● 【975】 昨夜のNHK『闘うリハビリ』を見て!・・//
昨年の4月の初旬に僕も脳梗塞で倒れた。この病は何の前触れもなく突如として人間を襲う。朝の出勤の歩行中に左目が突然見えなくなった。前の晩に午前2時ごろまで業務報告書の作成をしていたので、当初はてっきり眼精疲労かと思った。そのうち身体がまるで宙に浮いたような感覚となった。タクシーで掛かり付けの眼科医院へ行き医師に状況を話したら「既に脳梗塞を起こしている状態なので、直ちに脳神経外科へ搬送しましょう」という事になった。
運ばれた脳神経外科の専門病院で即入院の取り扱いとなり、早速点滴療法で頭中に飛び散った「血栓」を流す事から始めた。掲載した【写真】は当初の一回目の入院中の検査で撮った写真だ。通常は5mm以上あるもう一本の内径動脈が1.2mmに狭まっていて主治医の話では「これが破裂したら、全身麻痺か死につながる」と言われた。その瞬間から『病に負けて堪るか』という猛烈な闘争心が湧いた。人には言えない事も含めて熾烈な闘いが始まった。・・ |