家庭から」とあり、昼は「今日は 今日は」、夜は「今晩は 今晩は」と呼びかける。これは昭和21年、戦争で疲弊した人たちに明るい光を当てようとある新聞社が懸賞募集し1等当選となった作品で、NHKのラジオ歌謡としても歌われた。ということで記憶している歌と思う。募集当時は戦後の物資や食糧不足で全国民の苦しさは共通だったと記憶する。

 しかし、事件や事故で「希望の朝」をむかえられない子供たちが多すぎる。今日も9歳の男児の死亡した事件が報じられている。首を絞められた跡があるという。何故そうするのか全く理解できない。昨日は目黒の虐殺事件で母親に実刑判決がでた。当時5歳の長女への虐待、それは報道の内容が事実とは信じがたい残忍な内容だ。親としての最低限の子どもを守る姿勢が欠けていた。

 選挙のたびに「政治がいい国を作る」という公約は公約で終わっている。しっかりした国を作る基になるのは、最小単位の家庭からではなかろうか。それには「希望と、働くと、楽しい」の3条件がそろう家庭になるよう政治がきめ細かく行われることが必要だろう。また、親が子を虐待で死に至らしめることのないよう強い絆の家庭作りに関係者はもとより、社会も手を貸そう。
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デビットカード

2019年09月17日 | 生活・ニュース

 2週間後から消費税率が食品関係を除き原則2%アップし10%になる。税額の計算は増税前に比べ容易になるが、報道ではその取扱いが複雑で、チェーン店でも店舗により取り扱いが変わるという。専用のレジを未手配の売り店が4割とか、それらの多くは中小以下の店舗らしい。

 家計の残高と相談しながら原則クレジットか現金支払いを長く続けている。これからは、現金支払いでは増税後のポイントサービスは受けれないという。手間はかかるが現金取引が一番確かな商売と思うが、数%近い手数料を支払うカード方式が推奨されている。TVのCMでは超便利なキャッシュレスではあるが、地方の地方に住むとそれほどの利便性が理解できない。

 キャッシュレス決済が間違いなく行えるかどうか、自分の高齢化対応策の一つとして悩み考えている。ある支払いを兼ねて利用できるデビットカードを持つことにした。利用制限はあるが限度はかなり高額で油断できない。ポイントや付与されるサービスに目をくらまされないで、自己流の使用方法をに慣れることが必要だと思っている。マイナンバーカードが保険証代わりになり、買い物をすると25%のポイントが、将来の変化はまだまだ定かでない。

 パソコンもスマホも指導員クラス、ネットでの販売も購入も楽しむスキルの人に「キャッシュレスカードを使ているか」と、そっと問われた。使い始めたばかりのカードの話をする。奥さんから責められ、どうするかを考えているという。スキルのある人なのでトラブルの心配はないだろうが、彼も年金生活者でこれからの対応を気にしていた。「増税後のポイントを得るために急がねば」そう言いながら車を発進させた。
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十七夜の月

2019年09月16日 | 生活・ニュース

 十五夜の月は満月、十六夜の次はいざよい、十七夜の月は立待月と呼ぶ。そんな立待月が朝日に押されて西に傾きかけている。日本中が楽しんだ仲秋の月とは違う丸に見える。というのは、一晩照らし続け明け方という時間帯ということもあり白っぽく見える。十七夜の月さんご苦労様と西の空へ見送りながら、満月をアップした写真のことを思い出した。

 中秋の名月と翌日の満月を撮った写真2葉をアップした。「手のひらサイズのデジカメ、三脚を使わず手持ち」で撮ったと断り「お笑いください」と付記した。撮った時間、空の状況、撮る姿勢、そして素人のことゆえ同じ画にならないことは初めから承知、丸く撮れたからくらいの軽い気持ちだった。

 メールで「月の色が違うがどちらが本当か」と問い合わせあり。撮った後のパソコン処理は同じにしている。でも違う、月は色を変えることは無いが、見たり撮ったりする時間や場所が変わると同じ月でも替わる。こんな返信をしたが再返信は来なかった。

 十五夜の月に次いできれいなのは十三夜で、旧暦の9月13日にめでるという。今年のこの日は10月11日に当たる。十五夜は知っていても十三夜を知らない人は多いとか、私もその一人だが、片方だけ見るのは縁起が良くないとされ「片見月」というそうだ。十三夜は満月の8割ほど丸さだが、「十三夜に曇りなし」といわれ、空気が澄み天気も崩れにくくきれいな月が観賞できるという。十三夜をメモしておこう。
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本当の話し合い

2019年09月15日 | 社会 政治

 散策の道沿いにいくつもの寺院がある。近くにはその昔「寺町」と呼ばれた通りがあり、住居表示は変わったが寺町と聞かれるとすぐに返事が出来る。そのくらい散策路には寺がある。その門前にはお知らせにあわせ、短いけれど、今を生きるための参考になる言葉が毛筆で書かれている。時には難解な言葉もあり身の修養不足を感じる。

 ある寺に「ほんとうの『話し合い』は聞き合うこと」と優しい言葉で書かれており、児童らも容易に読めるしその意味も分かる。その易しい行為が出来ていないことから多くの問題が発生する。話合いとは、理解を深めるたり問題を解決したりするためにおこなうもので、相手が嫌い、考え方が違うなど思ったり感じたりしている人の話しを聞かなければ物事は解決しないということ。

 TVのワイドナショーの政治や社会問題でのコメンテーターのそれが怒鳴りあいにも聞こえる。相手を否定罵倒すれば盛り上がったかのように見えるが、そこからは建設的な提案はなにも出ない。これを繰り返す放送に疑問を持つ。放送事業者が守るべきルールを定めた放送法第4条では「意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにすること」と定められている。論点を探るどころか汚い言葉での言い合い喧嘩でしかない。放送事業者は心して欲しい。「TVは人を賢くする」昔のそんな諺を復活して欲しい。

 ある記事を読んでいて目に留まった。故翁長雄志氏が知事に当選直後に語った言葉。「これまで沖縄では基地をはさんで保守と革新が対立していました。そのことで一番喜んでいたのは日米両政府です。これからは保守は革新に敬意をもち、革新は保守に敬意をもち、お互いに尊敬する関係になっていきましょう」。困難という問題の解決への出発点ではなかろうか。
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大葉に感謝

2019年09月14日 | 生活・ニュース

 やくみ、漢字だと薬味、その意味は「①調合薬の各成分。薬剤の種類。薬種。②食物に添えてその風味を増し、食欲をそそるための野菜や香辛料。七味唐辛子・わさび・生姜・ネギの類」と広辞苑は載せている。日々の生活で薬味といえば後者の方で、その種類はほかにもある。欧米文化では緑葉のものをハーブといい、香辛料をスパイスという。

 そんな薬味の一つとして、夏の間だけプランターで青紫蘇を育てる。育てるが紫蘇になる前の若葉を申し訳ないが大葉としていただく。スーパーに行けばいつでも買えるが、薬味にするには採りたてがいいということで長年続けている。いつだったかエッセイ仲間の一人が「虫さん主人に少し残しておいて」大葉を食い尽くす虫への呼びかけた作品があった。

 確かに虫は着きやすい。柔らかく瑞々しいことに惹かれ人は食べる、虫たちが好むのはよく分かる。だからといって殺虫剤は使用したくない。虫への対応方法は一つ、虫を捕るしかない。私はいろいろ試したが、古い割りばしを使うと捕りやすく、プランターに差し置いている。ところが、今夏は虫の被害が少なく、割りばしの出番が少なかった。

 そんなお陰で、あれにもこれにも青葉を添えていただいた。これが食欲を衰えさせずこの夏の暑さを乗り切れた一つかもしれない。そんなことを思いながらお役目を終えさせた。引き抜こうとしたがその抵抗はそうとうなもので、抜き終わってその根の張り具合から抵抗を納得した。納得しながら、異常に暑かった今夏を乗り切れたことへ感謝した。
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血管やわらぐ

2019年09月13日 | エッセイサロン
2019年09月13日 毎日新聞「はがき随筆」掲載

 「次回来院の日、検査しましょう」。家庭医はカルテを繰りながら促す。定年後、「定期ミニ人間ドック」と思い、医師の指示通り検査を受けている。
 朝食抜きで病院へ。毎回、CTや胃カメラ、心電図、血管年齢、採血などいくつもある。手際よく検査は進み、結果が即判明する検査について説明を受けた。
 その一つ、血管年齢が.「年相応の中心点」との判定。退職からまもなくの頃、年相応の許容範囲上限を超えていた。見えない血管が少し柔軟に。この年になっても素直にうれしい。これは家内の食事療法のおかけだ。
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宇宙の日

2019年09月12日 | 生活・ニュース

 無限大に広く大きく、遠くて、暗い宇宙、そんな全くつかみどころのない世界になぜか興味がある。いつからそうなったか、高校時代に市民大学講座で聞いた「宇宙と仏教」の話から、だと自分で言い聞かせているから60年近くになる。当時は夜空を見上げ月や星で宇宙を感じるしかなかった。宇宙に関する超速の技術進歩には目を見張る。

 といいながらもまだまだ進歩しなければならないことがある。直近では昨日のこと。国際宇宙ステーションへ物資を運ぶ宇宙輸送船「こうのとり8号」が打上げ中止になった。原因は宇宙船を載せたH2Bロケット発射台で火災が起きたことによるが、その原因や機体への調査はこれからという。火災による打上げ中止は初めてというが、物資が安全に届くことを願っている。

 今日は「宇宙の日」。27年前の1992(平成4)年のこの日、毛利 衛さんが日本人として初めてスペースシャトルで宇宙飛行した日。長い年月が過ぎたように思っていたが、宇宙の時間からすれば点ほどにしかならない。「地球は青かった」のガガーリンは1961年に地球上で初めて大気圏外飛行した。あれから半世紀以上、太陽系の謎が明かされるのはいつだろう。

 宇宙の日の今日、目にしたニュース。太陽系外惑星の大気中に水蒸気が存在することを見つけたと、良く目にする英科学誌ネイチャーに発表されたという。論文によると、この惑星は「K2-18b」(写真は想像図)で質量は地球の2倍、液体の水が存在出来る空間にある恒星の周りを公転しているという。暗黒の彼方の見えない星の謎解きは続く。
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自然災害

2019年09月11日 | 自然 季節

 立春(2月4日)から数えて210日は今月1日、そして今日は220日、イネの育つ時期で台風襲来の時期に当たることから、農家では厄日として警戒をする。最近はイネの刈り取り時期に当たり、昔の暦とは多少の変わりがあるようだ。地球環境の悪化で台風に劣らない降水量をもたらす線状降水帯という新たな厄の主が登場し困らせている。

 勤め人の家に育った私には農家の厄日と言われる日の経験はまったくない。しかし、遊びまわっていた稲田の周りは稲刈が終わるまでは足を踏み入れることは無かった。干された稲がはぜごと倒れ、今でいえば悲惨な姿を何度か見ている。思えば当時はすべての農作業が人力と家畜の共同作業、厄を避けたい気持ちはわかる。

 記憶に残る大災害は阪神淡路と東日本の大震災。そのほか台風もいくつかある。なかでも名勝・錦帯橋を流失させたキジア、その翌年に通学路の橋を流失させたルースの両台風は直接足を奪われた台風だけに忘れない。現役中は台風が襲来すれば何度か呼び出し出勤、わが家の状況も気になるが、飯のタネが倒れたら大変、と言い聞かせたが、今は昔ばなし。風台風で工場の受電設備が塩害になりかけたとき、知恵者が散水で電力ストップを防いだ話など思い出もある。

 今日の厄日を忘れさせるような明け方の空は気持ち良く晴れていた。それに誘われた訳ではなかろうが、朝顔は夏が続いているように咲く。今日の市内の最高気温は33.5度、時期外れの高温も自然災害の一つかもしれない。そろそろ夏仕舞いをしたいのだが暑さに押され先送りとした。さて内閣改造、失言や妄言でなく国民のためになる政治改革への大きな風を吹かせて欲しい。
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