今日は昼12時が一般質問の通告期限。
なんとなんと、今回、たったの4人。最少の新記録だろう。
皆さん、選挙公営問題で自粛ぎみなんだろうか。
私の一般質問は27日(水)の午後1番の見込み。誰かがやめれば繰り上がるけど。
通告文は、近いうちに紹介するとして、昨日の夕刊や今日の新聞記事は面白い。
お金の返還と辞職の意向を語った議員。
今春、県議に転進したが、3年前の市議選の水増し問題で、もらったポスター代の全額を市に返そう現金を持って市役所に行ったら、市から断られたそうだ。
返還手続きが定められていないから、ひとつ間違うと寄付行為で公選法違反になるのに。それに全額返還しても警察の送検が変るはずがない。その後、起訴猶予になるとしても。
県内の他市の選挙公営状況を整理している記事も。
しかも、県議会自民党会派までが、よく調べて対応するようにと動き出したという。
効果はテキメン。
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印刷用12日13日新聞 第4報 7ページ PDF版 2.0MB
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● 山県市長、水増し請求に言及せず 市議会開会 2007年06月12日 岐阜
2004(平成16)年4月の市議選で、選挙公営で公費負担されるポスター代を、市議ら数人が水増し請求したとされる詐欺容疑疑惑が浮上している山県市で12日、市議会定例会が開会した。平野元市長は本会議では疑惑については一切触れず、閉会後、報道陣に対し「もしも不正があったのなら残念。(市議らの進退については)対象者の判断に任せる」との見解を示した。
議会には市議22人全員が出席。開会前から大勢の報道陣が待ち構え、議員らは足早に議員控え室に入った。壇上に立った平野市長は疑惑については何も触れず、提案説明を行い、約20分間で閉会した。
閉会後、限度額に近いポスター代を請求したある男性市議は報道陣に対し、「今は答える状況にない。時期がきたら説明したい」と言葉少な。県警から事情聴取を受けている市議らは口を閉ざしたままだった。本会議終了後は与党会派による非公開の合同会議があり、議員20人が集まった。
会議終了後、会見した村橋安治議長は「会議で疑惑について協議したが、今の段階では細かい事を話す状況でない。ただ市民の皆さんにはおわびしたい。市政、議会の混乱を招いたことを申し訳なく思う」などと謝罪した。
● ポスター費問題 山県市議会、説明なし 6月13日 朝日
公費負担される市議選のポスター代が、当選した市議数人によって水増し請求されていた疑惑に揺れる山県市で12日、6月定例会が開会した。渦中の市議らも全員が出席、問題発覚後初めて公の場に姿を現したが、市民へ明確な説明はなかった。平野元・市長も県警が捜査中である点を強調し、現段階での調査には消極的な姿勢を示した。
市議会は、議員が全員着席後も開会時刻直前まで傍聴席を閉鎖する異例の対応。本会議では、市側が補正予算案など計6議案を提案。平野市長は提案説明でポスター代問題については一言も触れず、約20分で終了した。閉会後、平野市長は「県警が捜査中だが、市民の税金が無駄に使われたのが確実になったら、市としても調査を考えたい」と話した。
閉会後、4会派は非公開の会議を開催した。終了後、取材に応じた村橋安治議長は「市民にまずもっておわびしたい。市政の混乱に対し、申し訳なく思っている」と陳謝。一方で「警察が捜査中でコメント出来ない。細かいことを述べる状況にない」と話した。
県警から事情聴取されている市議らは一様に口を閉ざし、詰めかけた報道陣を避けるように足早に議場を立ち去った。公費負担額の上限いっぱいを請求した市議の1人は「今は状況を話せる段階ではない」と繰り返すばかり。顔を隠し、駆け足で立ち去る市議もいた。
以前からポスター費問題を指摘してきた同市の寺町知正市議は、今年3月に市議会が選挙公営制度の廃止を議決したことについて「21人中20人が廃止に賛成し、即廃止に至ったのには、市議にも制度を利用して何か思うところがあった方々がいたということだろう」と、疑惑をもたれた議員の当時の心境を推した。
問題発覚後、朝日新聞の取材に対し、水増し請求の事実を認め、返還や辞職に言及した市議は1人だけ。平野市長は「議員個々のモラルの問題だが、進退については個人の判断に委ねるしかない」と話した。
● 山県市議選ポスター費問題:「捜査見守る」 与党4会派20議員が申し合わせ /岐阜 6月13日 毎日
04年の山県市議選で当選した議員5人前後が、公費負担されるポスター製作費を市に水増し請求した疑いがある問題で、同市議会(定数22)の与党4会派に所属する20議員が会合を開き、県警の捜査を見守ることを申し合わせた。一方、県議会(定数46)の最大与党会派「県政自民クラブ」(32人)は12日、今年4月の県議選のポスター代について、個々の県議が自己点検するよう指示した。今回の問題では、同クラブに所属する同市議出身の県議も県警の事情聴取を受けている。
同市議会はこの日、6月定例会が開かれ、水増し請求疑惑が持たれている市議らも初めて公の場に姿を見せた。本会議では、平野元市長はポスター問題に一切言及しないなど、この問題が取り上げられることはなかった。本会議後に行われた4会派の会合では、約40分間協議があり、県警の捜査状況をみて対応することにしたという。
会合後、村橋安治議長は取材に対し「事情聴取を受けている人もおり、個々の現状を話すことはできない。市民や議会に迷惑をかけており、申し訳なく思う。今後、様子を見ながら、その都度対応を考えていきたい」と陳謝した。
● 疑惑の市議 謝罪せず 6月13日 中日
● 市議、水増し認める 返還・辞職の意向 6月12日 朝日
● 現県議も水増し請求 山県市議当時 市に返還の用意 6月13日 朝日
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◆県議会 自民、経費確認へ 朝日6月13日
県議会の県政自民クラブは12日開いた議員総会で、統一地方選でかかったポスター作成費を確認するように各県議に指示した。渡辺信行会長は「(請求額と実際の経費で)間違いがあれば、速やかに県当局に訂正するように」などと述べた。
渡辺会長は総会後「山県市の例があり、指摘した。意図的に水増し請求をやったらいかんが、選挙戦で忙しい議員本人がポスター費を確認していることはほとんどないから」と話した。
ある県議は「キックバックがあれば問題だが、条例で決めた上限内なら問題ない」。別の県議は「選挙公営制度自体がおかしい。上限ではなく一律額を決め、足りない分は自分で払うようにするべきだ」と話した。
6月13日 毎日
県政自民クラブはこの日、総会を非公開で開いた。渡辺信行議員会長が「間違いがあれば、党県連事務局に相談して速やかに訂正してほしい」と呼びかけたという。県議選のポスター製作費をめぐっては、市民団体「くらし・しぜん・いのち 岐阜県民ネットワーク」が県に監査請求を行う準備をしている。
総会に出席した議員の一人は「(自分は)不正はなかった。県議の場合は会計担当者がすべて取り仕切っているので、候補者では分からないケースが多いのではないか」と話していた。【稲垣衆史、宮田正和】毎日新聞 2007年6月13日
● ポスター制作費 調査 請求が国大きな開き 県会自民も調査へ 読売 6月13日
県議会の最大会派「県政自民クラブ」の渡辺信行議員会長は12日の議員総会で、会派の県議に対し、今年4月の県議選のポスター製作費を各自で調査するよう指示した。2004年4月の山県市議選でポスターの製作費を水増し、受給していた問題で、同市議ら数人が事情聴取を受けたことから、対応に乗り出した。
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