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てらまち・ねっと



 今シーズン最初の薪ストーブの火入れをしました。
 昨年からストーブの煙突あたりから雨漏りがするようになってきました。壁も伝います。バケツを煙突の下に置いたり・・・ 
 今年の春に一度コーキングを追加してもらいましたが、夏にはさらにひどく雨漏り。
 風呂用の温水器の下あたりも雨漏り。その下には階段があって、大雨の時はバケツか鍋。
 今回、家の全体を、大工さんや瓦屋さんに全部直してもらうことしました。
 ということで、今年は、薪ストーブを入れて初めて、20年ぶりに煙突の更新と煙突の位置替え作業を昨日済ませました。

(どの写真もクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大)

この煙突を撤去し  ⇒⇒  新品で付け替え

今までの煙突は、2階の大屋根の上くらいまでの高さ。
縦に合計約7m、横に約1.5メートル。
  

横から縦に変わるところ。
煙突の中は灰が半分ふさいでいました。
 

 最初、コンパネと断熱材で、
四角いロート状の断熱の仕組みと煙突の支えを造り、
屋根を抜きました。
そのときの大工さんらは、
「屋根を抜くといずれ必ず雨漏りがする。それでもいいというなら抜く」
といわれていたのですが・・・20年を前にして・・・
  

前のストーブは、台湾産の模造品。煙突はホンマもの。
一式合計で、ストーブの倍近くの値でした。
ストーブ本体は、徐々に裏面にヒビが出てきたので品替え。
それで今のストーブ本体は、ちょうど10年前に
 名古屋のアスカさん で新調した 「アンデス」。
板のフロアーとの間にピアノ用の家具スベールが5個入れてあるので、
100キロのストーブも滑らして移動できます。
 

当初より煙突は上にとっていました。
今年は、ストーブの上で煮物などができる場を確保するため、
煙突は(初めて)横だしに変えます。
  

 ストーブが安心して燃えるには、煙突は、
縦:横=4:1以上の高さがいると私は理解してきました。
 ま、2:1、少なくても1.5:1以上 という専門の人もいますが。
 うちでは、今までは、約4.5倍にとっていたし、
煙突自体が直径20cmだったので、良く煙がひきました。
それでか、一度も煙突掃除をせずに来ました。
 今年、アスカさんそのことを話したら、しかられました。
1年に1回か2回は煙突掃除をするのは「義務」だと。
「寺町さんと一緒に心中したくないからね」って。
 アスカさんの 重要な煙突の種類と設置場所 では、
「本体から4m以上はまっすぐ立ち上げ、横引きせざるを得ない場合でも1m以内とするのが理想的」
とあります。
   煙道火災
   煙道火災とは
   爆発的に燃え上がった煙道内火災の炎は 

 20年前にうちの改造(杉板をフロアーに使う方法)を提案してくれた設計士からは、「低温炭化はストーブに限らず、キッチンやコンロの裏壁にもできる。薪ストーブは発熱量が特に高いため注意が必要。低温でも着火するようになる」といい聞かされました。
   低温炭化とは
   低温着火
 直管は1本が1メートル弱ですが、
ステンレスなので20年前でも約1万円。
 上部の半分は痛みも付着もほとんどないので、
再利用することにして、今回、下部の分を新調しました。


軒下の壁を抜いて、断熱用のメガネイシを設置。
内部の煙突は、高さを調整してセット完了。
 
 前の煙突には掃除用の蓋がありませんでしたが、
今回は、掃除の蓋もある曲りをストーブ本体横に一つ、
もう一つは外部の立ち上がりに一つ、
合計2つ取り付けました。
 


 このあと、外部の煙突の様子、そして雪対策、低温炭化への消極的対策などは、後日、セットが全部完了してから続編としてのせますね。
   室内と室外をまとめた12月11日
 

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