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てらまち・ねっと



 トヨタがハイブリッドカーのプリウスのリコールを発表した。
 うちも使っているので、他人ごとではない。

 東京新聞によれば、《国内では一一年五月以降、「警告灯がつき、電気走行となった」などの不具合が三百八件報告された。トヨタによると、海外でも一一年五月の米国を皮切りに百二十件以上の報告があった。
 リコールがこの時期になったことを、トヨタ広報部は「原因究明に時間を要した」と説明している。》


 これらの報道を見て、症状は前と同じじゃないか、と思った。
 前とは、プリウスの前に乗っていたトヨタのエスティマ。
 ハイブリッドだけど、途中で、突然、スーッと止まるトラブルが起きた。
 ・・・業者は、トヨタ本体と相談しながら、コンピュターを交換したり、いろいろとやった。
 帰ってきてはまた修理にだし、何度も繰り返して、すっきりするまでには、一年近くかかった。

 取次店は、当初も途中も、「トヨタ本体が何も情報をくれなくて・・」とぼやいていた。

 たぶん、取次店もトヨタ本体も、おおよその見当をつけていたのだろうけど、真相を明かしてくれない。
 不信感が募っていく。・・・そんなことの繰り返しで、これがトヨタのやり方か、と思った。
 ・・・自動車業界というものがそうなのかもしれない・・

 ・・そうなのに、次もトヨタにした・・・
 で、今回のリコール。
 異常が報告されていながら、リコール発表するまで、何の通知もなし。
 しかも、昨日13日、郵便のリコールのご案内が届いた。

 ・・ということは、ユーザーへの通知発送と同時にリコール発表だ。
 安全より、どうしようもなくなるまで苦情をため込むトヨタや自動車業界に不信感が募る。
 
 とはいうものの、今日も外出に車を使う現実。
 今日は、議会改革の特別委員会の会議。

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● トヨタ自動車 リコール等情報
  トヨタ自動車 アフターサービス | リコール等情報 | 2014年 | プリウス
ご愛用の皆様には大変ご迷惑をおかけしましたことを心からお詫び申し上げます。
対象となるお客様には、お手数をおかけして誠に申し訳ございませんが、最寄りのトヨタ販売店へご来店日時をご相談いただき、修理をお受けいただきますよう、お願い申し上げます。

         プリウス(ZVW30)のリコール リコール開始日 2月12日 
プリウス(ZVW30)のリコール 届出番号 3302 リコール開始日 2月12日

プリウスの一部車両につきまして、平成26年2月12日に下記内容のリコールを国土交通省へ届け出しました。

本リコールは平成21年3月から平成26年2月までに生産したプリウス(ZVW30)が対象です。
ご愛用の皆様にはご迷惑をおかけし誠に申し訳ございませんが、トヨタ販売店からご案内させていただきますので、お早めに点検・修理をお受けいただきますようお願い申し上げます。
なお、その他のトヨタ・レクサス車のハイブリッド車種(プリウス(NHW10, NHW11, NHW20)、プリウスPHV、SAI、アクア、プリウスα、カムリHV、CT200h、HS250h等)は対象ではございませんので、安心してご使用いただきますようお願い申し上げます。

平成25年以前に生産した車両につきましては、お客様のご愛用車が対象車両かどうか、リコール等情報対象車両検索でご確認いただけます。
本年生産車両につきましては、検索システムへの登録を現在準備中です。
 改善箇所説明図 


リコールの概要
・・・・・(略)・・・


●プリウス99万台リコール ハイブリッド制御に不具合 一車種国内最多
   東京 2014年2月13日

 トヨタ自動車は十二日、ハイブリッド車(HV)の「プリウス」で制御ソフトの不具合があり、加速時に電子回路が損傷する恐れがあるとして九十九万七千台のリコール(無料の回収・修理)を国土交通省に届け出た。二〇〇九年に発売し爆発的ヒットとなった三代目プリウスすべてが対象で、単一車種のリコール台数としては国内最多となった。

 日本からの輸出分とタイ、中国での生産分についても、各国でリコールの手続きをしており、海外では約六十カ国の約九十万台に及ぶ。国内外とも、事故の報告はないという。

 国交省によるとモーターの回転数を上げて加速する際、HVシステムのインバーターと呼ばれる装置に多くの電流が流れて電子回路が過熱し、壊れることがある。通常は高い負荷がかかると自動的に出力を抑えて回路を守るが、この制御がうまく働いていなかった。リコールでは制御ソフトを修正する。

 回路が損傷すると警告灯が点灯し、時速二十キロ以下の電気走行しかできなくなる。国内では一一年五月以降、「警告灯がつき、電気走行となった」などの不具合が三百八件報告された。トヨタによると、海外でも一一年五月の米国を皮切りに百二十件以上の報告があった。
 リコールがこの時期になったことを、トヨタ広報部は「原因究明に時間を要した」と説明している。今月五日製造のプリウスから修正ソフトを導入しており、出荷停止などの影響はないという。ほかのHVは制御の仕組みが違うため、リコール対象にはならない。


 三代目プリウスは、最低価格を旧型よりも約三十万円安く設定して登場し、エコカーブームの追い風も受けて販売ランキングで四年連続首位を獲得。昨年も二位と根強い人気を誇る。
 問い合わせは、トヨタ自動車お客様相談センター=フリーコール0800(700)7700=か、最寄りのトヨタ販売店へ。

過去記事 ↓
● トヨタ車 欠陥判明時、副社長も把握 熊本県警
        ★中日 2006年7月12日
 トヨタ自動車の部長ら三人が多目的レジャー車(RV)の欠陥を約八年間放置したとされる業務上過失傷害事件で、欠陥が判明した一九九六年当時の担当副社長と常務が問題を把握していたことが十二日、熊本県警の調べで分かった。

 リコール(無料の回収、修理)の実施は担当の部長が判断することになっていたため、県警は副社長らの立件は見送る方針だが、問題の部品の強度不足を把握しながら早急な対応が取れなかった社内体制には批判も出そうだ。

 調べによると品質保証部門を担当する副社長と常務は一九九六年四月と六月、車の不具合などの原因究明や再発防止を検討する会議に出席。RV「ハイラックスサーフ」のかじ取り装置「リレーロッド」が強度不足で破損するとの報告を受けた。

 県警は家宅捜索などで、九二年から九五年にかけ、ロッドが破損するトラブルが国内外で二十数件報告されていたことを確認している。
 熊本県警によると、トヨタ自動車はロッドの破損を「車両としての機能の重要故障、車両の保安基準に抵触する故障」として、社内基準でAランクの重要な故障としていたが、重大な事故が起きていないとしてリコールを届けなかった。

 八八年のモデルチェンジで前輪にかかる荷重が増えたのに、強度不足の従来型ロッドを使ったのが原因と判明したのも九六年ごろ。同社は以後、改良した部品を使用するよう設計変更したが、二〇〇四年までリコールは行わなかった。

 九六年当時の対応についてトヨタ自動車はこれまで「不具合の発生頻度などからリコールが必要との判断には至らなかった」と説明。副社長らが問題を認識していたことについても「当時の対応に落ち度はなかったと考えているが、今後も捜査に全面協力する」としている。

『あなたの知らないトヨタ』<自動車産業の底辺への競争>日本語版発行

 中日 21481118★
リコールせず欠陥放置 トヨタ部長ら3人書類送検
 トヨタ自動車がRVの欠陥を認識しながら約八年間リコール(無料の回収、修理)を届け出なかったため、五人負傷の交通事故が発生したとして、熊本県警交通指導課は十一日、業務上過失傷害容疑で同社のお客様品質保証部長(55)=愛知県豊田市=ら三人を書類送検した。

 ほかに書類送検されたのは、前々任の品質保証部長の自動車部品会社役員(62)と、前任部長のトヨタ自動車リコール監査室長(58)。

 調べでは、いずれも男性の歴代部長三人は、一九九六年ごろからRV「ハイラックスサーフ」のかじ取り装置「リレーロッド」に強度不足の欠陥があるのを知りながら、リコールを届け出ずに放置し、二〇〇四年八月に熊本県で五人負傷の事故を引き起こした疑い。
 トヨタ自動車は〇四年十月にリコールを実施。同社は「九六年当時は不具合の発生頻度などからリコールが必要との判断には至らなかった。三人に落ち度はなかったと考える」としている。

 交通指導課によると、リレーロッドはハンドルとタイヤをつなぐ装置で、トヨタ自動車には九二年から〇四年までに八十件の折損が報告されていた。品質保証部の調査で九六年ごろには強度不足が判明。この年以降の製造では改良した部品を使うようになったが、リコールは行わなかった。

 事故を起こした車は九三年十一月に製造されたため強度不足の部品が使われていた。
 事故は〇四年八月十二日に発生した。公務員の男性が熊本県菊池市でハイラックスサーフを運転中、リレーロッドが折れたためハンドル操作が不能となり、対向車線にはみ出して会社員の乗用車と衝突。計五人が負傷した。
(共同)



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