久々にストラクチャー増備。
半年ほど前だったか、悪の殿堂で偶然見つけたこいつをようやく開封。
津川洋行の一品。
HOスケールの建物、と言うことでとりあえず買ってしまったもの。
平屋にも2階建てにもなるという、なかなかの優れもの、、、?
組み立て自体はプラ板を組んでいくだけだから、ペーパーキットほど複雑ではない(はず)。
しかし、小細工をしていたら結構時間がかかってしまった。
説明書を見ると、
まず壁を組み立てて家状にした後、塗装して出来上がり、と言うことらしいが、単色で全塗装するならいざ知らず、窓枠や扉などに色差ししていこうとするなら、組み立てる前に塗装した方が楽なのは一目瞭然。
壁になるパーツは、
側面。成型色が茶色だから、このまま使っても問題はないのだが、、、。
左側は、内側。ちょうど1階と2階の境界部分に溝が掘ってあり、平屋の場合は、上側をカット。ただそうすると正面が2段屋根構造になるため、平屋と言うには、、、。
さらに問題なのが、
1階と2階の正面パーツ。
2階が窓だけと言うのはまだしも、1階の入り口は、全引き戸方式と言う和風店舗形式。しかも厄介なことに、1階のパーツはこれしかなく、組み立てたら最後、食堂系店舗にしか使えない。
そしてこのまま組み立てたら、味もそっけもない建築物になるのは間違いないので、装飾を施すことに。
まず窓枠・扉部分を白系で着色した上で、再度その部分にマスキングし、残りの壁を着色。
右側の内側より、少し薄い程度。本当は、黒系統にしようかと思っていたのだが、スプレーの在庫がなく断念。
左側2枚の正面パーツは、側面や背面より少し濃い目の茶色に。右側は、初登場の裏面。
正面入り口のたくさんある引き戸は、白く塗った3枚だけ使うようにして(?)、あとは壁面と同じ塗装に。
1階と2階にある窓袋(雨戸袋?)部分は、そのままだと白一色で芸がないので、プラ板で埋めてちょっと一工夫。
そして内側から貼り付ける窓ガラスパーツも、
マスキングテープを使って、一工夫。
この状態で白色を吹き付け、窓ガラス完成。
乾燥後の窓をマスキングをはがして貼り付けると、
ここまでするのに、結構時間がかかりました。
これを組み立てると、、、
このキットには、屋根上につける看板もあるのだが、看板ステッカーが不十分なため、今回は設置見送り。
屋根を赤色系に塗ったのは、駅舎に揃えました。
ここまでしたら、2000円のプラキットのイメージを少しはアップデートできたか。