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てらまち・ねっと



 選挙と当該自治体の取引業者との関係について考えてみた。
 しばらく前から時々コメントをいただいている「山県魂」というネームの方から、25日のエントリーにコメントをいただいた。
 (下記に再掲)

 ちょっと思うところがあったので、考えてみた。
   (段落を●で切って触れる)

●-1 
 指摘は
  >今度は”選挙事務所訪問お断り”みたいな張り紙は貼らないで、もっと市民が自由に出入りできるようにおねがいします。敷居が高い(笑)

もともとは私の事務所の張り紙、そして、それをブログにも載せたことあたり。 
 張り紙の対象は、「市の取引業者」に向けたもの。
   「山県市の請負業者の方のご訪問はご遠慮願います。」
  具体的には ⇒  2011-04-14 ◆事務所の張り紙

●-2
 首長や議員と「その自治体の請負業者との癒着」の問題は例を挙げれば切りが無い。
 ここ山県市でも、今回の市長選挙に出たY氏は高富町のときに町長として贈収賄で逮捕され、有罪となった。
 その刑事事件の法廷を傍聴していて、驚いたことがある。

 検察によれば、まちの助役がY氏の「後援会」をとりしきり、業者らに後援会に入会して会費○○万円を納めないと「指名」しないとの主旨の明言がされ続けていたというのだ。
    (関連 一般質問  2002年6月 6月4日通告 12日実施 )
 
●-3
 今回の選挙ではH候補が選挙中の演説会で、業界擁護として危機感をあおった旨が報道されている。
    (関連 ⇒ 2011-04-22 22:46:47 | 選挙関連
 
つまり、私のことを指して
  「入札改革や事業仕分けで財源をつくることを掲げているマニフェストを批判して「(実行しようとすれば東日本の大悲劇があるような気がする」と発言したという。

●-4
 だから、私は、これらのことからしても、政治と業界、特に「選挙と業界」は切り離すべきだと強く考えている。

 ともかく、ここまでは、ふむふむと思ってもらえそうなことではないかと考える。

●-5
 じゃあ、事務所に「業者、お断り」と掲示したことについては、どうだろう。
 今回、私が立候補表明する前から業界から「挨拶にどうぞ」という話があったり、告示直前には、「手伝いに事務所に行く」と話して来た業者もあって、
 いずれも「選挙では別です」と断った経緯がある。

 その姿勢を端的に「貼り紙」で示したつもり。
 特に選挙期間中は、私自身が事務所にいないので、明確にしておかないと留守番の人たちも困るから。

●-6
 とはいえ、今回の「山県魂」さんの指摘を受けて考えてみた。
 その結果、
 「入札改革や事業仕分け」を説明する意味でも、業界の人であっても、来ること自体は拒む必要は無いのではないか、と。
 もちろん、選挙の手伝いや便宜供与、(どなたにもだけど)寄付などをお断りするのだし。

 基本線がしっかりしていないと、前掲の候補者のような「どっぷり」もしくは「要求型」の政治になるけれど、私は自身のスタンスがしっかりしているのだから何も心配することは無い。
 そんなことに気がついた。  ・・・・当たり前とはいえ。
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  ●  2011-04-25
 (山県魂)  2011-04-25 12:25:16

残念ですが結果を受け入れます。
田舎の市政レベルでは、地域同情票がかなりの比重を占めてますね。

公約対決で言ったら寺町さんの圧勝だったでしょう。
但し、新しい風(公約)を吹かせていただいたおかげで、他候補も少しはそれらしい公約を掲げましたね。
当選候補に、どれだけの力があるのかは分かりませんが、市長と市議が組んで挑んだわけだから・・・
掲げた公約の早期実現ができなきゃおかしい。

寺町さんは充電期間に何をされますか?
山県市の未来へ向けた活動に期待します。

今度は”選挙事務所訪問お断り”みたいな張り紙は貼らないで、もっと市民が自由に出入りできるようにおねがいします。敷居が高い(笑)

風をありがとうございました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
はりがみ (●てらまち) 2011-04-26 18:27:28

★山県魂さん、こんにちは。

>今度は”選挙事務所訪問お断り”みたいな張り紙は貼らないで、もっと市民が自由に出入りできるようにおねがいします。敷居が高い(笑)

⇒それは、「市の取引業者」に対しての明示をしたのですけれど、ね。
 市長候補が市の取引業者と選挙で関係持ったら癒着そのものです。

 林候補がそういう選挙をやりました。

 とはいえ、そのあたり、私の事務所では市民の人に「市民も(お断り)」と受けとられる余地があるとするなら、方法を検討しないといけないですね。

●【岐阜】 投票率、軒並み前回を下回る 瑞穂市長選が最低44・71%
   中日 2011年4月25日
 5市町村長選と14市町議選の投票率は、前回無投票だった山県市長、安八町長、神戸、坂祝両町議選を除く全選挙で前回を下回った。

 市長選では、瑞穂は6・61ポイント減の44・71%。県内の市長選では最も低く、県内で最低だった県議選(瑞穂市選挙区)に続き低調だった。土岐は前回比2・10ポイント減の70・60%。合併後、初の選挙となった山県は60・27%だった。

 白川村長選は前回を0・24ポイント下回ったものの、95・80%と高投票率を維持した。

 市議選で最も投票率が高かったのは、中津川の74・61%(前回比1・19ポイント減)。最も低かったのは岐阜で、44・90%(同4・52ポイント減)だった。前回より下げ幅が最も大きかったのは大垣。8・43ポイント減の48・08%だった。

 5町議選の平均は62・02%で、前回を9・57ポイント下回った。

●県内投票率56.25% 統一選後半戦、初の60%割れ
    岐阜 2011年04月25日04:47
 県内統一地方選後半戦の5市町村長選と14市町議選の投票率は56.25%で、過去最低だった前回(2007年)の60.96%を4.71ポイント下回った。市町村長選は60.97%(前回65.64%)、市町議選は55.64%(同59.88%)と、いずれも前回から大幅に低下。比較可能な全ての選挙で投票率は下がり、前半戦の県議選に続いて盛り上がりを欠いた選挙戦が数字に表れた。

 前半戦の県議選は、無投票当選の多さや東日本大震災を受けた自粛ムードで過去最低の投票率。後半戦では、各候補者は積極的な街頭活動を進めたが、投票率は都市部に限らず郡部でも低迷。選挙が行われた11市が前回から4.08ポイント下がったのに対し、7町村では8.17ポイント減と郡部での下落が顕著。政治離れが一層進んだともいえる。

 市町村長選は土岐、山県、瑞穂の3市と安八郡安八町、大野郡白川村で選挙戦に。瑞穂市は激戦が展開されたが44.71%(同51.32%)と大幅に下落し、市長と市議のダブル選となった土岐市でも70.60%(同72.70%)と前回より微減となった。

 岐阜市議選は過去最多の55人が出馬する激戦だったが、44.90%で過去最低だった前回の49.42%を4.52ポイント下回った。ほか8市議選は大垣で8.43ポイント、多治見で8.24ポイントなど2~8ポイント投票率を落とした。

 町村議選は、養老郡養老町、不破郡垂井町、安八郡神戸町、揖斐郡大野町、加茂郡坂祝町の5町で選挙戦となったが、62.02%(同71.59%)と大幅に下落した。

●’11統一選:山県市長選 新市長・林さんに当選証書を授与 /岐阜
     毎日新聞 2011年4月26日 
 山県市長選で三つどもえの激戦に競り勝って初当選した林宏優さん(59)は25日、市役所で横山春美・市選管委員長から当選証書を授与された。林さんは「今朝新聞を見て『本当に当選したのかなあ』という気になった。職責の重さを痛感しています」と気を引き締めていた。

 林さんは「多くの支持者の支援が勝因と思う」とした上で、相手2人の得票が過半数を超えたことについて、「市民の皆さんの思いが票に出たので、それぞれの主張の内容を検討し、できるものなら実現に向けて努力したい」と述べた。平野元(はじめ)市長は26日に任期満了となり、林さんは27日に新市長として初登庁する。【立松勝】

●選挙ポスター代水増し 昨年の福津市議選 議長ら4人、市に請求
   2011年4月16日 10:02 =2011/04/16付 西日本新聞朝刊=
 昨年12月の福岡県福津市議選で、当選者を含む4人の立候補者が、公費で賄われる選挙ポスターの製作費を市に水増し請求していたことが15日、分かった。西日本新聞の取材に対し、4人とポスター製作を受注した印刷所(福岡県粕屋郡)が認めた。いずれも、ポスター代の2-4倍に当たる規定限度額35万3千円を請求、差額は他の経費に充てるなどしていたという。九州の各県選管は、選挙ポスター代の水増し請求は「管内で聞いたことがない」としている。

 国や自治体が選挙公営制度で負担するポスター代の限度額は、従来「実勢価格より高い」との指摘があり、監査請求や住民訴訟になった例もある。2007年には岐阜県山県市議選で水増し請求が発覚。市議ら14人が詐欺容疑で書類送検(不起訴、うち12人は起訴猶予)された。

 福津市議選で水増しが判明したのは、村上修一議長(63)、迫静吾(69)、樋口幸雄(71)両市議と落選した小田征夫元候補(69)。

 4人や印刷所を運営する社会福祉法人によると、ポスター代(100枚分)の正規代金は9万4500-16万2750円。しかし、印刷所が選挙後に市に35万3千円の限度額を請求して受領。その代金で、ポスター以外に、4人から受注した後援会の入会申し込み用はがきや名刺などの代金12万750-22万7千円も精算した。さらに迫市議以外の3人は残金(約3万-7万円)があり、それを受け取っていた。

 水増しした理由について市議らは「印刷所側から『(金銭的に)少しでも助かりますよ』と話があった。不正の認識はなかった」(村上議長)、「前回も同じやり方で認められたので、今回も処理できると思った」(樋口市議)などと釈明。4人はいずれも、水増し分を自主返納するとしている。一方、印刷所側は「候補側から提案され、顧客を逃したくなくてやった」と説明している。

 同市は05年に福間、津屋崎の旧2町合併で誕生。選挙ポスターの公費負担制度は新市と同時に導入した。市は「不正の有無について事実関係を調査する」としている。

 12月26日に投開票された市議選(定数20)は22人が立候補。立候補者全員がポスター代の公費負担を請求、うち8人が限度額で、請求額の最低は11万9700円だった。

山県市市議会選挙候補者別選挙運動費用収支報告書

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出先でのツイッターのやり方をまだ知らないので、今になった。選挙が済んで、少しずつ社会復帰しないと・・・と思いつつ、今日は市長選の結果の報道を記録。今朝のブログは⇒◆少しずつ社会復帰しないと ⇒http://bit.ly/hakGmh
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