日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

秋晴れの日

2019年09月10日 | 陶芸

 関東周辺では台風15号の襲来で甚大な被害が発生したした。被災された皆様に心またお見舞い申し上げます。朝の通勤通学の時間帯にあたり、その混雑映像には目を見張った。どの混雑場所も整然とした列を保って流れていく光景に、日本のすばらしさを感じた。長蛇の列を否定する書き込みもあるが、勤勉で戦後復興とげた伝統が続いていると、何か安堵した。

 最近の自然災害を思うと日本周辺が亜熱帯化しているのではという疑問を持つ。雨のたびに数十年に1度の降雨量となる「大雨の特別傾警報」発令される。線状降水帯もしっかり脳に刻み込んだ。原因が温暖化であるならば待ったなしの時に来ている。自国一辺倒では改善できないことを指導者は世界に改めて問うて欲しい。

 そんな世情ではあるが、今日の瀬戸内海上空は秋らしい空模様だった。銭壺山の県営施設から眺めるそんな光景を「日さぶりに」という陶芸仲間の声がする。四国の連なる山も良く見え何人もシャッターを押す。写真を見ながら「この辺りが石鎚山」と教えられた。約90㌔離れている石鎚山、撮りたいといつもカメラ携帯の長老は欠席、残念だろう。

 秋は瀬戸内海の上空だけではない。施設を囲む木々の葉も少し色好き初めており、セミの声は全く聞かれず海抜500㍍を感じさせる。亜熱帯などといいながらここには四季を思わせるいくつかが目にはいり、ほっとする。掲載の写真は小さく見えにくいが、中央上部あたりに微小な点がある、これは米軍の戦闘機2機。米軍機の飛行は日常茶飯事の事ではあるが、偶然とはいえ何か思いとは外れた1枚とになった。
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2%と25%の表現

2019年09月09日 | 社会 政治

 消費税の増税がそこまで近づいてきた。報道では8%と10%の扱い方で売る側に未設定の部分があるようで、増税開始で客と売り側で混乱が起きないか、無関係ながら気にしている。そもそも選挙目当の、弱者を守るという軽減税率が混乱の原因の一つになっている。さらに、景気への影響緩和というポイントもそうだ。ポイントは来年6月までだが。

 先日、「今は100円の買い物で8円の消費税、10月からはこれが10円になる、いくらアップする」と聞かれた。ちょっと人を食ったような問いだが「2円」と答える。続けての質問は「2円は何%のアップになる」。ひといき置いて「8円に対し25%」と答えてハット気づいた。税率は2%アップだがそれによる支払増は25%アップ、税額のアップ率で消費税について考えたことは無かった。

 そんなことは先刻承知という人は多かろうが、報道の中で税額のアップを指した意見を私はまだ見聞きしていなかった。それだけに「2%だから何とかしよう」と思いながら年金支給日に考えていた。簡単に税率2%アップと口にするが、それが家計に及ぼす影響がいかに高いかがわかる表現方法だと知った。

 「増税間地!お買い求めはお早めに!!」、こんなビラが店内にぶら下がっている。店の親切心からと思いながら苦笑しつつ記念に撮った。ビラの効果を店員に聞くと答えは苦笑だった。消費税5%から8%アップの時は日本経済は大幅に落ち込んだ。税額でいえば60%の増額、そりゃあ落ち込む。今回増税の多くがばらまきに回る、日本の財政立て直しと福祉充実はいつになるのか。
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養護先生の力

2019年09月08日 | エッセイサロン
2019年09月08日 中国新聞セレクト「ひといき」掲載

 朝、小学生の登校がピークになる時間、玄関を出て元気な姿を見る。家の前は裏通りの小さなつじだが、3方向から児童の列が合流して表通りへ向かう地点になっている。
 それがある時、外に出てみたら、複数の高学年の女児がしゃがんで大きな声を出していた。その中心で男児が横たわっていた。
 裏通りでも車は多い。急ぎ駆け寄ると、男児に音識はあり、ほっとした。
 訳を聞くと、ふざけ合っていて、誰かの手荷物が当たり倒れたという。
  「どこか痛いか」
  「耳の中が痛い」
 私は「養護の先生に連絡しなさい」と児童たちに言った。女児の一人が「分かりました」と答え、皆で男児を立たせて表通りへ向かった。
  「養護の先生」と言ったのには理由がある。養護教諭のいる良い光景を覚えているからだ。
 何年か前、わが家の前で自転車の女児が転倒した。口から出血していたのでお世話させてもらった。その子の家族には連絡がつかなかった。小学校に連絡すると、校長と養護教諭がすぐ駆け付けた。それまで女児はめそめそしていたが、養護教諭が声を掛けた瞬間、大きな声で泣きだした。
 これこそ先生の力だと思い知った。教諭は口中を確認し 「歯科医に相談します」と言って頭を下げられた。女児と手をつなぎ、学校へ戻っていったI。
 翌朝、また児童の元気な姿を見た。私もまた元気をもらった。   
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ヒヤリ・ハット

2019年09月07日 | 生活・ニュース
 
 交通事故に占める高齢者の割合が高いことから高齢者への安全運転と免許返納の呼びかけが厳しい。厳しさは甘んじて受けなければならない。アクセルとブレーキの踏み間違いが多く報じられる。既存の車にこの間違いを防止する装置がある。助成制度を設け取り付けを推奨している自治体もある。悲惨な事故防止策の一つかもしれない。

 しかし、事故は装置改善だけでは防止に繋がらない。それは運転する者の安全運転や法令順守などに対する自覚が欠けていると装置は作動しないことがある。先日も一方通行の通りで私は右側を歩いていた。左側通行の自転車が正面からくる。どちらも少しよけ合いすれ違う時、白の大型ボックスカーが相当なスピードで自転車を追い越した。

 驚いた自転車の人(女性)は飛び降りた。何とか転倒は免れたが車は減速もなく通り過ぎた。追越をしたすぐ手前には速度30㌔を示す黄色の大きな文字が書かれており、道路状況を全く考えていない暴走に近く、車種などから運転は高齢者ではないと思った。

 高齢者運転の交通事故は毎日のように報道される。報道に接すると、当該者は運転を止めたくても止められない事情があり事故を起こし気の毒だと思うことある。思うだけでなく、その原因を我が身に置き換え、爾後の運転で心掛けるようにしている。高校出て10数年間の三交替勤務で身についた「ヒヤリ・ハット」を活かす習性だと思う。免許返納もそれほど先ではないだろうと思えばこれからも無事故で運転したい。
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手入れなし 遊歩道3

2019年09月06日 | 地域

 錦川に架かるJR岩徳線の鉄橋は名勝・錦帯橋から約1㌔下流にある。この鉄橋からさらに下流に愛宕橋がある。鉄橋から愛宕橋まで約1㌔、錦川の流れに沿って巾2㍍ほどの歩道がある。車道との分離帯もあり正式な名称は分からないが勝手に遊歩道と呼んでいる。

 1㌔ほどの遊歩道を錦川の流れに沿って歩く。右に清流、日頃は穏やかにゆるりと瀬戸内海へ流れていく。遊歩道の途中に大企業の企業用水の取水口が2か所あることからも清流が伺える。左側には個人菜園や60数年前に出来た自動車学校がある。ここで50数年前に免許取得した。さらに下ると河川敷広場がある。児童らのソフト、軟式野球、子どもの遊ぶ姿で賑わっている。

 さて、遊歩道、歩車分離だが、車は工事でもないかぎり菜園に通う軽トラくらい。遊歩道の右には中州があり、四季折々の野鳥が飛び交い草花も楽しめた。秋のススキはみごとでアマチュアカメラマンもよく見かけた。ところが最近の中州は、雑木が茂り雑草は伸び放題でかっての散歩を楽しむ中州は消えた。定期的に実施されていた浚渫が行われないことが原因と思う。
 
 それに合わせ、遊歩道へ背丈以上に伸びた雑草やかずらなどが進出し、人を拒むようになった。かっては、1年を通した分離帯の花の手入れや雑草処理をされる人がいて、行きかう人も多かった。名前も知らぬ人との立ち話しなど楽しんだことが懐かしい。洪水でも起きなければ安全な遊歩道、完成当時は錦帯橋まで延伸すると聞いていた。さて、この遊歩道いつまで楽しめるか。
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高齢化 遊歩道2

2019年09月05日 | 地域

 
 錦川沿いに遊歩道がある。愛宕橋の下がその下流の終点になる。その付近にかってはゲートボール場が2面あった。勤め終えたロープウエーのゴンドラを活用したり、小屋を建てたりと備えがあった。雑草はゲームの邪魔になることもあるからだろう、いつもきれいに除かれて整備されていた。ゲームを楽しむ人は、遊歩道を通るたびに見かけ多い時には30人くらいの記憶がある。

 世の移り変わりに合わせるかのように、ゲートボール場のすぐ近くでグランド・ゴルフが始まった。すると次第にゲートボールを楽しむ人の姿が減りはじめ、1面はすぐに雑草に覆われた。やがて残る1面の人影もまばらになり、雑草でロープウエーや小屋の姿が隠されるのにそれほどの時間は掛からなかった。立ち見していると仲間入りを誘われたこともある広場は姿を消した。

 日本の人口減少と高齢化率、嬉しいことではないが世界のトップ水準という。高齢化を狙って外国の介助企業が日本進出を計画していると新聞の特集記事になっている。市内の高齢化率は右上がり、市全体で30%半ば、地域によってはもっと高いだろう。年少化率も右下がりで12%ほど、人口減少も激しく二つの割合は次第に開いている。

 地域で開かれる大会関係のニュース写真では賑やかさを感じるが、最近のゲート・ボールの練習風景、スタート時に比べれば人数が少なくなっているように思う。この現象も押し寄せる高齢化の一端だろうか。伸びた雑草の奥にゴンドラの上半分が見える。城山の麓から山頂まで大勢の観光で訪れた人を運んだゴンドラ、あのまま朽ちていくのだろうか。 
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秋の空 遊歩道1

2019年09月04日 | 地域

 暑さがおさまるという処暑も二百十日も過ぎたが、本格的な秋を感じさせるのは虫の鳴き声だけ。湿度は高く気温は夏日の日も多くまだ秋の実感はさほど感じない。ど言いながらも、夜明けどきの外気には肌寒さを感じることもある。そうした朝は気温も湿度も下がっており空は高く澄んでいる。

 市内北部の人は「最近は朝の気温が20度を下回ることもある」と話す。そんな日は、涼しいや肌寒いとは違い1枚まとうという。市街地との気候差を感じる。その地は四季を通して何度も訪ねており、車載温度計で街中より3から4度くらい気温の低いことを経験している。

 「女心と秋の空」とも「男心と秋の空」ともいわれる秋の空は変わりやすいものということを表す。どのくらい変わりやすいか、ことわざ集によると「秋の日和と女の心日に七度変わる」と載っている。そんな経験を持ち合わせないので証明はできないが、ことわざには教訓と風刺が込められているというから、真実の一端かもしれない。

 川沿いの遊歩道沿いに河川敷広場がある。中央部には少し足跡が残っているが、周囲は雑草が囲み中央部向かっているように見える。その上空、澄んだ青空を眺めていると、いろいろな形をした雲が急ぎ足のように通り過ぎる。ことわざにある秋の空だと教えられる。野球用移動バックネットが忙しかった夏を思い出すようにたたずんでいる。ちょっと秋のもの寂しさを感じさせる。
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台風の名前

2019年09月03日 | 自然 季節

 台風13と14号が連続発生し、さらに台風に成長するらしい雲の塊が複数太平洋上にある。台風二つの勢力は今はさほどでもないが、日本近海へ接近するにつけ勢いを増すのがこれまでの定石、そうならないことを願うしかない。台風が近づくと夫婦で被害の無いことを祈願するため産土神へ参拝される夫婦がある。その効果に期待している。

 米国では超大型ハリケーン「ドリアン」がハバマ上陸の後、フロリダ半島に進路をとっているようだ。最大風速80㍍以上、瞬間では100㍍を超えるという。5段階で最も強い「カテゴリー5」に分類され100万人に対し避難勧告が出ている。ハリケーンは号数でなく名前がついている。日本も昔は米国女性の名前で台風を呼んだ。1950(昭和25)年9月に錦帯橋が流失したそれはキジアだった。

 日本では毎年1月1日以降に最も早く発生した台風を「台風1号」とし、発生順に番号を付けている。2000(平成12)年から北西太平洋又は南シナ海で発生する台風には領域内で用いる固有の名前を付けることになっている。加盟国14加盟国があらかじめ用意した140個の名前を順に用いる。

 日本は何れも星座で「テンビン(登録番号5、以下14繰り下げ)」「ヤギ」「ウサギ」「カジキ」「カンムリ」「クジラ」「コグマ」「コンパス」「トカゲ」「ハト」の10個。ちなみに13号は「レンレン(少女の名前 香港)、14号は「カジキ:かじき座 日本)となっている。今年の発生数は1,2,6の各月が各1個、7月4で8月5個、今月2個の計14個、さて異常気象が定説の地球上、どうなるのだろうか。
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DeNAを追い抜け

2019年09月02日 | 生活・ニュース

 購読紙のスポーツ面。「大阪16強 全米OP 15歳新星に見せた経験の差 女王の優しさ敗者包む」これはテニスの全米オープン第6日目を報じる見出し。21歳の大阪なおみの戦績と敗れた対戦相手に対する広い視野を報じている。インタビューの様子が世界に流れ、多くのコメントが、大阪の強さと優しい心遣いに賛辞を送っている。

 かたやプロ野球。「巨人マジック消滅」は黒地白抜きの2段組。で3位カープに勝機ありかと思いきや「上位決戦コイ昇れず GとDeNA6連戦負け越し」、おまけに「4位阪神と2差」と載っている。DeNAが勝利したからとはいえ、巨人のマジックを消滅させた阪神への敬意かもしれない。

 現在カープは126試合62勝61敗3引き分けで勝率5割4厘、トップ巨人とのゲーム差7.5。カープは残り17試合、CSクリンチナンバー12で自力進出が可能な位置にいるが、3連覇へ全力を振り絞っていた昨年の姿が見えないのが気になる。2位DeNAはカープに3.5ゲーム差をつけ、残り18試合で12勝すればCS戦、4位阪神は残り20試合で19勝がCS戦への切符となる。

 明日からヤクルト、阪神、中日と各3連戦、そのあと巨人、ヤクルト、中日と各2試合、阪神、DeNAと各1試合残っている。記者の目ではこう書いている。「広島の背後に迫る阪神の息遣いが聞こえるから全力で2位を追え。逆転へ加速するDeNAを追い越すことが出来れば、きっと本気で日本一を語れる日がやって来る。そのためには目標を見失ったような試合はするな」と結んでいる。
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ねんどの日

2019年09月01日 | 陶芸

 毎日訪問するブログで毎月初めに思うことがある。ある人は「今年が何カ月過ぎた」、次の人は「今年は早くも三分の二終わった」、もう一人の人は「今年も残り三分の一になった」という月初めの書き出し。続けて、前日までの反省と今年の残余への計画書かれる。つまり毎月初めは「振り返りの日」と決められているようで月初めというポイントは最適だろう。

 そんな今日は誰もが知ってる「防災の日」、全国規模でその徹底などの推進が図られる。1923(大正2)年の今日、関東地方をマグニチュード7.9の大地震が襲った。この日を忘れない、災害に備えようという主旨で制定された。最近は地震に加えて大雨による災害が頻発、これへの備えも欠かせない。

 何の日、と眺めていたら「ねんどの日」とある。ちょっと苦しそうだが今日を「9(ク)」「0(レ)」「1(イ)」とし英語の「clay(クレイ)」と読む語呂合わせという。clayは英語で粘土。同好会の陶芸クラブに加入していなければここに書くこともないだろう些事、たぶん見落としていただろうと思う。

 粘土は水を加えると柔らかくなり粘性が高まる。そのまま放置すると硬くなり、これに熱を加えると強固なものになる。柔らかくても思い通りの形に出来ないと悩む12年目で教室の度に反省しきりだ。クラブも今月から2学期、新たに取り組もう。粘土の様に柔軟な姿勢でも決まれば固い信念、こんな人物もいいかもしれない。
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