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てらまち・ねっと



 梶原さんと県の指名した弁護士3人の検討委員会が真っ向から対立している。
梶原さんのトボケに対して、検討委員会委員長は確信をもって反論を表明した。
 9月1日の検討委の発表に、県民が驚くとともに、一層怒っていることを感じとったのだろうか。頑張れ。

 今回の裏金づくりと一緒で、梶原さんは、いずれは、「当時は当然だった。私は知っていた」というのだろう。

 こちらは、昨日は、いろいろと忙しかった。
 夕方から2時間はテレビのインタビュー。在京の局が10月中旬にまとまった番組にするのだそう。そのための2回目の取材。
 さあ、忘れ物をしないように、名古屋朝一発の新幹線で福岡へ。
 浅野史郎さんにもお会いできる。

 12時過ぎに追加。
 大会会場での11時からの発言者打ち合わせを済ませて、近くでラーメン。

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● 岐阜前知事の宿泊費に裏金 検討委員長が「複数証言」を明言 9.12 中日新聞
 岐阜県庁の裏金をめぐり、梶原拓前知事(72)の東京出張のホテル代の一部に裏金が使われたとされる問題で、県が設置した第三者組織の検討委員会の幅隆彦委員長(弁護士)は11日、使われたのは県東京事務所の裏金で1996年度途中まで続いていたと明らかにした。本紙の取材に「当時の複数の東京事務所関係者の証言を確認している」と語った。
 当時の森元恒雄副知事(現参院議員)が検討委に「ホテル代に裏金が使われた」と指摘。梶原氏は「ホテル代はカードで支払っており裏金問題が生じる余地はない」と全面否定しているが、森元証言を裏付ける別の県関係者の証言の存在が明らかになったのは初めて。
 幅委員長は「梶原氏の会見で検討委報告を疑問視するような発言があったため、あらためて確認した。梶原氏が裏金の使用を認識していたかどうかまでは分からない」と説明した。
 幅委員長によると、梶原氏の東京出張の一部ホテル代は96年度途中まで、東京事務所の裏金が充てられた。秘書がホテルの請求書にサインし、東京事務所が後日支払った。裏金づくりが抑制された以降の95年5月から96年度途中までは、それ以前につくられた裏金を充当。梶原氏がカードなどで直接、支払うようになったのは96年度途中からだったという。
 県東京事務所の94年度の裏金は「少なくとも2、300万円がつくられた」という。当時、梶原氏は月2回ほど東京に宿泊。ホテル代と正規の旅費との差額補てんは最大で月2万円程度とみられるが、具体的な回数や金額などは不明という。
 検討委報告によると、森元氏は96年ごろ、梶原氏に「東京出張の一部のホテル代が不正資金から出ている」と伝え、事態の推移を見守るよう進言したとされる。梶原氏は8日の会見でホテル代への裏金使用を否定、森元氏の進言も「覚えていない」と反論した。
 梶原氏は11日、本紙の取材に「県秘書課にも確認したら『(裏金使用は)ない』ということだった。予算外の支出があっても私の後援会経費で賄っていた」と重ねて反論。「あらためて後援会や当時の通帳、関係者にも当たって調べる」と話した。
 森元氏は同日、自身のホームページで「今は資金返還を最優先すべきだと考える。後日あらためて説明する」などとするコメントを発表した。
「東京事務所が処理」関係者認める
 「秘書課から旅費などが事務所に送金され、足りない分を裏金から支出していたと記憶している」。元岐阜県東京事務所の関係者は11日、本紙の取材にこう答え、梶原拓前知事が東京出張した際の宿泊代の一部に裏金が使われていたことを認めた。
 この関係者によると、梶原氏が宿泊した後、東京事務所の庶務担当者が秘書課から旅費などを受け取り、裏金と合わせて処理していた。
 「東京事務所は1995年度に情報公開請求が多くあった注目部署で、裏金づくりができる状況でなかった」とこの関係者。「職員の間で『そのうち(裏金の)底が尽きるが、使い切ったら仕方ないなあ』などと話していた」と当時の状況を具体的に明かした。

 県職員組合も独自に調査へ
 岐阜県庁の裏金が移し替えられ、検討委員会から約2億8300万円を返還すべきだと指摘された同県職員組合の三浦孝雄委員長は11日、弁護士ら有識者らによる第三者検証委員会を設置し、組合での裏金の使い道や責任問題について独自に調査を進める方針を明らかにした。
 この日岐阜市内で開いた「不適正資金問題支部説明会」で、組合員に初めて裏金問題を説明。独自調査の方針を表明した。設置時期は「全11カ所の支部説明会を9月末までに終えてから」(三浦委員長)となるため10月以降となる見通し。

● 梶原・前岐阜県知事のホテル代、やはり一部は裏金 9.12 読売新聞
 岐阜県が第三者機関として設置した検討委員会の幅隆彦委員長は11日、梶原拓前知事が東京に出張した際のホテル代の一部は県東京事務所で捻出(ねんしゅつ)した裏金が充てられていたことを明らかにした。

 梶原前知事は8日の記者会見で「ホテル代は自分のカードで支払っていたから、裏金は使われてない」と主張していた。
 幅委員長は複数の職員の証言として、1996年度途中まで、梶原前知事の出張宿泊費は、秘書が請求書にサインして東京事務所が支払い、不足分は東京事務所が捻出した裏金で補てんしていたと指摘した。東京事務所の裏金は94年度には少なくとも200万~300万円あった。
 95年5月から、同事務所で裏金は作られなくなったが、96年度途中までは事務所内に残っていた裏金で賄ってきた。その後は、梶原前知事は宿泊費を自分のカードで支払った。
 梶原前知事の宿泊費については、当時の森元恒雄副知事(現参院議員)が、不足分を裏金から支払っていることを梶原前知事に伝え、梶原前知事はその後、旅費規定を変更したと、検討委に説明している。
 当時の経緯について、複数の県関係者は「97年8月に知事の東京都区内での宿泊料金だけ上限を2万6200円(従来は1万4800円)に引き上げるよう申請され、同年9月から適用された」と証言した。
(2006年9月12日1時19分 読売新聞)

● 出張随行の秘書分も補てん 岐阜県裏金 9.12 中日新聞
 岐阜県庁の裏金をめぐり、梶原拓前知事(72)の東京出張時の宿泊代の一部に裏金が使われたとされる問題で、梶原氏だけでなく、随行していた男性秘書一人の宿泊代も裏金で補っていたことが、元県東京事務所関係者の話で分かった。
 裏金での補てんについて組織的な指示はなく、同事務所の経理担当者が慣習的に行っていた。いつごろから行われていたかは不明で、暗黙の了解の下、引き継がれ、一九九六年度途中まで続けられていたという。
 この関係者は、随行していた秘書は、梶原氏が定宿としていた東京都千代田区のホテルに宿泊、「梶原氏の宿泊費は二万八千円ぐらいだったと記憶している」と振り返り「ホテルから知事と秘書の分の請求書が東京事務所に送られてきた。足りない分を裏金で補っていた」と語った。
 また「秘書課からは年度当初に事務費など正規の予算がまとめて送られてきた」と明かした。
 同県が設けた第三者組織の検討委などによると、当時の秘書課を通じて、同事務所に梶原氏の正規の日当と宿泊費合わせて一回当たり二万円弱が現金で預けられ、ホテル代の補てんは最大で約一万円。梶原氏は月に二回ほど宿泊していた。
 検討委は、九七年に、知事だけの東京都区内の宿泊費の上限をそれまでの一万四千八百円から二万六千二百円に引き上げた増額調整に着目。前年の九六年ごろに森元恒雄元副知事が「東京出張の一部のホテル代が不正資金から出ている」と梶原氏に伝え、事態の推移を見守るよう進言したとされるやりとりとの関連性を指摘している。

● 梶原前知事の東京出張の際のホテル代と不正資金の関係について 平成18 年9 月12 日インターネットでの情報提供
平成18 年9 月11 日県政記者クラブ資料提供
 担当者名内線番号
 総務部次長冨田成輝2102
 去る9月1日に、「不正資金問題に関する報告書」を発表したところですが、9月8日の梶原前知事の記者会見直後から、プール資金問題検討委員会のメンバーに対し、標記について報道機関各社の個別取材が殺到しております。
このため、標記について同委員会としての事実認識を明確にすべきであるという観
点から、同委員会の幅委員長より、別添のとおり報告がありましたのでお知らせします。

梶原前知事の東京出張の際のホテル代と不正資金の関係について
平成18年9月11日
岐阜県知事様
      プール資金問題検討委員会委員長幅隆彦
 去る9月1日に「不正資金問題に関、する報告書」を提出したところですが、報告書のP17に記載がある標記については、既に下記のとおり複数の県庁関係者の証言を確認しております。
         記
・平成8年度の途中までは、梶原前知事の東京出張の際の宿泊費の一部に、不正資
金が充てられていた。宿泊費については、同じホテルに宿泊していた秘書が請求
書にサインし、東京事務所が支払っていた。

・不足分を補てんする財源は、東京事務所において捻出された不正資金であり、例
えば、平成6年度には少なくとも2~3百万円の不正資金が捻出されていた。

・平成7年5月から平成8年度の途中までは、新たに不正資金を捻出することなく、それ以前に捻出された不正資金が充てられていたと思われる。

・平成8年度の途中からは、前知事と秘書が別々のホテルに宿泊するようになった
ことから、宿泊費は前知事がクレジットカード等で直接支払いをするようになっ
た。

・平成9年8月に、知事だけの東京都区内での宿泊料金の上限を26,200円に
引き上げるよう申請され、同年9月から適用された。(それまでは、14,80
0円だった。)

別紙
【不正資金問題に関する報告書P17関係部分抜粋】

また、森元元副知事の説明によると、同氏が梶原前知事に対して、問題が表面化す
るまで事態の推移を見守るよう進言した際に、一例として梶原前知事の東京出張の際のホテル代の一部が不正経理による資金から出ていることを伝えたが、梶原前知事からはこれに対する反論もなく、その後梶原前知事から旅費規定の改定を指示されている。梶原前知事は、自分のカードで支払っており不正経理資金から出た事実はなく、個人的な非難と受け止めたと弁明しているが、森元元副知事とのやり取りの後と思われる平成年月に知事を対象者とする9 8 東京都区内での宿泊料金の増額調整を行っている。

● [岐阜裏金]梶原前知事、県職組から借りた裁判費用返さず  9.8毎日
 岐阜県庁の裏金問題で、梶原拓前知事が県職員組合の貸付制度を利用して借りた裁判費用のうち、敗訴・和解が確定して梶原氏個人の負担となった約558万円について組合から「無期限の猶予」を取り付け、全く返還していないことが分かった。未返済期間は最長で4年に達するとみられる。同制度の原資には組合に集約された裏金の一部が混入していたことが既に判明している。
 梶原氏はこれまで記者会見の要請への対応を二転三転させていたが、8日午後、岐阜市内で会見する。
 プール資金問題検討委員会の報告や組合によると、同制度は97年度に始まり、組合員と寄付者が利用できる。当時毎月給与の1.1%を組合に寄付していた梶原氏も利用できた。
 梶原氏は98~04年、組合の「職務関連訴訟等費用貸付規程」に基づき、24回にわたって約1053万円の貸し付けを受けた。裁判で勝訴が確定した場合は、議会の議決を経て裁判費用が県費から出るため、勝訴分約325万円は県費で返還した。だが和解・敗訴が確定した訴訟の費用約558万円は全く返還していないことが検討委の調査で判明、検討委は1日の提言で早急に返還するよう求めたが、7日現在で返還されていない。残る170万円分は係争中。
 同規程によると、敗訴・和解が確定した場合は判決確定の翌日に一括返済しなければならない。だが、組合中央執行委員会の決定があれば返済が延期される特例もあり、梶原氏も当時の執行委の決定で無期限に返済を猶予されていた。また組合に申請すれば返済の免除が認められる場合もあるが、梶原氏は申請していなかった。
 県によると、02年9月の地方自治法改正以前は、職員個人が住民訴訟で訴えられ、敗訴・和解した場合は訴訟費用は個人負担だった。同制度はこうした負担を軽減するため出来たが、原資の一部に裏金を使っていた。
 梶原氏は先月8日の会見で「貸し付けに裏金は入っていない」と強調したが、検討委は貸付金には裏金も含まれていたと認定した。【秋山信一】
2006年09月08日03時35分
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