アメリカ大統領選挙 格差社会 ハートランド
2月18日(月) 午後10時~10時49分 総合
アメリカ 問われる“超”格差社会 ~大統領選挙・ハートランドの選択~(仮)
今年11月の大統領選挙に向けて、白熱した論争が繰り広げられている米国。最大の争点は、日本のはるか先を行く「“超”格差社会」を見直すかどうかである。
全米のほぼ中心に位置することからハートランドと呼ばれるミズーリ州。中心都市のセントルイスとその郊外は、白人と黒人比が全米の平均、保守層とリベラル層が拮抗する町で、ここで選ばれた歴代候補はほとんどが大統領に当選することから、最も注目される州の一つだ。この地域でも急速に広がった経済格差によって、人々はアメリカン・ドリームを喪失し、深い挫折感の中で暮らしている。
民主党のクリントン候補らは、ブッシュ政権下の行き過ぎた“超”格差社会の見直しを掲げる。しかし、共和党の候補は、あくまで小さな政府を貫くべきだと論戦を展開している。1月から予備選挙が始まり、「スーパー・チューズデー」と呼ばれる2月5日には、20州以上の投票が集中。番組では、2月5日まで「ハートランド」にカメラを据え、住民たちがどのような選択を下すのかを追う。 |