都知事選中だというのに、石原さんの強硬さは続く。
見せしめのつもりなのだろう、本人は。
きょうは、そのあたりと浅野さんの動向。
昨日リンクした朝日新聞の世論調査は、インターネットでは「石原氏がやや有利な情勢で、浅野氏がそれを追うという図式は変わっていない」とされていました。
その後分かった同紙の同日付「中盤情勢調査」詳細記事の新聞紙版では「浅野氏が激しく追い上げている」となっているようです。
また、昨日リンクした東京新聞は、石原リードが広がるとしていましたが、この調査は告示前の調査との比較データ。朝日新聞のこの間の4回の情勢調査によれば、第一回は浅野、石原に拮抗、第二回、三回は浅野、石原の差が拡大、第四回が浅野が石原を激しく追い上げている、という展開。最終の調査がどう出るか。
そして、「こういうパターンはいい展開」、というツウの人もコメントも。
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● 「君が代」不起立、最高で停職6カ月 都教委処分 朝日 3月31日
「今月の東京都立学校の卒業式で「君が代」斉唱時に起立しなかったなどとして、都教育委員会は30日、教員35人を懲戒処分したと発表した。
このうち町田市立中教諭の根津公子さん(56)は、懲戒免職に次ぐ停職6カ月。都教委は03年10月に起立斉唱を義務づける通達を出しており、94年以降の卒業式で不起立を理由に処分を受けた教員は延べ314人となった」
●石原氏、新宿で問題発言@JANJAN
「都知事選:石原氏、飛び出したマイノリティー差別」
3月28日 janjan
選挙戦の折り返し点となった28日、3選を目指す石原慎太郎候補は新宿アルタ前で演説し、有権者に支持を訴えた。
石原都政は良くも悪しくも新宿抜きには語れない。物騒だった歌舞伎町の治安は確かに向上した。反面、新宿は石原氏が差別するマイノリティーのメッカである。「三国人」発言などで厳しい批判にさらされ
た。石原陣営が選挙戦真っ只中の演説場所に選んだのは因縁だろうか。
予定通り午後4時にアルタに現れた石原候補は、東京の治安向上、財政再建、環境対策、横田基地の一部返還など2期8年の実績を、ひとしきり強調した。
選挙初日から何ひとつ変わっていない話の内容だ。ただ、ライバル候補の浅野史郎氏を意識してか、震災対策も加えた。ところが、これが付け焼き刃。「日本は火山帯の上にある。地震は来ないと思っていても必ず来る……」の一点張りで、具体的な対震政策は聞かれなかった。
石原氏は、マスコミの世論調査で対立候補をリードしていると伝えられていることもあって饒舌だった。舌が滑り過ぎたのか。選挙戦前はなりを潜めていた過激な発言も飛び出した。
自衛隊を動員しての災害対策訓練を説明するのに、「機動力があるのは『軍隊』」と発言した。自衛隊を『軍隊』にしたい持論が出た格好だ。
「山手線に中国人だけの町ができた。ほとんどが不法入国。この町では泥棒の5点セットを売っている……」などと特定の国名を挙げて批判した。
老人の繰言。自慢を交えて同じ話を繰り返す石原氏の長広舌は45分間に及んだ。(残りは上記URLから)
● 浅野氏、民主と連携強化へ=黒川氏は独自の防災対策提案-都知事選」 3月31日 時事
4月8日投開票の東京都知事選に立候補している諸派で建築家の黒川紀章氏(73)と無所属の浅野史郎前宮城県知事(59)は29日、都内の日本記者クラブでそれぞれ記者会見した。黒川氏は新たな防災対策を公約に加えた一方、浅野氏は30日告示の都議補選を機に、これまで避けていた民主党との連携を強化した選挙活動に取り組む意向を明らかにした。
黒川氏は告示後の1週間を「支持の動きがわたしの方に向いている」 と振り返りつつ、延焼を防止する運河の整備など独自の防災対策を公表。後半戦は「ヘリコプターで1日100カ所を回る。降りて歩いて、最後まで下町の目線で選挙をやる」と意気込みを見せた。
一方、浅野氏は「応援をしてもらってるお返しをする」として、都議候補を応援する形で菅直人代表代行ら同党幹部と一緒に街頭演説に臨む方針を表明。また、五輪招致の中止で1000億円の財源が確保できるとし、この財源を、正規雇用や環境対策に取り組む企業への法人事業税減免など政策減税に充てる考えを示した。
● 浅野氏「宮城流」通ぜず、政党色前面に 3月30日 日刊スポーツ
<東京をどうする 都知事選4・8投開票>
浅野史郎氏(59)が29日、政党色を出さない「勝手連選術」から一転、民主党などと一緒に選挙を戦う方針に転換することを明らかにした。「選挙の主導権は候補者にある」 として政党を表に出さない選挙にこだわってきたが、記者団に「今日30日に告示される都議補選で解禁する。応援のお返しをしたい。同じ場所で同一行動をしたい」と語り、これまで否定してきた菅直人代表代行(60)らと一緒の街頭演説を、解禁する考えを明言した。
「東京で私の選挙を浸透させるためにこれまでやってきた。しかし、 支援する人の思いを無視して、浅野のためだけにやってください、何も見返りはないよというのはできない。 けじめをつけたい」と浅野氏。「有権者に自分の選挙は分かってもらえた」と強調したが「なぜ、浸透するまでやらないのか」と問われると「今までが不自然。自然な形に戻すということ」と、苦しい言い訳。
選挙戦中の方針転換。浅野氏は「私の中では決まっていた」と強調したが、序盤戦の世論調査で石原慎太郎氏(74)の優勢が伝えられ、民主党内からも「宮城のやり方では通用しないと分かってきたのでないか」(田中良民主党都議団幹事長)との声が聞かれる。浅野氏は「ご心配なくと言いたいところだが、(支援は)力強い」と、思わず本音も漏らした。
同日夕には、都内で連合の集会に出席し、菅直人代表代行(60)社民党の福島瑞穂党首(51)と、がっちり握手。浅野氏のイメージカラー、青のハンカチを一緒に振った。菅氏は「強い者の味方が必要なのか、弱者の痛みを分かる知事を誕生させるのか」と支援を要請。「浅野さんと一緒になったのは初めてだが、今後も同じところに行きそうだよ」と話した。
● 浅野氏、戦術転換 民主・菅氏らと共闘決めた都知事選 3月30日 スポーツ報知
前宮城県知事の浅野史郎氏(59)は29日、これまでの戦術を転換し、民主党の菅直人代表代行らと共闘することを決めた。
浅野氏は街頭演説など選挙活動を単独で行っており、民主党議員らは表だって支援することはなかった。この日、日本記者クラブで会見した同氏は「今まで民主党には我慢に我慢をしてもらったので」と説明。「30日をけじめに、とあらかじめ決めていた」と想定内であることを強調した。
しかし「石原氏がリード」との世論調査結果が発表され関係者の間では「(苦戦が伝えられる浅野氏の)苦肉の策では」との推測も出ている。(2007年3月30日06時03分 スポーツ報知)
● 「都知事選:足立区から反転攻勢かける浅野氏 3月30日 JANJAN
リードする石原慎太郎候補を追う形の浅野史郎候補は29日、格差問 題で取り沙汰される足立区でタウンミーティングを開いた。福祉に強いことをアピールし反転攻勢をかける のが狙いだ。
足立区では1万2594世帯が生活保護を受けており、23区内では 2番目に多い台東区(6002世帯)を2倍も上回る。断トツの多さだ。就学補助を受ける小学生は1万36 31人。足立区の小学生の2.4人は、就学補助を受けていることになる。全国でもトップレベルだ。
北千住駅前の区立ホールで開かれたタウンミーティングには、足立区 に住む高齢者、主婦、障害者など約50人が参加した。
浅野候補はライトブルーのジャケットにスニーカーといういつものラ フな格好で会場に現れた。足立区は木造家屋が多く、道路が狭い地域も少なくないことから、浅野氏は震災 対策から話を始めた。
続いて福祉。浅野氏は宮城県知事時代に「知的障害者解体宣言」をし たことを例に出した。「知的障害者は地域にいてふつうの生活がしたいと思っているノノ今年50人 (施設から外に)出したら、来年また50人出すノノこれが障害者の地域移行です」と話した。
「都政は弱い人のためにあるんです。弱い人に政治の光があたるべ き。差別のない東京を作りたい」と訴えた。
視覚障害者の青年が質問した。「東京(の街)は段差が多いし、私に は住みにくい。もしかりに浅野さんが知事になったら私はどこに住んだらいいですか?」
「東京です」と浅野氏。さらに「東京は元気な人の街なんです。高齢 者や視覚障害者には住みにくい。高齢者が街に出られるようになればボケの防止にもなる」と続けた。
タウンミーティングは、民主党足立支部と生活者ネットワークが呼び かけて開いた。これまで民主党の存在を表に出してこなかった浅野候補だが、分厚い支援を受ける形に戦術転換したようだ。
足立区選出の現職都議、区議が4人。都議補選・区議選の立候補予定 者が3人。ほぼ総出で、タウンミーティングを盛り上げた。自分たちの選挙に連動するから、という事情も ある(都議会議員補欠選挙は、都知事選と同じく来月8日投票。区議会議員は22日投票)。
タウンミーティングに出席した有権者は、いずれも浅野氏の「福祉」 に大きな期待を寄せる人ばかり。「庶民感覚のない石原さんはダメ」という声がほとんどだった。
浅野氏が訴える政策は地元のニーズに合致したようで、集会が終わり 去って行く際には、力強い拍手が贈られた。告示前から浅野氏を見てきたが、今回のように熱気と緊張感 に溢れた集会はあまりなかった。
浅野氏は17日、下町のシンボルでもある浅草雷門前で演説し顔を売 り込んだ。この時も台頭区長選挙戦で民主党と連動した。言い方を換えれば、地元をよく知る組織の力で 下町デビューを果たすことができた。29日のタウンミーティングも同じスタイルだった。
地域に根付いた政党と無党派層への支持を訴える浅野氏には、車の両輪で進むことが求められている。
● 浅野氏が苦戦で方向転換、民主党とタッグ組む!東京都知事選 3月30日 サンケイスポーツ
東京都知事選に出馬している前宮城県知事、浅野史郎氏(59)が29日、都内で日本記者クラブ主催の記者会見に臨み、距離を置いていた民主党と“合体”することを明かした。30日告示の都議補選(7選挙区)を機に、政党色を出さない選挙戦術を転換、民主党の菅直人代表代行(60)や補選候補らと一緒に街頭演説に立つ。
浅野氏は会見直前に菅氏や社民党の福島瑞穂党首(51)と会って握手したといい、「当初から(合体解禁は)30日と思っていた。(市民主役の)『浅野の選挙だ』とはっきり分かるまで民主党には応援を我慢して下さいと伝えていた。民主党はよくぞ我慢して下さったと思う」と兵法のごとく説明。56カ所に上る浅野氏の遊説は「一人旅」で、民主党は“死んだふり”だったワケだ。
民主党都連もこの日、選対会議で支援強化を決定。田中良都議団幹事長は「浅野さんも宮城のやり方では通用しないと分かってきたのではないか。補選の選挙区は大票田。都知事選と連動させ、勢いをつけたい」と述べた。陣営には、じわじわリードを広げる石原慎太郎氏(74)への焦りがあるようだ。
また浅野氏は31日に新宿2丁目で街頭演説を予定。支援者の多い同性愛者とも“合体”する!?
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都知事選 候補者 遊説スケジュール
今日の遊説~都知事選 候補者
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都知事選 候補者 遊説スケジュール
4月3日(火曜日)
吉田万三氏
11時30分 諏訪氷山商店街・東京都民銀行多摩支店前
13時30分 京王線・南大沢駅
15時00分 八王子駅北口東急前
17時30分 小田急線・町田駅109ビル前
18時45分 小田急線・鶴川駅前
石原慎太郎氏
17時30分 中央線 荻窪駅タウンセブン前
浅野史郎氏
8:00- 9:00
調布駅南口 街頭演説
9:45- 10:05
武蔵境駅南口 街頭演説
10:40- 11:20
井の頭線三鷹台駅 小田急OX前 街頭演説
11:20- 12:00
三鷹駅南口デッキ上 街頭演説
14:00- 14:30
新宿駅東口 街頭演説
14:45- 15:00
上智大学脇桜並木 徒歩遊説
15:30- 16:30
江戸川橋交差点 ~文京区内流し~ 御徒町駅前
18:00- 18:30
浅野史郎さんの出版を祝う会
18:45- 19:15
有楽町マリオン前 街頭演説
20:30- 21:00
東村山市民スポーツセンター 個人演説会in東村山
黒川紀章氏
調整中
ドクター・中松氏
11時00分 明大前・浜田山
12時00分 吉祥寺
13時00分 武蔵小金井(学芸大)
13時30分 国立
14時30分 滝乃川学園
16時00分 府中
17時00分 立川
18時00分 日野
18時30分 八王子
(編集部)
◇遊説の日時・場所は、変更になることがありますのでご注意ください。
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