今日は10時から市議会の本会議の再開。
議長は、辞職勧告決議案の本会議提案を29日にするという。
実は、私も昨日の議案の提出のあと、新聞記者に聞いたのだが、常任委員長2人と議会運営委員会の委員長が辞任を届けたと思っていたら、議会運営委員会の委員を辞職していたというのだ。定数5の議会運営委員会で3人欠けたから議運が開けない。
そこで、明日から順次行われる常任委員会で委員長を選出、その後に、議会運営委員会のメンバーが確定して、議会運営委員会が構成されるという流れ。
極めて異例な事態。(何しろ、動きたくない人たちだ)
その部分はのむことにした
本会議後全員協議会。
しかし、「まだ捜査の途中だから」という圧倒的な意見で、実質何も進まず。
協議会後が、議長がマスコミ陣と会見。
議会事務局長が、「あとがありますから」と質問を遮った。時計をみたら、始って「たった5分」。傍聴していた私は、「質問に全部答えら」「そんな中途半端なことするから声明責任を果たしていないって言われるんだ」って、大きな声で言った。
質問は続いたが、それでも「計8分」。
後ろを向いた局長には困ったもの。
解散しかけたら、「寺町さんそこに座って」、と記者が言うので、議長のいた席に座って、質問に答えた。約15分。
なお、県議会議員選挙のポスター代の住民監査請求のデータ、だいぶ準備が出来たので、必ず明日アップしますからお待ちください。
ところで私は、これから畑に出て、トマトなど夏野菜の誘引などを済ませてくる。明日から当分は雨だというので、今のうちに済ませておきたいから。
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【辞職勧告決議案の文書】+ 印刷用21日新聞 第8報 2ページ PDF版 588KB
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● 2007年6月20日
山県市議会議長 村橋安治 様
山県市議会議員 寺町知正
山県市議会議員 中田静枝
議員提案にあって
山県市議会議員選挙におけるポスター代請求問題について、何もしない山県市議会への批判も少なくないところです。
私たち両名は、さる6月13日に議長宛、全員協議会の開催を申し入れました。
これに対して、15日夜、議長から、「21日(木)の本会議後に全員協議会を開催することになった」と案内がありました。
ところで、6月15日午後、県庁において、山県市議会議員を辞して今年4月に山県市選挙区選出の県議会議員となった横山善道県議、渡辺政勝市議、武藤孝成市議、村瀬隆彦市議、吉田茂広市議の5人は、基本的な事案を認めて謝罪する会見を行いました。
しかし、説明責任を果たさず、経緯及び身の処し方には答えないと報道されています。
私たち2名は、未だ書類送検はないものの当事者が認めたことから、大きく状況が変わったとの認識に立ち、21日の本会議に辞職勧告決議の議案を議員提案すべくここに議案と理由書を提出いたします。
以上
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●発議第 号
2007年6月2 日
山県市議会議長 村橋安治 様
選挙公営ポスター代水増し関与議員に対する辞職勧告決議について
上記の議案を別紙のとおり、山県市議会会議規則第14条の規定により発案する。
提出者 山県市議会議員
山県市議会議員
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● 別紙
選挙公営ポスター代水増し関与議員に対する辞職勧告決議
横山善道岐阜県議会議員、渡辺政勝山県市議会議員、武藤孝成同、村瀬隆彦同、吉田茂広同は、速やかに自ら議員としての職を辞すことを山県市議会として勧告する。
決 議 の 理 由
私たち議員は、高い倫理観と見識、決意のもと、法令遵守を旨として議員活動に努めなければならない。
去る6月9日以降の新聞やテレビの報道のとおり、2004年4月執行の山県市議会議員選挙にかかる選挙公営ポスター代の水増し詐欺容疑で岐阜県警捜査二課と山県署が印刷業者及び候補者を聴取した。
山県市議会議員を辞して今年4月に山県市選挙区選出の県議会議員となった横山善道県議、渡辺政勝市議、武藤孝成市議、村瀬隆彦市議、吉田茂広市議の5人は、6月15日に県庁において、基本的な事案を認めて謝罪する会見を行った。しかし、経緯及び身の処し方には答えないと報道されている。
容疑にかかる行為そのこと自体が許されないことは当然である。
当事者が容疑を否認するならともかく、当事者が捜査事案を認めた、即ちそれぞれの議員による当該水増し詐欺が事実であったということは、山県市議会の品位を著しく汚すものであり、かつ市民の信頼を大きく裏切るものである。同時に、県議会にもかかわることから県民の声も厳しい。
一部の者は書類送検されたら辞すと述べたとの報道もある中、当事者の対応の無責任さは、山県市議会の対応が叱責されることに代表されるように一層に議会を侮辱するものである。市民の不信と怒りはなお高まり、山県市の信用までをも失墜している。県議会批判も増えている。
当事者議員の社会的、同義的責任は極めて重い。
このままでは、市議会運営、市政運営に支障が生ずることは予想に難くない。
多くのものが耐え難い思いをし、憤る事態になったことに鑑み、山県市議会は、今般の事態への速やかな対応として、選挙公営ポスター代水増し関与議員は、速やかに、自ら県議会議員、あるいは市議会議員としての職を辞すことを勧告する。
以上、決議する。
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(どの写真もクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大
● 山県市議ら5人の辞職勧告案提出 水増し請求 6月21日 岐阜
2004(平成16)年4月の山県市議選で、公費負担されるポスター代を、市議ら数人が水増し請求したとされる詐欺容疑事件に関し、別の同市議2人が20日、水増しを認めた、当時市議だった県議と市議計5人の辞職勧告決議案を同市議会議長あてに提出した。29日の定例会最終日までに本会議に提案され、審議される。
提出したのは、寺町知正市議(53)と中田静枝市議(59)。辞職を求めるのは、今年4月の県議選で市議からくら替えした横山善道県議(53)、渡辺政勝(57)、武藤孝成(57)、村瀬隆彦(54)、吉田茂広(42)の4市議。
寺町市議らは、村橋安治議長、藤根圓六副議長と面談し「5人は自ら水増しを認めており、政治活動から身を引くべきだ。議会への信頼も揺らいでおり、議会の意思を示さねばいけない」と理由を述べ、21日の本会議で同決議案を提案するよう求めた。村橋議長は「議会運営委員会での協議も踏まえ、よく検討したい」と述べた。
● 水増し請求議員に辞職勧告決議案提出 山県市議会 6月21日 読売
2004年の山県市議選で当選した市議らが、ポスター製作費を水増し請求したとして、県警から詐欺容疑で事情聴取されている問題で、同市議会の寺町知正市議と中田静枝市議は20日、村橋安治議長に、水増し請求を認めた元市議の県議1人と市議4人の5人に対する辞職勧告決議案を提出した。
寺町市議らは「水増しを認めて謝罪したが、経緯や身の処し方は答えてなく、議会を侮辱している」とし、「速やかに議員を辞めるよう山県市議会として勧告したい」と、提出理由を説明した。
これに対し、村橋議長は、開会中の市議会に提案し、議会で検討する意向を示した。(2007年6月21日 読売新聞)

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