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てらまち・ねっと



 今日から統一地方選の後半が始まる。
 ここ山県市では、市長選と市議補選がある。

 市長選は結局、無投票になると見られている。
 補選は欠員2。そこに3人の立候補が見込まれている。
 ちょうどその3人の選挙公営についての意見が新聞に載った。有権者にとっても判断材料になる。いいタイミング。
4月13日 選挙公営の波紋。山県市議補選の立候補予定者の感想は

 ここでは、中日新聞の記事を紹介。私の意見も十分に入っている。

 合併前の高富町から今の山県市の、記事との関連情報も紹介。

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● 4月13日 中日新聞 新しい自治の舞台から 第4部 「議会って?」 (上)
 活性化への改革 大切な住民本位の視点 


(写真をクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大
 
議会の停滞感が指摘されて久しい。活性化が必要だとして改革に取り組む議会が県内でも目立ってきた。第四部では、議会をめぐる最近の動きを紹介しながら、その在り方を考えてみたい。(統一選取材班)

 「本会議前に入念な打ち合わせがあり、議会が形式化している。一問一答ができるようになってほしい」。岐阜市議会の三月定例会。一般質問で一人の議員が要望した。
 同市議会では従来通りの質疑形式を続けている。細江茂光市長は「事前に質問の内容や趣旨が確認できれば、限られた時間の中で簡潔に的確な分かりやすい答弁ができ、実りある質疑が可能になる」と述べ、入念な打ち合わせについて「質問の内容によっては、説明責任が十分に果たせない場合がある。できるだけ正確に丁寧に答えたいという気配り」と効用の方を強調した。

 議員の一部にも、一般質問で有意義な答弁を引き出すのでなく″場外″で当局側と話し、意向を反映させれば済むという意識は残る。傍聴に訪れた市民にどう映るかという視点は、なかなか現れてこない。 


「市民の問い合わせも多く、関心が高まった」と手応えを語るのは、瑞穂市議会の豊田正利事務局長。同市議会は昨年九、十二月定例会で一般質問を土日に開催した。
 仕事で平日は傍聴できない人に議会へ足を運んでもらおうという試験的な試みだった。一般質問の二日間合わせて平均約六十人が傍聴し、導入前から二倍以上に増えた。
 しかし「議員に呼ばれて傍聴し、目当ての議員の質問が終わるとエ斉に退席する一行もあった」と傍聴者増を疑問視する見方も。三月定例会では平日に開いた。「一長一短、賛否両論があるのは当たり前。今後も続けるかは話し合って考える」と藤橋礼治議長は語る。

 山県市議会は、合併した二〇〇三年から定例会の一般質問で「一問一答方式」を採用した。一問ずつ質問して、その都度、当局側が答弁する形式。旧高富町議会で導入していたのを引き継いだ。市議の一人は「聞く側にも分かりやすい」と評価する。「答弁に対して質問を返しやすく、深みのあるやり取りができる」と感じている。瑞浪など、一問一答方式を導入しているほかの市議会からも、はぼ同様の評価が寄せられている。

 山県市議会はさらに〇四年五月、一般質問を議員側に向かってするのでなく、当局側と向き合って質問する「対面式」を採り入れるため議席を改装した。「議員と当局が対峠(たいじ)し互いに緊張感を持てる。やり取りもスピーディーになる」が狙いだった。

 同市議会の場合、質問は三問、時間は四十五分までと制約がある。
 「回数と時間の制限はなくてもいい」と考える別の市議は「一年ごとに議長が交代しては、議会改革のリーダーシップが発揮されにくい。そうした慣習を改善するなど、議員のポスト意識を変えないといけない」と指摘。「柔軟に形式を変える自由度も必要。住民のためにどうあるべきか模索し続ける姿勢こそ大切だ」と語った。
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(関連情報)
● 一般質問 時間が 1時間に 延長!  新しい風ニュース 93号
 ・・・新しい町長になって、最初の定例会です。議会の多数を占める会派の発案で、一般質問の持ち時間が一人1時間に倍増しました。「議会の活性化のために」「今のやり方では、テレビ写りを第一にしたパフォーマンスでやる傾向があるので改める」などの理由とのこと。今まで、30分の持ち時間では少なく、私は時間切れが多かったので、かねてより時間の延長をと要望していました。それが、やっと実現したわけで、他の議員の皆さんに本当に感謝しています。・・・

● 9月議会の一般質問は、10月3日(金)に行われました。 新しい風ニュース 94号
・・・ 今回から、一人の持ち時間が、30分から1時間に伸びました。じっくり聞くつもりで、進めていったら、やっぱり時間がなくなってしまって、途中から(今までで一番)走ってしまいました。反省して、次からは、一般質問への臨み方をかえようと思っています。・・・

● ◆議会の一般質問は一問一答方式を継続! 新しい風ニュース 153号
 ・・・議会の一般質問は、議員が質問内容をまとめて述べ、執行部が一度に答弁する形式が多いのですが、従来の一括質問、一括答弁から論点の明確化などをはかるため「一問一答方式」に変わりつつあります。
既に高富町のころから「一問一答方式」に変わり、山県市に合併しても続けられています。
 高富地域では以前からテレビ放送されていたので、お馴染みです。来年からは、伊自良地域、美山地域も議会のテレビ放送が始まる、という流れです。

◆議会の一般質問が対面式に変わります!
 一般質問のとき、議員が議員側や傍聴席を向いてする質問方法を、答弁する執行部を向いて実施する「対面式」に変える議会が少しずつでてきています(それでも、臨時に質問用の机とイスを毎回議場に仮設する程度)。
 なんと、山県市では、このほど、議場を改造し、議員席の最前列真ん中の2席をはずして一般質問のための質問席(演壇)を設置しました。テレビも、2台で質問者と答弁者を交互に写すようです。
全国に先駆けるこの取り組み(改造費用約110万円)。費用はかかったけれど、活発な議会のために、私は、賛成です。・・・



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