発泡山軽便鉄道 雑記帳

鉄道模型(主に猫屋線)をいじりながら、風景・鉄道写真などを中心に気ままにアップしている、とりとめないブログです。

年明け改造(1)

2023年01月09日 | 猫屋線(改造)

年越し改造で電車化した元キハ184が、結構うまくいった(自画自賛)のに味を占め、引き続き電車化改造にいそしむことに。

対象はこれ。

キハ17とホハフ110の車体を利用し、MTユニットの2両編成化電車を作るもの。

軽便鉄道の電車でユニットの電車なんか、下津井のメリーベル号と三重交通の3車体連接車ぐらいしか思いつかないが、架空の世界に生きる模型なら想像力の産物で生み出せる。

単行+客車にすることも考えたが、その形態は気動車軍団に任せるとし、電車はあえて2両ユニットとした。車体形状が全く同じなのもユニット化をそそる。

電車化するにあたっての最大の難関が「パンタ台」。

前回のキハ184同様、改造種車は1両しかない。

今回は、パンタ台を供出する車両はこいつ。

そう、バケット急行のデハ56。

こちらも屋根板だけ外れる。この屋根板を

この部分だけカットし、電車化する方の屋根を切り取ってはめ入れようとしたのだが、、、

この部分をまっすぐカットするだけで至難の業。ただ切り出す方は、カットした後にやすり掛けなどで修正ができるが、屋根を切り抜く方は、下手したら屋根がズタボロになる。

ならば、、、と言うわけでこうしてみた。

そう、屋根に屋根を載せる二重屋根構造。通風機を撤去し、その上に載せると、屋根のカーブがほぼ一致しており、ランボードを生かす形で載せれば違和感は少ないと判断。

ただそうなると、載せるほうはきちんとした長方形の底面を持つことになり、また載せるほうも位置決めをしっかりしないとパンタが載った時に、「何かおかしい」感じになってしまう。

パンタの取り付け足が長いので、そのままつけるとパンタ台が浮いてしまうので、取り付け足は、穴の部分でカット、パンタ台と屋根が密着するようにする。

取り付けるほうの屋根には、

マスキングテープで載せる位置を。端に寄せすぎると、パンタを畳んだ際に車体端から飛び出てしまう。

そしてランボード部分を、上面黒、側面茶色で塗装後(撮影忘れた)、屋根にセッティング。

ほぼ無塗装なので、後付け感が凄いが、最終的にはウエザリングマスターで着色する。

そしてお気づきとは思うが、土壇場で「後パン」仕様に変更。

通常なら「前パン」仕様にするのが定石だと思うけど、「2両ユニット」を考えた場合、「後パン」にする方が格好がいい気がする。

車内装飾に手間取っているので、今はまだどちらにでもできるが、最終的に運転台面は車体に接着するつもりなので、車内装飾が出来上がった時点で、最終判断を下そう。

床下はそっくりデハ56・クハ6と入れ替えてある。

で、車内装飾、思わぬ(?)事態が発生したため、現在苦戦中。