毎日、1000件以上のアクセス、4000件以上の閲覧がある情報発信ブログ。花や有機農業・野菜作り、市民運動、行政訴訟など
てらまち・ねっと



 2月に急遽、法律改正されてり、自治体の首長の選挙で、候補者がそれぞれ独自に作る選挙用チラシが使えるようになった。俗に、マニフェストともいう。選挙告示前にも各候補は政策となどを公表していた。
 イメージでいく石原さん、政策でいく浅野さん、都知事選は果たしてマニフェスト選挙といえるか。

 17日間と選挙期間の長い知事選。今回、選挙途中で、修正をかけるほど。
 有権者の声を反映させること自体はいいことだと思う。しかし、毎日新聞は批判的ともとれる記事を出している。署名を見ると、書いた記者は、以前、岐阜にいて、そのあと名古屋の裁判所担当に長くいたので、親しい北村さん。

 ところで、 
   勝手連本部が4月7日(土)夜6:00~8:00新宿東口大集合
との風のたよりが届いた。

人気ブログランキング→→←←ワン・クリック10点

●知事選マニフェスト浸透、34人が配布予定…読売調査 3月24日 読売
 統一地方選の13都道県知事選で、立候補者44人中34人が、公約(ローカルマニフェスト)のビラ配布。
 今回から解禁されるマニフェストビラを積極的に活用する動きが、候補者側に浸透している形だ。最終的には東京以外の全候補が届け出る見込み。
 マニフェストは、数値目標や財源などを明示した具体的な選挙公約。政策による候補者選択を促す目的から、首長選では今春の統一選からビラ配布が認められた。各候補者のビラの枚数は制限があり、知事選は各都道府県内の衆院小選挙区数に応じて10万~30万枚と定められている。
 東京都や神奈川県など11都道県では、ビラ作成費を公費で負担する。1候補あたりの負担額は鳥取、島根両県で上限68万3100円、東京都で上限158万7000円。福岡、大分両県は公費負担を行わない。
(2007年3月24日14時56分 読売新聞)

● 新聞記事データに貼ってあった主要候補のマニフェストなど
● 石原にリンク 
● 浅野にリンク  
● 黒川にリンク 
● 吉田にリンク 
● マニフェストを読んで選挙に行こう /早稲田大学 /北川にリンク

● マニフェストを一番じっくり紹介している報道 

 あまりによく出来ています。
さすが、首都の選挙。

 ここでは、記載内容を抜粋して紹介します。写真も。

 詳しくは、本文をよんでください。
  ⇒ オーマイニュース


 ● 浅野
 「こんなに詳しく数値目標を立てて、選挙を戦っているのは私だけ」と、浅野氏は自身のマニフェストに自信を示す。
 
 浅野氏は「マニフェストとは、数値目標、期限、財源、行程表を明示した選挙公約」と定義している。これに基づいて作成したマニフェストでは、すべての項目で「すぐやる」「1年以内にやる」などと細かく期限を区切って提示しているのが特徴だ。

 さすがに大学で地方自治を教えているだけあって、内容も緻密(ちみつ)。

 先月15日の告示前に公表した第一弾では、得意分野の福祉、情報公開に加え、五輪招致計画の見直しなどをうたった。木造住宅の無料耐震診断と耐震補強助成を1年以内に行うといった震災対策も強調。このほか、格差社会、環境、教育、男女共同参画についても細かく記した。

 さらに、ホームページを通じて有権者から意見を募集し、5日後には改訂版を公表した。争点のひとつ、2016年オリンピック誘致計画について、第一弾では「オリンピック開始の優先順位がどうなっているかを検討した上で考える」としていたのを、「優先課題でないと考えられれば申請を取りやめる」と、反対色の強い表現に改めている。

 マニフェストにはうたっていないが、立候補表明時には「勉強不足で不用意な発言はできない」としていた築地市場移転計画についても、選挙期間中に明確な「反対表明」へと舵を切っている。


 ● 石原
 石原氏のビラやポスターをみると、まず『東京再起動。』というデカイ文字が目に飛び込んでくる。

 A4サイズのビラには、選挙対策本部長の佐々淳行氏が考案した『少しは反省してよね! だけどやっぱり石原さん!』のコピー(最後の「!」マーク下部の点はハートマーク)。その周りには女優の藤原紀香さんら有名人からのメッセージが、写真に吹き出し付きで配されている。

 ただ、「有権者との契約」といわれるマニフェストに必須の具体的な公約内容・計画については、ほとんど書かれていない。対立候補がマニフェストに財源や実現時期、具体的な数値などを盛り込んでいるのに比べ、かなり抽象的だ。

 しかし、今回のマニフェスト作成にあたって相談を受けたという川上和久・明治学院大学教授は、個人的な意見としながら、

 「マニフェストには2種類あります。他候補のマニフェストはスモールゴール・マニフェストで、『財源をどこから持ってきて、いつまでにやって数値はこれ』というもの。もうひとつはストレッチゴール・マニフェストです」

 と説明する。

 川上氏によると、ストレッチゴール型のマニフェストとは、政策の方向性を決める政治家としての巨大なプランを示すもの。

 「例えば、米国のケネディ大統領は『60年代のうちにわれわれは月へ行く』と宣言した。こういった方向性、大目標を設定するのがストレッチゴールマニフェストです」「東京マラソンにしても、多くの人が実現は不可能と言っていたのに、結局成功して皆感動した。トップにいる人間がどういった方向性を持ち、決断するかを示すのも立派なマニフェストです」

 実際、石原氏は街頭演説で「具体的な事業は、今現在、各部門で進んでいる。駅周辺の保育所などは着実に増えているし、都内の緑も増えている。自動車の排ガス規制も好評だ。他の候補は福祉や環境を強調しているようだが、まあ、私は既にやっているからね」と“具体的”な実績を揚げている。
 
 選挙戦も終盤。確かな実績がある石原氏に対し、対立候補の逆転劇は起こるのだろうか? 他候補の戦略が、終盤戦のポイントといえそうだ。

 
 ● 黒川
 「こちらはマニフェストで戦おうとしてるのに、石原と浅野は既成政党の支援を受けて、リング外で場外乱闘している」と語る黒川氏。

 現在、黒川氏のマニフェストは自らが党首を務める「共生新党」のホームページから読むことができる。最新版で21項目に渡る詳細なものだが、期限や数値目標、財源の明確な記述はない。従来の選挙公約と、かっちりしたマニフェストの“中間”といった趣きだ。

 ただし、マニフェストにうたわれている項目は日々増加している。ヘリコプターで東京を上空から視察した3月28日には、その日のうちに防災に関する追加提言を作成してマスコミ各社に送付した。4月1日に行った共生新党の「緊急都民対話集会」では、市民運動家に支持を求められ、その場で外環道建設見直しと、道路の代わりに運河を建設することをマニフェストに加えると宣言した。

 党のホームページからは、20年前に黒川氏らが中心となって計画した「東京改造計画の緊急提言」の記録を見ることができる。外環運河の建設、現在の東京のような放射型から環状型の都市作りへの移行というアイデアは、いまのマニフェストに見ることができるものだ。ちなみに、「緊急提言」は作成された当時の40年後、2025年の東京の姿を描いている。


 ● 吉田
 暮らし・福祉に重心を置いた都政を目指す吉田氏。マニフェストでも「出産・妊娠から中学3年までの医療費の無料化」「特に生活が困窮している人に月1万円の『緊急生活応援手当』を支給」など、弱者に優しい社会施策を具体的に示している。

 ただ、支持者でない人がこれらの項目を見たときに浮かぶ疑問は、「財源はどうするの?」 

 吉田陣営が配布するビラは、裏一面を使ってこの質問に答えている。まず説明するのは「マニフェスト実現には一体いくら必要なのか?」

 それによると、「中学3年までの医療費無料化」にかかる費用は年間115億円。「特別養護老人ホームの建設数3倍化」は同300億円。マニフェストにある16項目をすべて実現するには年間1218億円が必要になる。

 では、この財源に何を充てるかというと、まずオリンピックの年間積み立てをやめることで年1000億円。さらに不要不急の大型開発の見直し、本来負担する必要のない事業の見直しでなどでおよそ500億円、計1500億円の財源が確保されるとしている。 

 マニフェストとは、従来の公約とは異なり、「有権者との契約」と言われる。この試算は本当に実現可能なのだろうか。それとも、机上の空論に過ぎないのか。

 3月23日に取材した際に、吉田氏の選挙事務所政策部の氏家祥夫氏は「うちはすべて検証してこのマニフェストを作った。マニフェストの実現可能性に関しては誰よりも自身がある」と答えた。


●「都知事選:マニフェスト、主張の「軌道修正」相次ぐ」
   毎日新聞 4月2日
 終盤を迎える東京都知事選で、立候補者がマニフェスト(選挙公約)や主張の軌道修正」をする姿が目立っている。浅野史郎氏(59)は五輪招致について告示、「見直し」から「反対」に転換。現職の石原慎太郎氏(74)もマニフェストの一部を撤回した。浅野氏は準備期間が短かったという事情もあるが、主張の変転を有権者はどう受け止めるか。 
 浅野氏は選挙戦中盤の3月28日、新マニフェストを発表、五輪招致中止を明確に打ち出した。招致に備えた都の基金1000億円が浮くため、正規雇用や子育て支援を進める企業の減税を行う考えを併せて示した。
 同22日の告示を控えて公表した当初のマニフェストでは「是非を都民と考え」と記し、他の候補予定者から「はっきりしない」と批判された。方針転換の理由を浅野氏は「選挙戦で、やってほしいという都民の声はゼロだった」と説明する。
 予定地の土壌汚染が確認された築地市場移転問題でも浅野氏は当初、賛否を明言しなかった。移転反対派との意見交換を受け、告示直前に反対姿勢を鮮明にした。この問題では、移転を進める石原氏も告示直前に一転して慎重姿勢になり、「食にかかわる問題」と専門家に危険性の検討を依頼する意向を示した。
 また石原氏は公約で掲げた「知事多選禁止条例の制度化提案」を「スタッフの早とちりだった」と一夜で撤回。選挙戦序盤は海外出張や交際費問題などで批判を浴びたことに「反省している」と述べていたが、後半戦を迎え「バッシングされ謙虚にならざるを得ない」と話すにとどまるなど反省の弁は薄れている。

 公約の修正について早稲田大マニフェスト研究所(所長・北川正恭早大大学院教授)は「事前にもっと勉強して作り込むべきだと言われても仕方ない。方針転換の説明が足りない候補もいる」と指摘。一方で「有権者の声を聞き、肉付けするのであれば結構なこと。最後は有権者の判断」と話す。【北村和巳】

● 「’07統一選:知事選 外環道見直しなど3点、浅野氏が公約追加/東京」  毎日新聞 4月3日
 都知事選に立候補している前宮城県知事の浅野史郎氏(59)は2日、東京外郭環状道路(外環道)建設の抜本的見直しなど3点の追加公約を発表した。投票日を間近に控えた選挙戦終盤での追加となったが、浅野氏は「都民から多くの要望を受け、都政の課題として取り上げるべきものを選んだ。当選したら実現する」と説明した。

 追加したのは、(1)03年に計画された都立病院の統廃合を見直し、小児・高齢者医療を強化(2)23区の廃プラスチックごみの焼却処分中止(3)外環道など都市計画道路の見直し--で、いずれも石原慎太郎氏(74)が進めてきた政策
の転換を図る。

 浅野氏はこれまで都民の意見に耳を傾けようと「一言マニフェスト」を募集してきた。外環道の見直しでは視察や地域住民との意見交換を踏まえ、「行政として考え直せる段階。計画をやめるわけではないが、インターの位置など地域の意向に
沿うようにしたい」と話した。

● 東京の選挙はお祭りだ。傑作な記事が写真入りで出た
永六輔さん、副知事就任!?2007/04/05 
 記事から ⇒ 相手がトップであっても「違うことは違う」とはっきり言う。こんな頑固おやじが組織にいれば、“側近政治”だとか“公私混同”などといったことにはならなくて済む。・・・
(以下、記事を呼んでください。写真だけにダイレクトでリンクして表示してみます) (まさか、鏡割りはしなかったでしょうね!!)
  
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 今日の遊説~都知事選 候補者 4月5日
4月5日(木曜日)

吉田万三氏
12:35 東急東横線・中目黒駅前GTプラザ前
15:00 大井町駅東口
16:20 荏原町商店街スーパーオオゼキ前・練り歩き
18:00 JR蒲田駅東口

石原慎太郎氏
12:00 東上線常盤台駅北口
14:00 練馬駅中央口
17:00 大井町駅阪急前
18:00 JR蒲田駅西口

浅野史郎氏
8:00- 9:00
成増駅北口 街頭演説
10:00- 11:45
浮間舟渡 街頭演説
11:45- 12:30
昼食
13:00- 13:50
竹の塚駅東口 街頭演説
14:00- 14:20
サティ西新井店前(西新井東口側) 街頭演説
14:40- 15:00
綾瀬駅東口 街頭演説
16:00- 16:10
要町1丁目交差点 街頭演説
16:30- 16:45
目白駅前 街頭演説
17:05- 17:20
大塚駅北口 街頭演説
18:00- 19:00
池袋駅東口 街頭演説
19:15- 19:40
JR池袋駅~吉祥寺駅
19:40- 21:00
武蔵野公会堂 明日の都政を考えるタウンミーティング

黒川紀章氏
終日 八丈島

ドクター・中松氏
12:00 有楽町ビッグカメラ側
14:00 池袋東口・サンシャイン通り
15:00 練馬
16:00 光が丘団地
17:00 高島平団地
18:00 池袋・東口
19:00 新宿駅・東口アルタ前
(編集部)  ◇
遊説の日時・場所は、変更になることがありますのでご注意ください。



コメント ( 1 ) | Trackback ( )




 うちの木蓮の仲間、4回目はだれもが聞き慣れたあの「こぶし」。
 実が手の拳(こぶし)のような形をしているから、コブシというとの説もあります。
 コブシより少し先に咲くタムシバは山野に結構あります。
 純粋なコブシはの自生地は、ほとんど皆無の状況といわれています。
 開花期、タムシバには葉が着いておらず、コブシには小さい葉が1枚着くことも見分けのコツ。

(どの写真もクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大


  

いつもより10日ほど早く花がつきました。
去年まで、木が大きいのに花が着くのは「たった数輪」
花はコブシのはずなのに・・・
もう、切ってしまおうかと・・・嘆いていました
それが今年は、なんとなんと
10年以上待った甲斐がありました
3月23日(左) ⇒ 3月28日(右)
 ⇒ 

少し離れてみると、樹いっぱいに小さい白い
ハンカチを着けたような、涼しげな感じに見えるコブシ


 下記の説明を引用しておきます
    コブシ   コブシは6枚の白色花弁だけで、花径は7~10cm、花の下に小形の葉が一枚つくことで区別する・・・
    タムシバ  コブシもタムシバも、花の雄しべは60本以上、雌しべが30本ぐらいで、すべてらせん状に配列されています。このような花のつき方が、らせん状である植物は起源の古い植物といわれています。・・・


  


 一昨年、岐阜市北部で、満開時にコバルトブルーの花が咲く大きな樹を見つけました。今年、写真を撮らせていただこうと、飛び込みでうかがったら、その年、枝を切ってしまったとのこと。
 少しお話してから、小枝をいただこうと名刺を出したら、「えっ。てらまちさん !」って。

 いろんなことやってたり、県の裏金のこともやってみえる人でしょ、山奥の方の人が「正義」で頑張ってみえて、といつも思っていますよ。

   (山奥じゃないけどなぁ。車で10分も離れていないし、別に正義じゃないし。 ボソッ)

 ともかく、この写真のように数輪が咲いていました。今は薄紫系に見えますが、満開時は間違いなく、青空の青よりまだ濃い、コバルトブルーをもっと濃くした色。
 このお宅では、10年以上前、テレビに映ったのを見て、テレビ局に電話して産地を聞いて、わざわざ取り寄せたそうです。

 1.5メートルほどで指くらいの太さの2年枝1本と、1年枝を1本いただきました。
 インターネットで調べると、木蓮類はコブシの台木に接木するのが一番無難らしい。
 「挿し木は難しい」という解説がほとんど。でも、挿し木できると書いてある説明もありました。
 それで、1年枝を3芽くらいずつに切って、水に数時間つけておいてから、オドリコソウの群れる岩陰に挿してみました。
 2年枝はドンと花壇の中に。
 モクレンの楽しみが、また増えました。


人気ブログランキング→→←←ワン・クリック10点


 ・・・さあ、明日はどんなモクレンが出るかな・・・
 うちのモクレン・シリーズ
 (1)は サラサモクレン
 (2)は シデコブシ・姫辛夷
 (3)は ハクモクレン
 (5)は トウモクレン

コメント ( 2 ) | Trackback ( )