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てらまち・ねっと



 11月2日(水)に山県市の臨時議会がありました。
 まず、前編としてアスベスト関係の報告をします。
 明日は、後編として、市長や議員の手当ての便乗引き上げのことを報告する予定にします。(11月4日掲載済み

◆ 高富中学校の改築(新築)工事完了に伴って旧校舎の解体がされます。
 旧校舎の一部にアスベストが使用されており、その撤去費用2054万2千円が補正予算として計上され、可決されました。
 9月議会で経費を補正しての詳しい調査の結果、給食棟の天井(0.2%含有)と、西校舎(階段2.3%含有、機械室2.1%含有)に使われており、処置方法が決まってきたものです。
 撤去工事の際の被覆部分の面積は、西校舎8452平米、食堂1514平米。
 排出物は、被覆のビニールなど含めて4トンダンプ3から4台分約20立米が見込まれています(下の写真を最大に拡大したとき読める右上の工程スケジュールの5行目には「石綿含有建材撤去・・/日」とあります。が、この「全量で約20立米」とは現場での工事責任者の説明です)。
 この排出物は特別管理産業廃棄物であるところ、特別管理産業廃棄物の処分場は岐阜県内に無いので、愛知県内の処分場まで運ぶようです。
 
(写真をクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大)
写真は、先日行われた周辺の皆さんへの説明会の資料です(周知が不徹底との声あり)。校舎全体の撤去工事期間は年度末ですが、アスベスト関係は11月14日から12月10日まで。


◆ 9月議会で補正予算がついていた、市内の公共施設のアスベストの第一次調査結果がまとまりました。
 市の公共施設全体で82施設158カ所を図面または目視で調べた結果として、30施設112カ所にアスベストの可能性があり、それに対応して、次の詳しい調査の予算705万6千円が計上され、可決されました。早急に調査に入り、来月には結果の見込み。
 小中学校や公民館など。一部には階段なども。
   調査対象施設一覧表
◆ アスベストに関する山県市民相談窓口
  市環境衛生課 0581-22-6828
  市健康課   0581-22-6839

◆ 以上のことは、Webページにも掲載しました。
   11月2日の臨時議会報告のページ



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 紅葉の旅の⑥。
 この日は、まず、福島市内から 磐梯吾妻(ばんだいあづま)スカイライン にはいりました。福島市内からすぐ近くなのに驚きました(10月29日)。
 なお、このスカイラインは磐梯山までは行かず、吾妻山塊を回っています。
磐梯吾妻スカイライン
(どの写真もクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大)

 

 スカイラインは、中腹が紅葉でした。赤も混ざった結構いいところ。残念なのは、この登りの間、曇りだったこと。
  

 驚いたのは、上部にあざやかな赤の紅葉がある、と思って登っていったら、ふんだんに実をつけたナナカマドの樹がいっぱい。これを紅い紅葉と見間違えていたらしいのです。
 中腹が紅葉の適期、すると上部はふつうなら枯れ木の山です。が、ここは、ナナカマドの実の「擬似・紅葉」で2度楽しめます。
 ナナカマドは赤い葉の紅葉で貢献し、実の赤で貢献している。そして、針葉樹類の緑とのマッチ。初めてこの構図を認識しました。
 なお、前日の夜各地の山に冠雪したことは、この日の夜のテレビニュースで知りました。
 また、検索したら、この地域の解説に、「ナナカマド、ツタウルシ、カエデの赤やブナやナラの黄色を引き立てているのが、点在する松など常緑樹の緑なのです」とあるのを知りました。

続いて、南側に続く安達太良山の東山ろくへ

 スカイラインから磐梯山方面に行かず、東山ろくへ向かいました。朝のNHKはこの山ろくの「湯川渓谷が紅葉の満開」、と伝えていました。
 モミジやウルシの赤が多いこの山塊、紅葉を楽しむには絶好と感じました。
 今度、こちら方面に来る機会があれば、スカイラインからこの一帯で一泊して、是非、ゆっくりとまわりたい、これが実感です。
湯川渓谷の地図


 この日の後半は裏日光を抜けました。ここは、隠れた絶好の紅葉の広大なスポット。表日光・中禅寺湖側がラッシュの賑わいなのに比して、車もほとんど来ません。次回にお伝えします。
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 今回の東北・紅葉の旅を
 次に進むには 11月4日
 スタートから順に見るには 10月25日


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 京都府内にもフェロシルトがうめたられたことが先日明らかになりました。
 続いて、愛知県豊田市でも新たに発覚。
 岐阜県土岐市泉町では報告の7倍の約3万トンと判明しました。 

● 京都府内
 京都府内でもフェロシルト・埋め立てが明らかになりました。
2001年中に埋め立てに使われたとのこと。約72万トンのうち、約5万6千トン。
 「石原産業の経営企画管理本部長は『加茂町で使用されたフェロシルトは不正混入前の製品とみられる』と話している」と報道されています。
 これって、おかしくない??

 三重県のリサイクル認定が2002年。この認定以降「堂々と埋め立てに使うことが容認」された訳です。石原産業は「不正混入以前だから」と問題をごまかしたいのだろうけれど、私たちから見れば、百歩譲ったとしても、「産廃の不法投棄行為」に何らかわりはありません。

 なんと悪質な企業論理。

   2005年10月25日・朝日
フェロシルト、5万6000トン埋設 京都・加茂町のゴルフ場
「化学メーカー石原産業(大阪市西区)の土壌埋め戻し材「フェロシルト」が埋設された土地から環境基準を超える有害な六価クロムが検出された問題で、愛知、岐阜、三重県と京都府で販売されたフェロシルト計約72万トンのうち、約5万6千トンが同府加茂町のゴルフ場で使われていることがわかった。石原産業は、土壌調査で六価クロムは環境基準を下回っていたとしているが、「ゴルフ場側と協議した上で、可能な限り自主回収する」としている。
 加茂町と石原産業によると、加茂町高去のゴルフ場「加茂カントリークラブ」で、01年10月にコースの改造工事をする際、約5万6千トンが土中に埋められた。工事は同年12月で終わった。
 今月2日に同ゴルフ場主催の地元説明会があり、住民は全面撤去を要求。この席で、同社は自主回収する方針を明らかにした。住民は3日に、町は14日に同ゴルフ場に対し、全面撤去を求める申入書を提出している。町産業生活課は「住民が安心して生活を送れるよう全面撤去を申し入れた。今後は府と協議しながら進めていきたい」としている。
 フェロシルトをめぐっては、愛知、三重、岐阜の3県で埋設された土壌から六価クロムなどの有害物質が検出されている。同社によると、四日市工場で02年1月以降、酸性の廃水がフェロシルトに不正に混入されていたことが内部調査で判明している。
 石原産業の炭野泰男・取締役経営企画管理本部長は「加茂町で使用されたフェロシルトは不正混入前の製品とみられる」と話している。」


● 愛知県豊田市
 11月2日の豊田市の発表では、豊田市内に一ヶ所、新たにフェロシルトが埋設されていることが石原産業から伝えられた、といいます。市が搬入業者に確認したら2003年9月ごろ800から1000トンを運んだ、ということです。
 豊田市内では3カ所目。

● 岐阜県土岐市
 岐阜県土岐市泉町で埋め立てられた量につき、当初報告の約4000トンの7倍を越す約3万トンであることが石原産業からの報告で、2日、明らかになりました。
 石原産業の言い分は「岐阜県では業者による転売があり、掌握し切れていない部分がある。転売しないよう指導してきたつもり。」
 土岐市内では2ヵ所が明らかになっています。

 量の概ねの確定すら、まだまだ先になりそう。

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