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てらまち・ねっと



 岐阜裏金問題、中日新聞が特集のWebページを作っていることに、今、気がついた。
 岐阜新聞は以前から作っていてることは紹介した。岐阜新聞の特集と違って、ふだんの新聞社のニュースのWebページに掲載していない紙面上の記事も載せているように思われる(各記事が、インターネットの記事の通常パターンのとおり、「省略形」であることはともかく)。
 これは、遠隔地の人にも便利だろう。
   中日新聞 特集 カテゴリー「岐阜県裏金問題」

 もちろん、最新の記事は、通常のインターネット記事として配信し、翌日に特集に分類する、そのとき紙面にした関連記事もアップしていくものと思われる。
 ちなみに、9月22日の中日の記事は、今10時では、まだ、特集に入っていない。
   9.22記事

 ところで、梶原前知事と森元副知事は、25日の県議会の招致に応ずると報道されている。
 
 このブログ、今日は、他に県内の市町村の動きを紹介する。
 私は、午前中、全国紙社の東京の記者の取材に協力、午後は県警の捜査2課に行く。
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● 「県政再生に全力尽くす」 県議会開会、裏金問題で知事謝罪  9.22記事
 県議会九月定例会は二十一日、開会した。全国を揺るがす県庁の裏金問題について、古田肇知事は「県政の信頼失墜」「地方行政全体の信頼をも揺るがす事態」との認識を示し、県民や国民、全国の自治体に「おわび」する異例の謝罪を行った。返還を求められた約十九億二千万円の全額返還、告発を含めた厳正な処分、再発防止策を講じる方針を示し、今月末にまとめる「県政再生プログラム」で明示すると正式に明らかにした。
 定例会の会期は十月十二日までの二十二日間で、一般質問は同月三日から三日間を予定。論議は裏金問題に集中する“裏金議会”の様相になりそうだ。
 提案説明で、古田知事は裏金問題を県民らに謝罪した上で「全職員が事態の深刻さを深く心に刻み、信頼回復と県政再生に全力を尽くす」との決意を示した。「対応を誤り、事態を深刻化させた責任は極めて重い」とし、梶原拓前知事や森元恒雄元副知事(現参院議員)ら元県幹部の責任にも言及した。
 白橋国弘議長は開会式で「議会が果たす役割は大きい。県政の再生を期すために十分な審議を」と求めた。
 県の提出議案は、総額約百三十五億円の本年度一般会計補正予算案、市川尚子議員の県監査委員への選任案など十五議案。(石川浩)

● 裏金問題で梶原、森元両氏が証言へ 9月22日 岐阜新聞
 県の裏金問題で、県議会超党派の「不正資金問題調査検討委員会」(坂志郎委員長)から25日の委員会に参考人として出席の要請を受けた3人のうち、梶原拓前知事と元副知事の森元恒雄参院議員が21日、出席の意向を明らかにした。裏金を隠ぺいした経緯に関し、当時、県のトップだった両氏の主張は食い違ったまま。委員会にそろう両氏の証言で、どこまで真相が解明されるか注目される。
 裏金を総点検せず隠ぺいした経緯について、弁護士でつくる第三者機関は、森元氏が1996(平成8)年ごろ梶原氏に対し、総点検をせず事態の推移を見守るよう進言し、梶原氏の了承を得た、と認定した。この進言は、森元氏が第三者機関に対して述べた証言で明らかになった。
 一方、梶原氏は今月8日の会見で「臭い物にふたをするという気持ちで動いたことは一切ない」と、裏金を隠すために総点検の回避を了承したとの指摘を否定している。
 第三者機関から「最も責任が重い」とされる両氏の主張、認識にはずれが残ったまま、梶原氏は「事実関係については棚上げする」と発言。森元氏も記者会見の要請には応じていなかった。県議会の検討委員会は、隠ぺいの真相を解明するため、両氏から直接聞き取りをする必要があると判断し、参考人招致を決めた。
 梶原氏は21日、検討委に対しファクスで出席の意向を伝えた。森元氏は岐阜新聞社の取材に対し、参院議員事務所を通じて、出席する見込みであることを明らかにした。同事務所によると、森元氏は「しっかり対応したい」と話したという。
 検討委が招致した3氏のうち、裏金の集約先の県職員組合で当時委員長を務めていた坂上一秀氏は、出欠を明らかにしていない。検討委は22日午前中までに回答を求めている。

● 返還金の基金化検討 裏金問題で知事会見  9月21日 中日
 古田肇知事は20日の会見で、県への返還を求められた裏金約19億2000万円について、使途を限定する「基金化」を検討する意向を明らかにした。基金化は先日、NPO法人が提言しており、古田知事は「大変興味深い」と述べた。主な知事発言は次の通り。

 -裏金の返還について。
 「他県は返済の受け皿をつくり、金融機関から借り入れて一括返還し、その受け皿に職員が一定期間をかけて返す例が多かった。県も、現役職員はこれでいけるか検討している。受け皿は県職員互助会も選択肢の一つ」
 「県職員OBは、元幹部8人の役割が決まった。今月末までに返還方法などが示されることを期待する。8人が中心的役割を果たすかが重要なステップになる」
 -県職員分の返還時期はいつか。
 「まず返還する仕組みを積み上げる。しかし、遅い時期ではなく早いタイミングで返す」

 -返還金の基金化について。
 「NPO法人から、返還金は『裏金ファンド』として分離し、県民が切望する事業にガラス張りで運用するという提案をもらった。大変興味深く受け止めた。予算編成への県民参加のあり方も検討する」
 -外郭団体の裏金づくりは調べないのか。
 「監督する部署があり、検査がされていると思っている。しかし、まとまった検査は検討課題として念頭にある」

 ◇県職員 戸惑いや怒りの声
 「警察の捜査が入るまでになってしまったのは残念です」-。県庁の裏金問題で、県警が県職員の任意聴取を始めるなど本格捜査に乗り出したことが報じられた20日、県職員は重い表情で出勤した。古田肇知事は「県職員がかかわった問題なのだから(聴取は)当然。捜査は粛々と進んでいくだろう」と冷静に受け止めた。
 「裏金問題は本当に申し訳ないことと思っています。私たちの世代は裏金の存在を知らなかったが、それも甘かった。警察の捜査で徹底的に解明してほしい」。30代の女性職員は覚悟を決めたように淡々と話した。40代の女性職員も「県民の信頼を回復するには、もうこの手段しかないのかも」と、戸惑いを見せながら話した。
 「(聴取は)やむを得ない」と話すのは、50代の男性職員。「裏金は、僕たちだって怒っているんですから」。30代の男性職員は「僕ら若い世代は県民のために、仕事に精いっぱい取り組むだけ」と話した。
 県は、裏金が集約された県職員組合の口座から約1000万円を引き出したとして、業務上横領の疑いで組合元役員(49)を告発した後、幹部会議などを通じて職員に「県警の聴取に呼ばれることがあっても、動揺することなく捜査に協力してほしい」と伝えている。 (県裏金問題取材班)


● 岐阜・御嵩町長、県の裏金問題で梶原前知事を批判  9月5日 朝日新聞
 岐阜県の裏金問題をめぐり、同県御嵩町の柳川喜郎町長は、5日開会した定例町議会本会議の冒頭、梶原拓前知事を「やましいことがないなら、堂々と説明すべきだ」などと批判した。
 柳川町長は提案案件の説明の前に、裏金問題について触れ、「検討委員会報告書に目を通し、その乱脈、癒着、腐敗のひどさにあきれている」「ここまで組織ぐるみで病は重篤だったのかと慄然(りつぜん)とする思い」「どこまでうそで塗り固められているのか、開いた口がふさがらない」などと批判。「梶原前知事と10年間対峙(たいじ)してきた我が身が大変情けない」とも話した。
 梶原前知事が、裏金隠しを了承したとされる90年代半ば、同町は民間の産業廃棄物処分場計画をめぐり、「町民意思を受けて、計画受け入れの是非を決める」と主張、法的手続きに従って受け入れるべきだとする県と鋭く対立した。さらに、県が「自然公園内に産廃処分場を造ってはならない」とする旧環境庁通知を1年以上、隠していたことが判明。以後、柳川町長と梶原前知事は公的な話し合いを絶つなど、首長同士の関係に深刻な亀裂が入った。

● 「県税納めたくない」 裏金問題 苦情や抗議、市町村にも  9.14中日
 県庁の裏金問題で、県に殺到している苦情や抗議の電話、メールが市町村にまで及んでいる。「市税は払っても県税を納めたくない。何とかならないか」といった問い合わせが目立つという。「制度上、分離納税はできない。丁寧に説明してもご立腹でなかなか納得してもらえない」と、怒りの矛先を向けられた担当者らが苦慮している。 (県庁裏金問題取材班)
 「県民税だけ納めない。市を通して県に抗議してくれ」。岐阜市の納税室と市民税室には、県の調査チームが発表した翌八月四日から六日間で百十五件の声が寄せられた。中には「岐阜市にもあるんじゃないか」と問いつめるケースもあるという。
 市によると、納税の際に県税分だけ差し引いて振り込んでも、一定の割合で県と市に配分され、県に納めないことにはならない。
 職員の甘い指導で産業廃棄物の不法投棄を増長した苦い経験があるためか、職員の一人は「逆のときは県に応援してもらう。(市民の気持ちも)心情的には分かりますが…」と複雑な表情だ。
 大垣市には「県民税を払いたくない」などの問い合わせや抗議が約二十件寄せられた。
 滞納者への催告でも、同様の抗議を受けることもあったという。ただ、最近は「問い合わせも目立たず、落ち着いてきた」としている。
 関市では、税務課に四件。うち二件は「公務員はしっかりしろ」との“おしかり”だった。広報課では「市役所は市民とじかに接するところなので、襟を正して対応していきたい」と話す。
 高山市へは「県税を払わない方法はないのか」という問い合わせが三件。このほか固定資産税の家屋の調査で直接市民と接する時などに「県」の言葉が出ると必ず裏金の話題になるという。
 多治見市でも市民情報課に数件の問い合わせがあった。「多治見市では裏金は無いのか」などの内容が多いという。

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 一昨日の朝、宅配便が届きました。
 ちょうど、数日前に、電話で洋梨を注文しようかと思っていた、飛騨の長瀬さんの果樹園。
 箱の中は、桃でした。

(どの写真もクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大)


 早速、試食。
 新しい品種で、果肉が固めだそう。
 おいしい。
 種がとても小さい。つまり、果肉が多いということになる。


 米や野菜の無農薬はそれほど難しくはありません、その気さえあれば。
 でも、果樹類は、ミカンなどを除いて、とても難しいそうです。
 それでも、果樹栽培で厳しい減農薬を実行している長瀬さん。
 日本でも、もっとも農薬を減らしている農園の一つではないか、という人も。

 8月から出るプラム、続いて桃、梨、リンゴ・・・。リンゴはしっかり蜜が入っています。珍しい品種もあります。
 全て通信販売に徹しています。
 ご希望やお問い合わせ、詳しいことは、下記・長瀬さんの「ふくわらび」にどうぞ。
 電話 0577‐52-2494  FAX 0577‐52‐2994
hukuwarabi@ybb.ne.jp

 30年ほど前に農薬や化学肥料を使わない農業(有機農業)を始めた私。
 先を行っていた長瀬さんに、随分いろんなことを教えていただきました。

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 長瀬さんの農園のWebページ 福蕨(ふくわらび) (以下、青字は引用部分)
   プロフィール
 朝日新聞の夕刊の連載 『小説・複合汚染』を読んで、有機農業を志す。主な作物が林檎なので、なかなか思うようには農薬は減らせられない。挫折感を 通り越してひらきなおってみたり、さらに挑戦しようとしたりしている。
 林檎で苦労する一方で、桃や梨では割合簡単に化学合成農薬を年2~3回に減らせられた。林檎はここまで減らすのは無理でも只今『ひめかみ』のある小さな畑で挑戦中。
 有機農産物の認定は年寄りにはわずらわしそうだし、お金もかかるので受けていない。
 60代の仕事として、障害者も一緒に 『楽しい果樹栽培』 を夢見ている。が現実は厳しい。
 いろんな品種を作ったりしてみたい。



   果樹園日記  ・・・これは、すごい。ブログにしたらいいのに(笑)・・・

 説明や価格など
   2006年の果樹園
 ・・・(略)・・・昼は暑いものの、今朝は15℃まで下がり、この分では秋の果物もおいしくなりそうです。
 雪が多くて、開花が遅く、ブルーベリーの収穫始めは平年より一週間遅かったのですが、最近の好天で桃の収穫時期は平年並みになりそうで、盆頃からあかつきなどが始まりそうです。今年の果実もよろしくお願いいたします。

 今、果樹の育ち具合は全体としては良好です。春には李のソルダムや貴陽が全く実を付けなかったので、そのほかの品種も思いがけない異変でも無ければ良いがと思っていましたが、実の生り具合はまずまずです。

 六月に雹が降りました。小さな雹でしたので桃には傷がありませんでしたが、りんご、洋梨の実に傷がつきました。傷ついた実の殆どは摘果で落としましたが、少しは傷ついた物もあります。


 まれに自家用の物には混じる事もあります。
 晴天が少なかった割には病気も害虫も特に多い事もなく、ありがたい状況です。
 畑の一画のりんごの特別減農薬の所も病気が少なく、この様子なら将来の展望が開けてくる感じです。

 ここ数年シンクイムシが一年間に発生する回数が増えたようです。八月中旬にも部分的に発生するようなので、特にその辺を中心に性フェロモンを追加しています。今までりんごには付かなかったスモモヒメシンクイが付くようになったりと心配事が増えています。温暖化の影響なのか、環境ホルモンの影響なのか、畑の状況の変化に虫の方が適応、進化したのか、何故なんでしょう。

 春に林に近い所で1メートルの高さまで、りんごの新芽が動物に食べられていました。猪にしては少し変だなと思っていました。結局は鹿と推測して、電気牧柵を畑に張りめぐらして被害は収まりました。鹿は此処では初めての被害です。
今は熊のシーズンでしょっちゅう町内には出没情報と警告が発せられています。熊は桃が好きで、一晩に一本くらい木を折って食べます。当園では今のところ被害を免れています。猿はまだ来ていないものの、年々動物もあつかましくなってきています。
・・・・・(略)
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