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てらまち・ねっと



 紅葉の旅の⑦です。
 午前の磐梯吾妻スカイラインを経て、この日は、日光周辺へ向かいました。西那須ICで東北自動車道を降りて、日塩もみじラインをとおり、日光・男体山の北になる栗山村・川俣温泉から日光・戦場ヶ原への林道を上がって、金精峠から沼田を経て群馬県渋川泊まりになりました(10月29日)。
日塩もみじライン
(どの写真もクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大)

  
 日塩もみじラインは、北は黄色の紅葉、南はもみじ中心。時期が多少ずれても、どこかは見ごろに当たります。ただ、車も多い。

栗山村・川俣温泉から日光・戦場ヶ原への林道へ
  

 上の写真は、(左)上り口の谷スジ、(中)中腹、(上部から)。
 裏日光まで紅葉に来る人は限られています。栗山村・川俣温泉の一番奥の夫婦淵温泉は、以前泊まりましたが、谷スジに広い混浴露天風呂がいくつも配置される豪快な温泉でした。
 川俣温泉から北への林道を湯西川温泉に抜ける林道も広大な原野で紅葉は素敵です。が、赤が幾分少ない。今回、時間が既に午後もだいぶ過ぎているので、ここから南へ上がる林道だけにしました。
 こちら方面に来たときは、必ず通るようにしている広大な絶好のスポット。車の足回りに自信の無い方は遠慮した方が無難です。
 ただ、この日は、ときどき霧雨が散るような天気なので、いい写真がなく、うまく伝えられないのが残念です。

この日の蕎麦。栗山村の蕎麦・温泉民宿 まごころ
 
 今回、初の「新そば」。やっぱり、香、あまみ、味もいい。品のあるそば。
温泉スタンドのすぐ手前にあります。
林道を登る前に食べました。

 そば22年、民宿17年、という自信。おかみさんは、私たちにそばを出してくれて、その後は、夜の民宿の準備があるのでとノレンを降ろし、玄関にカーテンを引きました。


戦場ヶ原から金精峠に上がり、片品村から老神温泉を経て、沼田に出る手前。
白沢村の「清水十訓 そば陣」
 
 田舎そばを食べました。素朴で食べ応えがありました。
 これでもう、この日の夜の食事は済み。
 トータル、朝、昼、夜で「そば・2食」でした。紅葉を満腹したから。
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 ps この部分のみ11月9日にテレビ放送を見て追加してみました 日塩(にちえん)もみじラインなど紅葉番組・テレビ東京
 番組は10月27日の日塩と表示しています。私たちの2日前の録画。
 納得できる映像ですね。

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 紅葉を 次に進むには
 今回の東北・紅葉の旅をスタートから順に見るには 10月25日


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2005年11月2日(水) 「平成17年第3回山県市議会臨時会」
 とんでもない議案が提案され、賛成多数で可決されました。
 議案は、
① 山県市議会議員の報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正す条例について
② 山県市常勤の特別職職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について
③ 山県市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について
④ 平成17年度山県市一般会計補正予算(第5号)
⑤ 高富中学校校舎改築事業 建築主体工事請負契約の変更について

 公務員給与の引き下げはもっともとして、国や県の指導で首長ら三役に議員も(便乗)引き上げするというのです。
 アスベスト材撤去の関係で臨時議会が開かれた当市は、もっとも早く審議した方(総務部長答弁)のようですから、全国の状況や、みなさんの意見を聞きたいと情報発信します。

◆③ 山県市職員の給与に関する条例の改正案
 人事院勧告による国に全て準じた処置として、市長は基本線を次のように提案しました。
・扶養手当 月額13500円をから13000円に引き下げる
・勤勉手当 年間で100分の5引き上げ、勤勉手当基礎額の100分の445とする。(簡単にいうと年間のボーナスを給与等の「4.45カ月分」にする)
・給与表  一律に0.3%引き下げる

 というものです。
 これを総合的に見ると、最終的には、職員に支払う額を減らす改正案です。
 国家公務員の給与等の引き下げに準じて地方公務員も下げる、という改正案。私は、今の時勢、国民の皆さんや職員の理解は得られるものと思います。
 ところが、市長や議員の分も改正。
 しかし、これは丸まる引き上げです。
 なぜかという、一般の職員は「基礎給与を引き下げ」つつ「ボーナスを引き上げる」、最終の収支として減額になる、という改正。
 これに対して、市長や議員の「基礎額は変更せず」に「ボーナスを引き上げる」という改正。つまり、便乗引き上げ以外の何ものでもありません。
 しかも、市長は、国や県の指導でそうする、というのです。
 地方分権の時代、何と主体性のない、そして国や県はいつも「今は、市町村に対して『指導』という言い方や対応はできない」、といっているのに、今回は何たること。
 私は、全国の自治体や首長、議会に、山県市とは違う判断の多様性があると確信します。が、とりあえず、「国や県の指導」と答弁するので、市民の皆さんに報告するとともに、全国にお知らせし、かつ、状況を知るために、ブログにのせます。

◆議場での質疑の一部の概要
◎ ③ 山県市職員の給与に関する条例の改正案
《問・寺町》 全て国に準じたと言うが、全国の自治体がそうなのか?
《答・総務部長》 12月1日施行のところ、給与のことなので専決でなく議会の議決でとの指導があった。全国のことは分からないが、周辺市に確認したところ、同様の方向のよう。ただ、M市は勤勉手当の上げはしない方向らしい。当市は、別の(アスベスト撤去議案の)関係で今日提案するので、多分一番早いケースだろう。
 
《問・寺町》 給与などは、通常4月にさかのぼって適用、と言うことが多い。今回、適用はさかのぼるのか。
《答・総務部長》 通常、給与など引き上げはさかのぼるが、不利益になる引き下げは、さかのぼらない。ただ、今回は、12月のボーナスの支給の分で差し引いて支給する。

◎ ② 山県市常勤の特別職職員の給与に関する条例改正
  ① 山県市議会議員の報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例改正

《問・寺町》 引き上げは報酬審議会を通したのか。
《答・総務部長》 条例で定める審議会の開催要件にあたらないから通していない。

《問・寺町》 審議会の開催要件に当たらないとしても、引き上げは審議会の意見を聞くべきことだ。
 市長ら三役や議員の関係の改正の必要の根拠はなにか。法律でもないし、人事院勧告にもないことだ。先の答弁でも準じないところもあるとおり「自治体の裁量」だ。
 職員は基礎額が下がるからボーナスの率を上げても、全体でマイナスだ。
しかし、基礎額を変更しないから、まるまる引き上げた。便乗値上げそのものだ。市民の理解が得られる訳がない。

《答・市長》 いわれることは分からん訳じゃない。
 市長や議員に勧告はないが、国や県から勧告のようにするようとの指導もあるからだ。

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 (採決) 最終的に、①の「議員」、②の「市長ら」の引き上げの議案には、私は反対しました(他は共産党議員が反対)。つまり、他の大部分の(自民党系議員+公明党議員)は、自分の分の引き上げにまで賛成しました。
 それで、改正案はどれも、市長提案のとおり可決。
 なお、③の「職員の引き下げ」には共産党議員のみが「反対」。

 【寺町のコメント】 言葉のコメントは必要ないですね。(当然、「アスベスト対策の費用は賛成だが」と注釈して、手当等増額の補正予算にも反対しまた)


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 フェロシルト問題を2つ。
● 今日11月4日は、三重県議会委員会が石原産業社長を呼びます。
 11月4日(金)  開始予定:13時00分  終了予定:17時00分
 三重県健康福祉環境森林常任委員会

 傍聴が定員を超えたら隣室でライブでみれるとか。
  もちろんインターネットでも 三重県議会の放映
 今、読んでいるこの時間がライブを済んだら、少し探してみてください。

 詳しくは、よろずやさん 11月3日
 今朝の毎日新聞東海版あるいは昨日の東京版では、「三重県は4日に同県議会が行う田村藤夫社長ら同社関係者4人の参考人招致を経たうえで、告発に踏み切るとみられる。・・・・三重県警は来週にも三重県からの告発を受けて強制捜査に着手し、一連の問題の全容解明に乗り出す」 とか。
   05/11/3毎日新聞東京版

● 会社に現地説明を求めました
 岐阜県土岐市鶴里で六価クロム・基準の64倍・岐阜県の調査を上回ったことは 10月31日のブログ で紹介しました。
 60倍超とは、特別管理産業廃棄物に分類される六価クロム濃度です。
 兼松さんと相談、現地で石原産業の説明を住民や市民団体にするよう要請することにしました。
 こういうときは、「配達証明+速達」郵便を利用。

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                          2005年10月31日
石原産業株式会社 
社長 田村 藤夫様

   放射能のゴミはいらない!市民ネット・岐阜
                    代表 兼松秀代
         くらし・しぜん・いのち 岐阜県民ネットワーク
                    代表 寺町 知正

土岐市鶴里町のフェロシルト搬入現場での説明会開催の申し入れ
 私たちは岐阜県内のフェロシルト撤去を目指す市民団体です。

 2005年10月31日、讀賣新聞は愛知県内のフェロシルト取扱業者が実施した検査で、岐阜県土岐市鶴里町のフェロシルトから土壌環境基準の64倍の六価クロムが検出されたと報道しました。【別添参照】
 64倍とは特別管理産業廃棄物として扱わなければならない基準(30倍)をはるか超えています。

 ところが現場のフェロシルトは野積みです。
風で飛散し、雨が降れば河川に流れ込み、地域の人々は六価クロムや他の産廃混入の影響におびえながら暮らしています。
 現地は別荘地として多数の人に販売され、地権者のうち残り1名が判明しないと調査ができないとの理由で、フェロシルトの量や範囲を特定するためのボーリングすら実施されていません。
 しかし新たな検査結果が判明した以上、製造元である石原産業は緊急な対策を取る責任があります。 
 現場での市民団体や住民らとの話し合いを11月10日(木)までに開催されますよう申し入れます。

勝手ながら、開催の日時、可否等、11月2日(水)までに、文書にて回答くださるようお願いいたします。
                                 以上
連絡先および回答先
        放射能のゴミはいらない!市民ネット・岐阜
               兼松秀代
                    (住所・電話 略)

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 なお、このことを報道した 10月31日読売
は、遠くないうちにリンク切れになるので、貴重な記事を紹介しておきます。

大手化学メーカー・石原産業による土壌埋め戻し材「フェロシルト」の不正製造問題で、フェロシルトを使って造成工事をした業者が、独自に愛知、岐阜県の埋め立て地の土壌分析を専門機関に依頼したところ、有害物質の六価クロムが最高で環境基準の64倍の値で検出されたことが30日、わかった。土壌の採取方法で誤差が生じることもあり、参考データに過ぎないが、東海3県で調査した23か所の中で最高の40倍を超えており、実際の数値が自治体の調査より高い可能性もある。
 独自調査は、フェロシルトを購入した愛知県内の業者が実施した。先月29日、埋め立て地6か所の計7地点から土壌を採取、分析機関の財団法人・東海技術センター(名古屋市)に依頼した。
 分析結果報告書によると、岐阜県土岐市鶴里町で環境基準(1リットルあたり0・05ミリ・グラム)の64倍の六価クロムを検出したほか、同県可児市久々利で22倍、同県瑞浪市稲津町で9・8倍に達した。愛知県瀬戸市北丘町では1地点が基準内だったが、もう1地点は11・8倍に上った。
 岐阜県の調査では、土岐市が24倍、可児市が15・2倍、瑞浪市が2・8倍で、六価クロムの濃度は独自調査の方が高かった。瀬戸市北丘町については、愛知県が調査した6地点はすべて基準内の数値を示した。
 東海3県で確認された埋め立て地26か所のうち、自治体が23か所を調査したが、濃度が最高だったのは瀬戸市広之田の40倍だった。この業者は「土岐市では地表の露出部分を採取した。フェロシルトは土と混ぜて埋めるので、地中から採取したものと濃度に違いが出るのではないか」と話している。

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このブログのフェロシルト関連記事をみるには、カテゴリー欄の「フェロシルト」をクリックしてください。

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