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てらまち・ねっと



 ここのところ知事選の話題が多かった。そのことは、改めて整理したい。
 まず、こちらのこと。ここ岐阜県山県市の県議選(定数1)も昨日投票があった。

 自民党から2人の山県市議が立候補、両者とも自民推薦の状態。
 2月中旬にそれぞれの立候補表明があり、一人の方に大部分の保守系議員がついた、とも言われていた。

 でも、告示中の先週あたり、違う話も入ってきた。
 投票の結果によっては、無投票といわれていた15日告示の市長選も、保守分裂の選挙戦になるかも知れない、という記者。
 昨日は、市民からも電話があって、「選挙結果がどう出ても、保守会派は組み替えになるだろう」とも。それぞれの「演説会」の内容も伝えてくれた。

 政党や会派、派閥に関係のない私には、真偽は分からない。

 ともかく、本日9日付けの私の新しい風ニュース185号は、明日の朝刊で市内全戸に届けられる。インターネットでは、先に紹介する。

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  インターネットでの印刷用は 
   PDF版 266KB   本文は下記に。
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新しい風ニュース 185号
やまがたの環境とくらしを考える会(通巻222)
岐阜県山県市西深瀬208 ℡・FAX 0581-22-4989
なんでも相談  どの政党とも無関係の 寺町 ともまさ
 2007年4月9日
HP ⇒ 寺町ともまさのWebページ   メール ⇒  tera-t@ktroad.ne.jp
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 4月22日に行われる山県市長選挙に平野氏が立候補することは、みんなが知っています。私は、3月16日の市議会一般質問で、かなり厳しい視点で市長に問いかけました。なぜなら、次には今まで以上にもっとしっかりして欲しいから。つまり私から市長へのメッセージともいえます。市長は「なんで、寺町さんにそこまで言われんならん?」との受け止めかもしれません。市民の皆さんも市長に意見を伝えましょう。

 このニュースは、4月9日もしくは10日に皆さんに届きます。その時には、県議会議員選挙の山県市選挙区の投票も確定しています。その結果によっては次の日曜日15日から始まる市長選も波乱含みとも。また、同時に、欠員になった2人の市議補選もあります。

● 市長選における「推薦」の受諾は適切か
《問・寺町》 市の財政支援団体からの「市長選・推薦」の受諾の法令違反・倫理違反ではないかと私が驚いていることがある。山県市の正式な予算として、任意団体を含めて各種団体・法人等に財政支援(補助、助成、拠出など)しているし、委託・契約・出資関係のところもある。予算執行の責任者である市長が、これら団体から、現職市長の再選の市長選挙あるいはその政治活動において、「推薦」とかとか「応援」等という「関係」を成立させることは、政治家としての市長の倫理観を本質的に問われる課題である。来る市長選に関して、平野氏は、「市商工会」「市体育協会」など各種団体の推薦を受けたと報道されている。推薦等の意思表示をした団体のうち、山県市が財政支援している各種団体等について、その名称と代表者名、過去1年間の交付等の額と支出名目、月日はどのようか。

《答・市長》私から推薦を要請したものではなく、それぞれの団体の皆さまが、今まで私が推進してきた市政についてお認めいただき、御推薦をしていただいたものと思い、誠に光栄。団体の名称など細部については、選挙に関する質問であり、答弁は差し控える。

【寺町のコメント】 市の公金助成を受けている団体が、選挙で現職市長を推薦なんて、そんな私混同は許されないと思います。過去の支出分の返還と今後の支出の差し止めを求めて、選挙が済んだら住民監査請求するしかない。あなたはどう思いますか?

● 職員駐車場と駐車料について
《問・寺町》 市は、本年1月から職員の駐車場料金徴収を開始した。算定根拠は?

《答・市長》 借地で駐車場としている所は、庁舎北側の職員駐車場をはじめ10箇所あり、自家用車で通勤している者を対象とし、駐車場として使っている部分の借地料を利用台数で割って算出している。職員1人が負担する額は年間1500円である。

【寺町のコメント】 羽島市・瑞穂市・月額2000円自己負担、岐阜市・月額1000円自己負担。関市・本巣市は徴収せず。民間はもっと高い。

● 職員の法令遵守=コンプライアンスの違反ついて
《問・寺町》 庁舎内禁煙が不徹底である。「時に庁舎内の執務室などで喫煙している職員がいる」と、内外から苦情がある。市がルール化して一律適用していること=すなわち「制度」を無視することは、モラル違反であることは当然として、法令遵守=コンプライアンスの違反である。昨年発覚した職員による公金・公物の横領・窃盗事件のあと、市長は、職員意識をきちっとさせるとした。しかし、相も変わらずコンプライアンス違反である。

《答・市長》 平成15年8月1日に公共施設内を禁煙とし、これに伴い庁舎内全館も禁煙とした。職員をはじめ来庁者の皆様にもご協力いただき、徹底していたと存じていた。今後はこのような御意見をいただかないよう職員の指導を徹底してまいる。

【寺町のコメント】 庁舎内喫煙があったことを認めたわけですね。自覚の問題。
                                 
● 美山のクリーンセンターで検出されたダイオキシンのこと
《問・寺町》 昨年1月から3月ころ、美山地区の市のゴミ関係施設であるクリーンセンター敷地内において、基準を超えるダイオキシンが検出された。しかし、市は、これを隠し続けていたところ、今年になって、それを知った県の強い求めで公表に踏み切った。
どうして1年近くも隠し続けたのか。再調査の時期や方法と調査費、今後の対策は?

《答・市長》 ダイオキシン類の土壌汚染問題は、クリーンセンター敷地内の問題であり、解体撤去工事において適切な処理を行えばよいと判断し、公表しなかった。詳細調査は、クリーンセンター敷地内の部分について、12地点の詳細調査を行っている。また、施設周辺住民への影響も考慮し、クリーンセンター敷地外の5地点の調査も行っている。この調査に必要な費用は、451万5千円。今後の対策は、汚染土壌の入れ替えが適切な処理ではないかと考えている。汚染土壌の処理は埋立処分を行なうことを予定している。

【寺町のコメント】 「常に市民への説明責任がある」ことの自覚がないから。

● 伊自良の建築廃材のチップ中の重金属検出について
《問・寺町》 実質不法投棄状態で放置されているチップから、92検体の平均で基準値を超える重金属の「鉛」が検出されたと新聞報道があった。市が認識した時期と経緯は?

《答・市長》 平成18年10月25日破産管財人より成分調査において、鉛が環境基準値を超えたとの連絡があった。12月21日に再調査結果の報告があった。検査対象地107箇所(チップの山92箇所平地15箇所)内44箇所が環境基準値を超えており、最高で基準値の約3倍鉛が検出された。市としては、破産管財人に、環境基準を超えている全部のチップを早急にシートで被うこと、また、速やかに撤去・処理することを求めた。

《問・寺町》 私が要求しても状況説明すらせず、資料も見せなかった。説明すべき。

《答・市長》 破産管財人より助言者として市も関与を求められており、各種検査、処分方法など、農地法上の問題や環境基準等、他の行政機関との調整などを行っている。破産事件及びチップ撤去は管財人の業務なので、情報開示は管財人に対して要求するもの。

【寺町のコメント】 管財人は職務上、当事者にしか答えないことは分かっているのに、こんな重大なことを管財人のせいにして隠していることは市の無責任のあらわれ。

● 情報公開における非公開体質
《問・寺町》 昨年末、市議の選挙公営に関して山県市選管に、県議と知事選挙に関して岐阜県選管に情報公開請求した。それに対して、岐阜県選管は、「公職選挙法の選挙運動費用収支報告書においては、支出の相手方についは『氏名、住所及び職業』等について報告義務がある」という大原則を類推適用して、運転手の氏名、住所などの個人情報も公開した。しかし、市は、運転手の氏名、住所などもすべてマジックで黒く塗って公開した。市の公金の支出の記録であるが、その情報公開においてすら、非公開の体質があふれている。

《答・市長》 情報公開は開示することを原則としつつも、特に個人情報の保護等については十分留意しなければならない。お尋ねの事例は、本市の選挙管理委員会に対して行われたもので、独立した行政委員会の個別事項について意見を述べることは差し控える。ただ今後、市民との協働がますます重要性を増してくる中で、行政情報の積極的な公開は必要なことであり、多くの市民の方が知るべき情報については、適切な対応をして参りたい。

【寺町のコメント】 「多くの市民の方が知るべき情報については」というところに市長の情報公開への認識不足が明瞭に出ている。情報公開は、一人でも知りたい人がいたらすべての市民が知りたいのと同じだと認識すべき制度。知りたいと申し出がなくても見れるようにしておくべき制度。市長は、20年前の梶原前知事の初代知事室長を経て県職員を退職。だからなのか、私から見ると情報公開制度についての意識が極めて低い。職員任せ。

● 市を財政破綻の直前にいたらせた市長の責任について
《問・寺町》 山県市の実績に基づく「中期財政予測」の公式データでは、市の財源は、2009年(H21年)度に初めて赤字となる。
「合併が破談」もしくは「合併協議から離脱」した市町村は、どこも厳しく真摯な行財政改革・再建策を選択して対応している。他方、合併した自治体の相当数は、財政支出を膨らませた。まさに、山県市はこの典型だ。平野市政の1期4年の総括として、市を財政破綻直前にいたらせた市長の責任を市民にどう説明し、釈明するのか。

《答・市長》 破綻直前にいたらせたという認識はない。私は、この4年間市民サービスの向上と市政発展のため、誠心誠意、全力で取り組んできた。今後は、財政の厳しさは現実なので、健全な財政を維持するため様々な検討を繰り返し、積極的な経費節減等を図っていかなければならない。

【寺町のコメント】 市長一人とはいわないけれど、多くの議員も含めて作り上げた現状。

《問・寺町》 市長は先の12月議会での私の質問に、「現在の山県市の普通建設事業等については、今後しばらく、思い切った削減というか中止ということも加味しながら、対応して行かなければならない。」と答えた。抽象的な緊縮の意思表明は、議会議員も市民も聞き飽きている。具体的に、どの事業につき、どうしていくというのか。

《答・市長》 まず、普通建設事業では道路新設改良費の削減である。市単独事業として行う道路新設改良費については、当初予算比較で、約3億2,300万円、69.8%の削減を行っている。また、その他では、人件費の削減も行っている。勧奨退職を勧めるとともに、職員採用は専門職のみの必要最低限に抑えていきたい。具体的には、当分新市まちづくり計画あるいは山県市総合計画実施計画に基づき事業を推進しなければならないが、新年度に「行財政改革推進室」を新設し、これらの計画について、今一度精査検討を加え事業を見直すなど、さらに健全な財政運営に向けて取り組みを行っていく。

《問・寺町》 温泉計画はどうするのか。

《答・市長》 温泉計画は、財政状況等を考慮し、今後検討課題とする。

【寺町のコメント】 市民の皆さんも大変な事態だということを認識して欲しい。山県市においては、「合併バブル」はついに、はじけました。ともかく、今年の予算、私から見て、方向性の足らないところは多々あるけれど、大幅に緊縮したことは前向きに評価したい。

※ 今回の一般質問の報告は、通告に対する市長の答弁を抜粋。再質問や再々質問もありますが、それらを要約するだけの時間がありませんでした。なお、テレビの議会放送は、通常は議会の次の週ですが、今回は選挙の関係で市長選のあとの放送になります。私の分の放送は4月26日(木)と5月3日(木)。放送後は図書館でテープの貸し出しもあります。

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 食用の桃と花を見る観賞用のももがあります。
 食用は一重咲きがふつう。
 鑑賞用は「花桃」。八重咲きの花桃の菊咲きを「菊桃」ともいいます。

 一本の木で、紅と白に咲き分ける種類は「源平(げんぺい)花桃」。
 うちにある2種は、八重咲きの源平。

 他も含めて花桃は4種類植えてあります。
(どの写真もクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大

お椀を伏せたような立派な樹形でした。が
一昨年の大雪で北側(右奥)の枝2本が折れて、少し変形


  

まだ、満開前
  

去年植えた背丈ほどの枝垂れ


源平花桃の枝垂れは珍しい
(まだ、枝垂れの樹形になりきっていないけど)
  

八重咲きの花桃の菊咲きを「菊桃」


1メートルほどの安い株。今年の花は10数輪
  
 菊桃 
 江戸時代からあるモモの品種で,
 花が菊の花のようになるのでこのように名付けられました。


 矢口桃 
 品種の特徴
早咲きの八重咲きピンク花品種
直径約4cmくらいの淡紅の中輪花。
「お花をあげましょ桃の花」のハナモモはこの品種。
ひな祭りに飾る花です。

 うちのもう1種類は、矢口桃。3月のひな祭りの飾りに使われる地域もあるように、超早咲き。うちでは、今年、特に早咲きで3月中旬に咲いてしまいました。写真も撮りました。が、3月中旬過ぎにパソコンを替えたところ、古いほうのハードディスクにデータが入ったまま。まだ、データ入れ替えが済んでいませんので、絵は失礼。

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