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てらまち・ねっと



 都知事選のニュースより大阪の橋下市長の辞任の方が大きく扱われるおかしさを感じる。
 かつて、青島氏が知事になったころは、テレビのニュースや新聞で都知事選のことがこの岐阜でも流されていた。
 それが、都知事選のニュースは、告示の時はともかく、後半になった最近見かける程度。
 それも、原発の争点はずしをしている雰囲気がありあり。

 しかも、細川氏に関しては、細川陣営が日本記者クラブなど報道関係と距離のある経緯を指摘する人もいた(今日のブログ末に記録しておく)。
 
 ところで、大阪の橋下市長の辞任作戦。
 「大阪都構想」への期待もすたれ、人気も急下降。
 そこでとった作戦なのは明らかなので、「もう、自爆した」という指摘もある。

 今日はそんなことを見ておいて、朝のノルディックウォークに出かけた。
 気温は2度台だけど、寒さは感じず、堤防沿いの桜並木、そこを包む朝の霧に春ののどかさを感じた。
 そうそう、今日は「立春」。
 
 今日は、昨日に続き、今度の土日に名古屋で開く「市民派議員塾」の講座のレジメづくり。
 
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●橋下市長、出直し選へ 辞職、「大阪都構想」問う
       東京 2014年2月2日
 日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長は一日午後、東京都内のホテルで開かれた大阪維新の会の会合で「大阪都構想」の是非を問うため市長を辞職し、自ら再出馬する意向を表明した。関係者によると、三日に大阪市で記者会見し、市議会議長に辞職を申し出る方向で調整している。これに先立つ党大会で共同代表辞任も示唆したが、党内では続投を求める声が大勢となっている。
 
 会合で、橋下氏は「わがままを許していただき、一政治家としてやらせてほしい。組織決定するわけではなく、応援しなくてもいい」と訴え、一任を取り付けた。

 「市長選だけで知事選はしない。日本維新幹事長の松井一郎大阪府知事には参謀の役割をお願いしたい」と大阪府知事選とのダブル選は否定。一方、自らが市長選で敗北した場合、松井氏も知事を辞職することになると説明したという。

 公選法は、市長から辞職の申し出を受けた議長が市選挙管理委員会に通知した日から、五十日以内に市長選を実施しなければならないと規定。三月二日告示、十六日投開票や、九日告示、二十三日投開票の日程が浮上している。

 橋下氏は二〇〇八年一月、大阪府知事に初当選。一期目途中だった一一年十一月に大阪市長選にくら替え出馬し、府知事選に挑んだ松井氏とともに勝利した。大阪府市は法定協議会で都構想の制度設計を進めてきたが、新設する特別区の区割り案絞り込みが大阪維新以外の会派の反対で実現せず、橋下氏らが反発していた。

 日本維新の会は一日の党大会で、現行憲法を「絶対平和という共同幻想を押しつけた元凶」とした綱領の記述を削除。野党再編を目指し「政権交代の受け皿となる改革勢力を結集する」との宣言を盛り込んだ一四年活動方針も採択した。

◆行き詰まり打開策 「選挙乱用」免れず
 橋下徹大阪市長は、苦境に陥った大阪都構想を打開するため、出直し市長選を宣言した。
 「民主主義の下、権力闘争は選挙という形をとる」という橋下氏の主張は、一定の説得力を持つかにみえる。
だが、出直し市長選で橋下氏が勝利したとしても、大阪都構想の区割り案の絞り込みに反対した、府議会や市議会の会派構成には変化はない。

 選挙戦で橋下氏が都構想に反対したり、慎重だったりした他会派の議員を攻撃すれば、選挙後はますます合意形成は難しくなる。
 イレギュラーな形で行われる市長選には、六億円前後の臨時出費が見込まれる。二月、三月は市予算の編成時期でもあり、市政の停滞は避けられない。

 こうした疑問に応え、都構想反対派を説得し、慎重派の理解を得る目算が橋下氏にはあるのだろうか。答えがないまま闘いに踏み出せば、「選挙乱用」のそしりは免れまい。


●もはや風化「大阪都構想」の行く末とカジノ構想
          ヤフー/DAILY NOBORDER 2月4日(火)1時36分配信
 1月31日、大阪府と大阪市が設置している大阪都構想の特別区設置協議会で、維新の会の主張している大阪の区割り案の絞り込みが却下され、計画が立ち往生している。といっても、すでに大阪都構想はほとんど話題にも上らなくなっており、すっかり風化してしまった感がある。もともとかなり無理な構想であるにもかかわらず、あれだけ大騒ぎしたのはいったい何だったのか。

 橋下徹大阪市長や松井一郎府知事にとって、残るはそろって辞職、再び市長、府知事のダブル選をするぞ、という脅しくらいだろうが、仮にそれをやってもそろって当選は無理だろう。実は二人にとって、いま最も気になっているのがカジノ計画。なんとか法案が通るまで都構想で話題をつなげたいというのが本音だろう。

● 細川 活動スケジュール
2月4日(火) 18:00~ 【個人演説会】 メルパルクホール
弁士:瀬戸内寂聴氏、細川護熙、小泉純一郎氏(順)

2月4日(火) 8:00~ 【街頭演説】 中野駅北口
弁士:細川護熙
2月4日(火) 8:30~ 【街頭演説】 羽村駅北口
弁士:細川佳代子
2月4日(火) 10:00~ 【街頭演説】 八王子東急スクエア前
弁士:細川佳代子
2月4日(火) 11:15~ 【街頭演説】 京王線北野駅
弁士:細川佳代子
2月4日(火) 12:30~ 【街頭演説】 蒲田駅西口
弁士:細川護熙
2月4日(火) 13:10~ 【街頭演説】 京王線南大沢駅
弁士:細川佳代子
2月4日(火) 14:30~ 【街頭演説】 大井町駅中央口
弁士:細川護熙
2月4日(火) 15:30~ 【街頭演説】 JR町田駅東急ツインズ前(109横)
弁士:細川佳代子
2月4日(火) 16:30~ 【街頭演説】 品川駅高輪口
弁士: 細川護熙、小泉純一郎氏

2月5日(水) 8:00~ 【街頭演説】 錦糸町駅北口
弁士:細川護熙
2月5日(水) 12:30~ 【街頭演説】 荻窪駅北口
弁士:細川護熙、小泉純一郎氏
2月5日(水) 15:00~ 【街頭演説】 八王子駅北口東急スクエア前
弁士:細川護熙、小泉純一郎氏
2月5日(水) 18:00~ 【街頭演説】 町田駅東急ツインズ前
弁士:細川護熙、小泉純一郎氏

●原発是非激論 都知事選 主要4候補ネット生討論
       東京 2014年2月2日
 東京都知事選(九日投開票)の主要四候補が参加する討論会が一日夜、都内で開かれ、インターネットで生放送された。四人が顔をそろえ、他候補にも質問できる形の討論会は初めて。日本の岐路である原発の是非と、福祉や防災など暮らしをテーマに、各候補が主張の違いを見極めてもらおうと論戦を繰り広げた。

 参加したのは前日本弁護士連合会長の宇都宮健児氏(67)、元航空幕僚長の田母神(たもがみ)俊雄氏(65)、元厚生労働相の舛添要一氏(65)、元首相の細川護熙(もりひろ)氏(76)。ドワンゴなどネット事業者七社が企画し、主催者発表で十七万人が視聴した。

 「原発は争点ではないという人がいるが、都民の命の問題であり最優先に考えないといけない」「首相が脱原発と言えば、みんなが知恵を出してくれるだろうというのは責任あるリーダーの発言ではない」。一時間半の討論会で、四人が激しくけん制し合ったのが原発をめぐる是非だ。

 舛添氏は、原発依存度を下げる努力に言及した上で「電力の安定供給や経済を考えないといけない。きちんと代替案を出さないと」と強調。
隣にいた細川氏は「原発はコストもリスクも高い。『即ゼロ』を宣言すれば、みんな成長産業の自然エネルギーに切り替えていく」と訴えた。

 宇都宮氏は、脱原発に向け「都内の放射線量の高い場所を率先して調査し、原発事故の被害者救済も合わせて進める」と宣言。
一方、田母神氏は「原発をやめて電気料金が上がれば、倒産する中小企業が多いだろう」と反論した


 保育所に入れない待機児童対策も議題に。一人が「八千人を超える都内の待機児童をゼロにする」と公約を述べると、別の候補者との間で「質を考えないと、ただゼロになっただけでは解決しない」「どういう手法でやるのか」と言い合いになる場面もあった。

●【都知事選】 脱原発候補統一求め 「大事な大事な別れ道」 
        田中龍作 2014年02月03日
 「このままでは共倒れになる」。脱原発陣営の分裂選挙に危機感を抱く有志たちが、きょう宇都宮けんじ候補と細川護熙候補に一本化を求めるアピールをした。
 一本化を求めているのは「脱原発都知事候補に統一を呼びかける会」。弁護士、作家、ジャーナリストなど19人からなる。同会はきょう午後、日本プレスセンターで記者会見を開いた。

 会見にはこの1月で100歳を迎えた老ジャーナリスト、むのたけじ氏も参加した。むの氏は開口一番、「社会党関係者、共産党関係者、組合関係者いませんか? おかしいな? おかしいよ」と声を張り上げた。

 むの氏は「人民の幸せのためにまとめることができない政党は(選挙後)、吹っ飛ぶと思います」と暗に社民、共産両党を批判した。

 むの氏は戦後の大衆運動が盛り上がっては分裂し、崩壊してきた歴史をふりかえった。2.1ゼネスト(1947年)、60年安保、三里塚…「数々の闘いをやってきたが、民衆のほうが負けてしまった。息が切れてバラバラになっちゃった」。

 「70万人で議事堂を囲んだ60年安保を思い出した。日本の運命がどうなるのか、何としても日本の路線を変えなければならない。争われるのは都知事のイスひとつだが、そこに込められた時代の問いかけは、第三次世界大戦、原子爆弾の乱れ飛ぶ世界を許すのかどうかだ。大事な大事な分かれ道だ」。むの氏は危機感をあらわにした。

 作家の落合恵子氏は会見に出席した理由を述べた―

 「都知事選はひとつの自治体だけでなく、国政をも左右するものだと思う。投票を合計した場合、脱原発でない候補を上回ったら何と考えたらいいのか。どちらかに降りてくださいというのではない。話し合いの機会を作ってほしい」。

 「七世代後の子ども達、とよく言われるが、次世代かその次くらいにとんでもない負の遺産を残す。なんとかして一つにまとまろう、そのお願いをこめて(出席した)」。

 ピースボート共同代表の吉岡達也氏は、今回の脱原発候補分裂選挙を、韓国の民主化勢力一本化失敗と、ブッシュJr.を当選させたアメリカ大統領選に例えてみせた。

 「韓国では全斗煥独裁政権の後、金泳三、金大中の両民主化勢力が分裂し、独裁路線を継承するノテウ氏が大統領に就任した。アメリカではブッシュ、ゴア両氏が立った時に、著名な社会運動家ラルフ・ネーダーが立候補して票が流れたためにブッシュが当選し、イラク戦争を始めた」。吉岡氏は大きなうねりを創り出せないもどかしさに語気を強めた。

 昨日、有楽町駅前で福島県南相馬市の桜井勝延市長らが細川候補の応援演説をした。演説会の始まる30分も前から待っている初老の男性がいた。旅行用のキャリーケースを傍らに置いている。細川さんの演説を聴くためだけに福岡から上京したそうだ。渋谷、新宿と聴いて回り、その後、銀座に行くという。

 男性は、福岡の九電前脱原発テント内でも脱原発候補の分裂に批判の声が上がったと言う。

 「脱原発候補の一本化ができなかったことがものすごく残念だ。統一候補を立ててくれれば勝てた。地方からも一本化の声があることを伝えてほしい。政治勢力を結集することを考えてもらいたい」。

 地方からも一本化を求める声が上がっている。悲鳴にも近い。この狭い日本に50基あまりも原発がある。今度事故が起きたら日本はおしまいだ。

 再稼働容認候補をみすみす勝たせてどうするのだ。宇都宮氏も細川氏も切実に受け止めて頂きたい。

●街頭応援で吹いた自公すきま風 首相、山口代表とそろい踏みもぎこちなさ目立ち
          産経 2014.2.3
 東京都知事選投開票が1週間後に迫った2日、安倍晋三首相(自民党総裁)は知事選に立候補している舛添要一元厚生労働相の応援のため、銀座で初の街頭演説を行った。公明党の山口那津男代表もともに登壇し与党の全面支援をアピール。最近の地方選では両党の隙間風もあって与党の取りこぼしが目立つだけに、都知事選を機に強固な連携を取り戻す狙いもあったようだ。

 「今日ここに立っている街宣車は公明党の車であります」

 山口氏は開口一番、首相とともに立った街宣車の上で、こう訴えた。第2次安倍政権発足後、与党党首の街頭でのそろい踏みは初めて。円満な関係をアピールしたかったようだが、山口氏は約8分の演説で一度も首相の名を挙げなかった。

 続いて演説した首相も、つれなかった。約11分30秒の演説で公明党に言及したのは「自民、公明、連立与党全力で舛添さんを応援をしています」だけだった。

 首相は、社会福祉や景気回復を都政に絡めて訴えることに集中。公明党と歩調があう無難な政策のみで、さすがに集団的自衛権や教育委員会制度見直しなど、中央で激しく対立する課題には触れなかった。

 首相からも山口氏の名前は出ず、2人だけで手を握って聴衆にアピールすることもなかった。

ぎこちない両氏の背景には、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)の名護市辺野古への移設が焦点となった1月の名護市長選がある。公明党は自主投票で臨み、自民党が支援した移設推進派の新人を支援しなかった。足並みの乱れが「移設反対派の現職が再選する一因となった」(自民党幹部)とみられている。

 昨年10月の川崎市、同11月の福島市の各市長選では両党が支援した候補が落選するなど、ただでさえ与党は地方選の敗戦が目立つ。12月までに行われる沖縄県知事選は、普天間飛行場の移設を推進する上で、負けられない選挙。与党党首のそろい踏みには、優勢が伝えられる都知事選を亀裂修復のきっかけにしようという意図も透けてみえる。

 だが、山口氏は街頭演説前、茨城県つくば市の党会合に出席し、こう語った。

 「首相と私の間にはちょっと隙間があるけれど、風は吹いていない」

 山口氏が隙間の存在を認めたように、外交や安全保障、教育などの重要課題で深まる両党の溝は埋めがたいようだ。

●都知事選:20代「思い届くのか」 公約「高齢者狙いばかり」
       毎日新聞 2014年02月03日
 折り返し点を過ぎた東京都知事選で、毎日新聞の取材に協力する20代有権者の約3分の1が「告示日(1月23日)に比べ選挙への関心は高まっていない」と答えた。「主要候補の大半が高齢」「若者の思いが反映されないのでは」との声もあり、若い世代に都知事選への懐疑的な見方が広がっているようだ。

 毎日新聞は、都知事選に投票権を持つ20代の社会人、学生15人(うち1人は現時点で19歳)に協力を願い、投票までの意識のプロセスを追う。告示日に続いて2回目の今回は▽告示日より選挙への関心は高くなったか▽原発問題は争点にふさわしいか(告示日にも質問)▽選挙戦の印象--を聞いた。

 選挙の関心では「高くなった」が多いものの「変わらない」「低くなった」が4人いた。このうち男子学生(22)は「高齢者の票を狙う公約ばかり」と違和感を表明。「高くなった」とした女子学生(20)も「女性候補がいない。若い人も少なく、選挙はこんなものか」と語った。原発問題の争点化の是非では、告示日時点で「分からない」としていた4人が見方を鮮明にした。

 毎日新聞は投票2日前(7日)と投票日にも、同じ15人に意見を聞く。【まとめ・井上英介】
●東京都知事選挙のキーワード。そして選挙後、僕らができること。
           ブロゴス/横尾俊成 2014年02月03日
東京都知事選挙は昨日がいわゆる「ラストサンデー」。いよいよ、後半戦に突入しました。

今回、僕はいろいろな方とのご縁で、「せんきょCAMP」という政治と若者の距離を縮めるためのイベントの運営をお手伝いしました。六本木ヒルズのイベントスペースなどを借り切って行ったキャンペーンでは、候補者の方にも参加していただきつつ、トークや音楽などで政治の「政」、すなわちお祭りのような空間をつくり出し、若者の参加を促しました。

若者、ママ、LGBTなど普段政治の現場にあまり声が伝わっていない層の代表にも登壇いただき、会場やユーストリームで皆さんと議論する機会もつくりました。彼らは政治や社会づくりに何も考えていないわけでは全くなく、単純に気軽に声をあげる「場」がないんだということが分かりました。

■注目は若者の投票率
「せんきょCAMP」の動きも一段落した今、僕が最も注目しているのは投票率がどれくらいになるかということ。特に20~30代のそれについてです。

候補者の半数以上が65歳以上の高齢者という今回の都知事選にあって、当初は僕の周りでも「どうぜ若い世代の意見が反映されない」と諦めかけていた人が多かったと思います。ところが、「ハフィントンポスト」にちょっとした驚きのデータが掲載されたことで、風向きは少し変わりました。すなわち、東京都の人口の年齢構成は全国平均と違って、実は30~40代が一番多いということが明らかになったのです。20代も比較的多かった。つまり、東京では若い世代の人口が少ないから政治に自分たちの声が届かないのではなく、投票率が低いことに理由の一つがあることが明るみになりました。

そして、そんな驚きに重ね、30代の候補者・家入一真さんが面白い動きをはじめました。彼はツイッターでのフォロワーの多さを活かし、インターネット中心の選挙活動を押し進めていったのです。ネット上で政策を集め、多くの若者に協力してもらいつつ、それを具現化していくという戦略をとりました。こうした動きにより、今まで「脱原発」賛成か反対かとだけ言われてどこか置いてけぼり感を食らっていた若者の間に、自分も選挙で盛り上がれる、政治に参加できるという空気が生まれていきました。(家入さんの動きについては、「インターネットが使えない人を排除している」という批判もありますが、僕は全体的としてみれば「多様性」を確保する一つの動きとして多いにアリだと思っています。)

当選するかどうかは別として(お年寄りやリア充ときちんと握手をすれば、可能性はゼロではないと思いつつも…)、家入さんの動きがどれだけ若者の投票率の引き上げにつながるか。マスメディアはまださほど注目していませんが、これは大きなポイントだと思います。これでグンと上がるようなことがあれば彼の功績は大だし、他の政治家の今後の選挙活動や日々の政治活動が大きく変わる可能性がある。

■候補者を選ぶ基準
先の「せんきょCAMP」の中で、僕も細川候補、家入候補と直接対談させていただきました。また、他の候補者についても出来る限り演説を聴きに行ったり、動画をチェックしたりしました。その上で考えるに、今回の都知事選のキーワードは、東京を愛する心、脱原発後のビジョン、そして共感力であるような気がしてきました。

①東京を愛する心
・・・・・(略)・・・
②「脱原発」後のビジョン
・・・・・(略)・・・
③共感力
・・・・・(略)・・・
※Twitter上で候補者へ質問を集め、答えてもらうキャンペーンなどもはじまっていますよね。その「答え方」には注目です。
http://asktokyo2014.com/

■選挙後も、僕らの声を届け続ける。
言うまでもなく、政治家は偉くもなんともありません。これまでのように、各種団体などの声の大きい人たちばかりの意見を聞き、その代わりに票を求めるという政治家と有権者の関係はもう終わりに近づいています。政治家は多様な価値観を尊重し、若者の「声なき声」も含めた多くの意見を聞いた上で、大きな方向性を示す。そしてそれに共感した人たちが知恵を出し、政治を通して、あるいは町会・商店会やNPOなどの活動を通じて積極的に動いていく。そんな新しい政治家と生活者の関係性を、今こそつくる時だと思います。そこに、僕も一役買っていきたいと思っています。

拙著『「社会を変える」のはじめかた』にも書きましたが、最も大切なのは、選挙後も僕らが継続的に声をあげ続けることです。思い通りの結果にならなかったからといって絶望せず、また選ばれた政治家がちょっとでもミスをすればすぐにひきずりおろすのではなく、僕らが責任をもって気長に育てていく。そしてその過程で、どんどん僕らの声を取り入れてもらう。さらに、次の統一地方選挙に自ら立候補するという選択肢もある。

誰に投票するかより、誰が投票するか。とにかくまずはこの選挙、みんなで考えに考えて、楽しみに楽しんで、盛り上がっていきましょう。


 ●細川選対のクーデター首謀者は旧側近グループと朝日新聞Y役員
              DAILY NOBORDER (藤本 順一)2014年01月26日
東京都知事選が23日、告示された。脱原発を訴える細川護煕元首相と安倍政権が全面支援する舛添要一氏の事実上の一騎打ちである。

本欄が自民党関係者から独自に入手した世論調査によれば、すでに細川氏が一歩リード。今後、細川氏と小泉純一郎両元首相が並び立ち、街頭演説を重ねるたびにその差は開いていくことになろう。

劣勢を悟った安倍晋三首相は22日のテレビ番組で小泉氏が細川支援に回ったことについて「議論が活発になるという上では有益だ。首都の選挙だから、その結果は真摯に受け止めなければならない」と述べて事実上の敗北宣言。原発政策の見直しを示唆した。
 ・・・・(略)・・・

●舛添に再逆転を許した旧側近グループと朝日新聞の浅慮
          DAILY NOBORDER  (藤本 順一) 2014年01月28日
細川護煕元首相と舛添要一元厚労相との事実上の一騎打ちとなる東京都知事選。

とりわけ告示直前、旧側近グループと朝日新聞の吉田慎一上席執行役員が示し合わせて引き起こしたクーデターによって空中分解してしまった細川陣営は態勢の立て直しが急務である。

23日、東京都庁前で小泉純一郎元首相が細川氏と並び立った初の街頭演説は、事前のアナウンスがなかったために聴衆はまばらで小泉劇場は不発に終わり、小泉元首相は激怒。これ一つとってみても、選対の主導権を握った旧側近グループの力不足は明らか。こうした凡ミスが続くようでは、自滅の道を辿ることになろう。

当初、細川陣営が描いていたのは“脱原発”一方を争点にした小泉元首相との2枚看板での選挙戦だった。ところが旧側近グループはこれを不満とする細川夫人を加えた3枚看板で戦うつもりのようだ。細川知事誕生後の小泉元首相の影響力を削ぐのが狙いだが、これでは“脱原発”の争点が惚けてしまわないか。

朝日新聞社の選対人事への介入もジャーナリズムの則を超えている。聞けば、吉田役員が理事長を務める日本記者クラブの共同記者会見への出席を細川氏が拒否したことに激怒しての人事介入らしいが、
・・・・(略)・・・


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