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てらまち・ねっと



 3月22日に始まった全国の知事選。
 中でも注目の都知事選挙。
 4月8日の投票日を前に、今日はラスト・サンデー。
 残り一週間とはいえ、市長選挙の運動期間は一週間。だから、「一週間」というのは結構、状況が変わる。
 今年の宮崎の知事選の東国原候補の情勢、最後に変わったといってもいいくらい。マスコミも投票日当日の出口調査の結果をみるまで予想もできなかったらしい。

 そんなことを考えながら、この間の報道機関の情勢予測をいくつか並べてみよう。
 最初、「都知事選 石原40、浅野30、吉田7、黒川3」というものもあった。
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● 東京は石原氏が先行、浅野氏追う…13知事選情勢  4月1日 読売
 読売新聞社は、統一地方選前半戦(4月8日投開票)の13都道県知事選と4政令市長選について、3月29~31日に実施した世論調査と本社・総支局の取材を基に、情勢を分析した。

 知事選のうち注目を集める東京では、現職の石原慎太郎氏がリードし、前宮城県知事の浅野史郎氏が追っている。福岡は全国知事会長の現職が先行し、民主、社民両党推薦の新人が追走する展開だ。神奈川は現職が安定した戦いを続けている。ただ、各都道県とも2~5割が態度を明らかにしておらず、情勢には流動的な面がある。
 「石原都政」の是非が最大の争点となっている東京では、自民、公明両党が事実上、支援する石原氏と、民主、社民両党の実質的な支援を受ける浅野氏が、その他の候補に大きく差をつけている。石原氏は自民、公明支持層に浸透し、浅野氏は無党派層の支持で石原氏に迫っている。

 福岡では、4選を目指す麻生渡氏がリードし、元民主党県連副代表の稲富修二氏が続いている。神奈川では、再選を目指す松沢成文氏が自民、民主、公明などの各支持層に幅広く浸透し、戦いを優位に進める。
 北海道では、現職の高橋はるみ氏が先行し、前民主党衆院議員の荒井聰氏が激しく追い上げる。岩手は、前民主党衆院議員の達増拓也氏が民主支持層を固め、堅調な戦いぶりだ。
 奈良、鳥取、島根は新人の一騎打ちとなり、それぞれ前自民党参院議員の荒井正吾氏、前副知事の平井伸治氏、前財務省財務官の溝口善兵衛氏が優勢だ。与党系の現職と共産党の新人の一騎打ちとなったのは3県で、徳島の飯泉嘉門氏、佐賀の古川康氏、大分の広瀬勝貞氏の現職がいずれも手堅く支持を固めている。
 与野党が現職に相乗りした福井、三重では、それぞれ西川一誠氏と野呂昭彦氏が優位に立っている。

 4政令市長選のうち、札幌では、再選を目指す上田文雄氏がややリードし、前国土交通省技監の清治真人氏が追う。静岡は、現職の小嶋善吉氏が先行し、前民主党参院議員の海野徹氏が小差で続いている。
 浜松は、現職の北脇保之氏と前民主党衆院議員の鈴木康友氏が激しく競り合う。広島では、3選を目指す秋葉忠利氏を、前広島市議の大原邦夫氏と前自民党参院議員の柏村武昭氏が猛追している。(2007年4月1日3時1分 読売新聞)

● 「石原氏先行、浅野氏追う」  共同通信世論調査記事@東京新聞
 3月25日 東京
 14人が立候補した東京都知事選(4月8日投開票)で共同通信社は24、25の両日、電話による世論調査を実施、取材も加味して序盤の情勢を探った。自民、公明両党が支援する現職石原慎太郎氏(74)がリードし、民主、社民両党が支援する前宮城県知事浅野史郎氏(59)が追っている。共産党推薦の元足立区長吉田万三氏(59)、諸派の建築家黒川紀章氏(73)がこれに続く。

 約9割が知事選に「大いに関心がある」「少しは関心がある」と答えたが、約4割が誰に投票するか決めておらず、情勢は変わる可能性がある。

 石原氏は自民党支持層の約7割、公明党支持層の6割強を固め、民主党支持層から約2割の支持を集めている。

 浅野氏は民主党支持層の約6割、社民党支持層の約7割を固めている。
自民党支持層から1割程度の支持を得ている。

 吉田氏は共産党支持層の約7割を固め、無党派層からも支持を受ける。
 黒川氏は社民党支持層や無党派層の支持を得ている。
 タレント桜金造氏(50)は公明党支持層から一定の支持がある。
 発明家ドクター・中松氏(78)は民主党を支持する人からの支持がある。(共同)(2007年03月25日 20時54分)

● 都知事選 最新情勢は石原40、浅野30、吉田7、黒川3  ライブドア ニュース
 統一地方選が告示され、東京、神奈川の知事選などがスタートした。注目の東京では、石原慎太郎知事(74)が立川駅で第一声。浅野史郎氏(59)は新宿の都庁前でマイクを握った。東京都知事選の行方を選挙の専門筋はこう見ている。
 立川駅で第一声を終えた石原は、午後には有楽町で街頭演説をする。神奈川の松沢成文知事、埼玉の上田清司知事も応援にかけつけ、青少年問題などで結束する「首都圏連合」の実績をアピールする。

 ズバリ、現在の戦況分析はこうだ。
「自民党本部が毎週、世論調査を重ねていて、その動きが注目されています。3月の頭は石原が約40ポイント、浅野は約30ポイント。中旬の調査では石原は変わらず、浅野は30を若干切った。ちなみに共産の吉田万三(59)は7弱、黒川紀章(72)は3弱。浅野の下落は誤差の範囲内ですが、この間、浅野はテレビに出ずっぱりで、一気に石原への肉薄を狙ったが、伸ばせなかった。浅野は経験豊富だが、新鮮さにはやや欠ける。これからです」(浅野陣営の関係者)

 他の調査ではテレビ局と新聞社のデータがある。テレビは石原45弱、浅野30強、吉田が7で黒川が3。新聞社の数字は石原30強、浅野25、吉田5弱、黒川3弱。これらの調査で共通しているのは石原と浅野の差が10ポイント程度だということだ。石原陣営の関係者はこう言っている。
「同じ10ポイント差でも30VS.20なら安心できるが、40VS.30だとあっという間にひっくり返されてしまう。向こうは射程に入ったと見ていると思う。大接戦だ」

 どの調査でも「まだ決めてない」という無党派層が3割くらいいる。こうした層は「変化」を求めるので浅野が受け皿になれば逆転できる。石原が10ポイント差に泡を食っているのはこういう事情だ。
「学会員の桜金造(50)が出馬したのは、石原のタカ派路線を嫌う学会員の票が浅野に流れないための“受け皿”という見方がある。だとしたら、石原陣営の仕掛け。焦りの表れとみていいと思う」(東京都選出の国会議員)
 選挙結果は告示後の勢いの伸びで決まる。石原には年齢から来る体力負けの心配もある。【2007年3月22日掲載】


  都知事選 候補者 遊説スケジュール
今日の遊説~都知事選 候補者 2007/04/01
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都知事選 候補者 遊説スケジュール

4月1日(日曜日)

吉田万三氏
13時40分 京王線調布駅北口
15時00分 京王線・府中駅伊勢丹フォーリス前
16時20分 JR国分寺駅南口
18時40分 JR吉祥寺駅北口

石原慎太郎氏
13時00分 東京ミッドタウン
14時00分 六本木アークヒルズ
16時00分 深川不動尊

浅野史郎氏
12:55
有楽町マリオン前 女性勝手連集会参加
13:30
銀座三越前全国勝手連大集合 参加
14:30
秋葉原歩行者天国大行進参加
15:30
新宿東口歩行者天国 勝手連集会参加
16:15
新宿西口 女性勝手連集会参加 政談演説会へ
17:10
中野駅北口 ストリートパフォーマンス
17:45
新宿駅西口 
18:30
東京中央日本語学院で若者と討論
20:30
石神井区民交流センター シンポジウム

黒川紀章氏
14:00~16:00
中野サンプラザにて政談演説会に参加

ドクター・中松氏
12時00分 池袋東口・サンシャイン通り
13時00分 巣鴨刺抜き地蔵
15時30分 上野公園
18時00分 池袋・西口(街頭演説)
19時00分 池袋サンシャイン入口(街頭演説)

桜金造氏 
(※予定確認できず)

(編集部)
     ◇
遊説の日時・場所は、変更になることがありますのでご注意ください。



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 フェロシルトの不法投棄問題、3月30日に三重県の津地方裁判所で刑事事件の初公判がありました。
 会社や社長が不法投棄であることを知らないわけはないのに、ぬけぬけと「知らなかった」という社長。 
 社長や会社を守るために、またも、トカゲの尻尾きり。
 今回の事件で反省して、姿勢を改めるかと思ったら昔と変わっていない。
 
 裏返せば、ほとぼりが冷めれば、またやるということを意味しいてると思うしかないところが、哀(かな)しいこと。
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● 元副工場長、罪状認める 石原産業フェロシルト投棄 3月30日 中日
2007年3月30日 18時23分
 石原産業(大阪市)による土壌埋め戻し材フェロシルトの不法投棄事件で、廃棄物処理法違反(不法投棄)の罪に問われた同社四日市工場の元副工場長、佐藤驍(たけし)被告(69)と元部長補佐、宮崎俊被告(58)の初公判が30日、津地裁で始まった。
 罪状認否で佐藤被告は起訴事実を認め、宮崎被告も一部を認めたが「佐藤被告の指示でいやいややった。出荷しない方がいいと進言したが聞き入れてくれなかった」とし、従犯にとどまるとの認識を示した。
 同法の両罰規定で起訴された同社も、代表者として出廷した田村藤夫社長(67)が、業務として出荷したことは認めながら「佐藤被告が廃棄物と知りつつ商品として出荷することは想像できなかった」とした。

 起訴状などによると、佐藤被告らはフェロシルトを産業廃棄物と認識しながら、中間業者を通じて不法投棄。2001年から05年にかけ三重県亀山市辺法寺町の山林に計約13万1400トン、03年に岐阜県土岐市泉町の山林に計約2700トンが埋められた。
 佐藤被告は02年、愛知県長久手町の山林にも、フェロシルトの類似商品約990トンを投棄した。
 同社によると、フェロシルトは2001年から05年にかけて、東海3県と京都府に合わせて約72万トンが埋められた。
 佐藤被告はフェロシルトの製造、開発を主導し、宮崎被告は同工場の廃棄物管理を統括。両罰規定で起訴された同社は、両被告の監督責任を問われた。

 【フェロシルト事件】 フェロシルトは、石原産業が酸化チタンの製造過程で出る廃硫酸を再利用した土壌埋め戻し材として製造、販売。三重県のリサイクル製品にも認定されたが、2005年に廃液の不正混入が発覚。環境基準を上回る六価クロムが含まれていたことも分かり、東海3県と京都府の4府県警の合同捜査本部が昨年11月、佐藤被告ら4人を逮捕。津地検は佐藤被告ら2人を起訴したが、1人を不起訴、1人を起訴猶予処分とした。 (中日新聞)

● 元副工場長、不法投棄認める=石原産業フェロシルト事件-津地裁  時事通信 2007/03/30-22:46
 石原産業(大阪市)の土壌埋め戻し材フェロシルトの不法投棄事件で、廃棄物処理法違反罪に問われた四日市工場の元副工場長佐藤驍(69)、元環境保安部長宮崎俊(58)両被告と同社の初公判が30日、津地裁(山口哲一裁判長)であった。佐藤被告は起訴事実を認め、宮崎被告は「嫌々ながら(佐藤被告の)指示に従った」と、共謀を否定した。
 同法の両罰規定で起訴された会社を代表し田村藤夫社長(67)も出廷。「当時、フェロシルトが産廃だという認識は全くなかった」と述べた。
 検察側は冒頭陳述で、佐藤被告らがフェロシルトから有害物質が出たことを知りながら、販売を強行したと指摘。「利益を優先し、コンプライアンス(法令順守)の欠如が著しい悪質な犯行」と断じた。

● 元副工場長、起訴事実認める フェロシルト不法投棄事件  朝日 2007年03月30日13時43分
 化学メーカー石原産業(大阪市)によるフェロシルト不法投棄事件の初公判が30日、津地裁で開かれた。廃棄物処理法違反(不法投棄)の罪で起訴された同社四日市工場(三重県四日市市)元副工場長の佐藤驍(たけし)被告(69)=同県鈴鹿市=は起訴事実を全面的に認めた。元環境保安部長の宮崎俊(たかし)被告(58)=四日市市=は「元副工場長の指示でやったこと」と述べ、一部を否認した。
 両被告のほかに起訴された法人の代表として田村藤夫社長(67)も出廷した。田村社長は行為の実行はあったと認めたが、「産廃という認識はなかった」などと述べた。

 公判で注目されるのは、(1)フェロシルトの産廃性の立証(2)両被告の「フェロシルトは産廃」との認識の立証(3)不法投棄はどこまで佐藤被告の「独断」によるものか、の3点。(1)、(2)については、捜査段階で両被告とも認めており、争いはないとみられる。
 (3)については、同社側が問題発覚の当初から、不法投棄は「元副工場長の独断」と主張。当時工場長だった田村社長も、三重など4府県警合同捜査本部の任意聴取に対して、「元副工場長に任せていた」「産廃との認識はなかった」としてきた。一方、佐藤被告は「工場長に報告した」「取締役会に諮り、承認を得た」などと供述している。

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