昨日の県議会議員候補の選挙ポスター代の水増し請求に関する住民監査請求、テレビでも結構流れたし、今朝の新聞もしっかり扱っている。
住民監査請求する文書の印刷や製本をしている昨日午前中、市民の方から10数件の電話があった。やっぱり、候補者別の請求額のデータはショッキングだったようだ。声は、あらためて紹介する。
今日も、他の自治体の人から、新聞を見た、ここ(その人)の選挙区の候補の名前と率を教えて、と訊ねられた。候補者2人の区だったのでその場で答えた。
ところで明日20日水曜日は午前中に2件の住民訴訟が岐阜地裁であり、その書面を今日作らなければいけない。
それで、県議のポスター代住民監査請求の詳細なデータのアップは一日延ばすことにして、書面づくりを優先。
データアップに、乞うご期待。
人気ブログランキング→→ ←←ワン・クリック10点
謝罪会見の 印刷用16日新聞 第6報 9ページ PDF版 3.0MB
(写真をクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大
● ポスター製作費「業者が誤って請求」 返還意向の岐阜県議 中日 2007年6月18日 朝刊
二〇〇四年の岐阜県山県市議選に続き、今年四月の岐阜県議選でも選挙ポスター製作費の過剰請求があった問題で、過剰請求分の返還を県選管に申し出た県議(61)が十七日、中日新聞の取材に応じ「印刷業者が誤って請求した。事務方に任せていたので知らなかった。分かったからには早めにきちんとした方がいい」と返還を申し出た理由を語った。
関係者によると、この県議は二月中旬ごろ、ポスターの製作を業者に依頼。選挙公営制度では県選管に請求することができない屋内掲示用のポスター製作費約三十万円も含め、約七十八万四千円を業者から県選管に請求させ、受け取らせた。
この業者は「知識不足で、製作費すべてを申請していいものと思っていた」と、制度をよく理解していなかったためのミスだったことを強調。「申し訳ない」と謝罪した。
● 山県市議会3委員長が辞任願 ポスター代水増し 6月18日 岐阜
2004(平成16)年4月の山県市議選で、市議ら数人が公費負担されるポスター代を水増し請求したとされる詐欺容疑事件で、水増しを認めた市議4人のうち、市議会の委員会で委員長を務めている3人が18日、委員長の辞任願を提出した。
辞任願を出したのは、総務委員長の武藤孝成(57)、産業建設委員長の村瀬隆彦(54)、議会運営委員長の渡辺政勝(57)の3市議。
3人は、各委員会の副委員長あてに提出。現在市議会は6月定例会の休会中のため、議会事務局での預かりとし、22日から順次開かれる各委員会で、辞任願について協議される。
● 山県市議選ポスター費問題:3委員長が辞任願 各常任委で22日から協議 /岐阜 19日 毎日
04年の山県市議選で公費負担のポスター製作費を水増し請求した疑惑で、水増しを認めた市議4人のうち市議会の常任委員会の委員長を務める3人が18日、水増し請求の責任をとるとして委員長の辞任願を提出した。
産業建設委員長の村瀬隆彦市議(54)と、総務委員長の武藤孝成市議(57)が各副委員長あて、議会運営委員長の渡辺政勝市議(57)が議長あてに辞任願を提出した。
同市議会の6月議会は休会中で、3人の辞任願は議会事務局預かりとし、22日から順次開かれる各委員会で辞任について協議する。【宮田正和】
毎日新聞 2007年6月19日
● 企画特集
【公費混同 選挙ポスター代疑惑】 水増し請求額 実名リスト配布
(この記事の写真は、昨日のブログ 6月18日 に)
朝日 2007年06月18日
04年4月の山県市議選(定数22、候補者数27)のポスター代水増し疑惑で、寺町知正市議(53)が18日、現職市議20人(うち1人は補選で当選)を含む公費請求者25人の実名入り請求額リストを、市内全域に配布する。21日の市議会本会議を前に、静観を続けている市長や市議会に説明と問題への対応を迫る内容だ。(岡本洋太郎)
実名リストが掲載されたのは、寺町市議がつくる「やまがたの環境とくらしを考える会」が17日付で発行した会報「新しい風ニュース」。18日の朝刊各紙に折り込み、市内の約1万世帯に配布される。
リストは、06年11月に寺町市議が情報公開請求し、市が公開した文書から作成。候補者と契約した印刷業者の実名と請求金額、公費負担の上限額に対する比率のほか、選挙公営制度で同様に公費負担される選挙カーの借り上げや燃料、運転手代の請求額も掲載された。寺町市議と、法定得票に達しなかった1人は、全項目で公費負担を請求しなかった。
ポスター代を上限額に対する比率で見ると、記者会見で水増しを認めた5人のうち、村瀬隆彦市議(54)と吉田茂広市議(42)が99・7%、県議に転身した横山善道・元市議(53)と渡辺政勝市議(57)が99・4%と、いずれも上限額に近い。武藤孝成市議(57)は53・5%で上位10番目だった=表。
会報では、「議会は解散しろ!」「税金を浪費する政治家に、役所にコストや効率性を求めることはできない」「年金問題もあって不安な世の中に、市議の水増し受給なんて許せない」といった市民から寄せられた声も紹介された。
寺町市議は「実態の公表を求める市民の声が多かったため、全域配布に踏み切った。市長や市議会は市民への説明責任を果たすべきだ」と話した。27日の一般質問で問題を追及する構えだ。
寺町市議が事務局を務める市民団体「くらし・しぜん・いのち 岐阜県民ネットワーク」は、今年4月の県議選でも同様の水増し請求があった可能性があるとみて、18日に県監査委員に住民監査請求をする。
| Trackback ( )
|