飼い殺しができない競争社会、アイドル飼い殺しの歴史に幕をおろしたAKB48と地下アイドル（ナッキー）

飼い殺しができない競争社会、アイドル飼い殺しの歴史に幕をおろしたAKB48と地下アイドル（ナッキー）

80年代、アイドルのオーディションを取材したミニコミを熱心に読んでいました。

そこで、気がついたこと。
ミニコミの取材記者が、高く評価しているアイドル候補が、デビューしない。

それから、注意深く、どの子がどのプロダクションにスカウトされたか、読むようになりました。
そして、私が得た推論は、以下の通り。

プロダクションＡは、西野未姫（仮名）と小嶋真子（仮名）の2名をオーディションでスカウトする。
歌手デビューさせるのは、一人だけ。
だけど、2人とも雇用を続ける。その理由は、2人ともあまりに魅力的なため。

西野未姫（仮名）をデビューさせて、小嶋真子（仮名）を雇い続けないと、小嶋真子（仮名）が他のプロダクションからデビュー(する可能性は少ないが万が一デビュー）して、西野未姫（仮名）の脅威になるといけない。

小嶋真子（仮名）をデビューさせて、西野未姫（仮名）を雇い続けないと、西野未姫（仮名）が他のプロダクションからデビュー(する可能性は少ないが万が一デビュー）して、小嶋真子（仮名）の脅威になるといけない。

飼い殺しである。

AKB48のメンバー数だけでなく、あまりに数が多くなりすぎてアイドリアンでも把握できない現代のアイドル界は、

競争社会なので、少なくても飼い殺しにされることはない、アイドルにとっては幸せな時代だと思います。

もし、飼い殺しにされるようなことがあったら、そのグループをやめて、他のグループを受け直し、センターを目指せばよい。

昔のアイドルは数が少なく、「飼い殺しにされているのかもしれない」と疑っているアイドル候補生に、事務所を辞めるより続ける方が、アイドル（芸能人）になれる可能性が高いと（プロダクションが本人を）納得させることができた。

出番の少ないAKB48メンバーは、
アイドルを目指す人は、AKB48を辞めて、他のアイドルグループで活躍するか、ソロを目指せばよいし、
アイドルを目指していない人は、AKB48で将来のための勉強や人脈作りをすればよく、自分にとってAKB48に価値がなくなれば辞めればよい。

ナッキー