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てらまち・ねっと



 タイトルの通り、小池百合子都知事は就任2日目に、自らの政務担当特別秘書に元都議・野田氏を任命したと各紙が報じた。
 衆議院議員時代の2000年ころに小池氏の秘書を務めていた、極右の民族主義者ともされている。都議時代、戦前の「大日本帝国憲法」の復活を求めるという請願の代表として率先して賛成、ともある。

 小池氏は、早速、自らの右翼ぶりを事実として示した格好。小池の選挙戦は、「新しい歴史教科書をつくる会」などの右派団体が全面支援、ともあるから自覚的。
 だから、関連して以下を記録した。

●小泉流の改革者面に都民コロリ 小池圧勝の舞台裏と今後<上>/日刊ゲンダイ 2016年8月1日★《本性を見抜けず熱狂投票した世論の危うさ/小池の選挙戦は、「新しい歴史教科書をつくる会」などの右派団体が全面支援していた。「しきしま会」というヘイト集団が、小池のポスターに証紙を貼る様子もツイッターに投稿された。そうしたレイシストとの関係も、右翼の素顔もグリーンで覆い尽くし、改革を叫ぶだけの小池の手法は、大衆扇動でしかない。/小池の言う「東京大改革」とは、自民党と都議会のドンの利権をぶっ壊し、それを再配分することではないのか。》

●小池都知事の特別秘書に元都議/時事 8/2★《小池百合子知事は2日、自らの政務担当特別秘書に元都議の野田数氏(42)を起用する人事を同日付で発令した。野田氏は 都議1期目の途中だった12年12月に行われた衆院選に日本維新の会から出馬したが、落選した。》 

●小池知事 特別秘書に野田氏を任命/毎日 8月3日★《小池百合子知事は2日、政務担当の特別秘書に、元都議の野田数(かずき)氏(42)を任命した。野田氏は2000年7月から01年3月まで小池氏の秘書。03年に東村山市議に当選し、09年、都議に転身した。12年に辞職し衆院選に立候補したが落選した。》

●小池知事、元都議の野田氏を特別秘書に任命/日経 8/3★《野田氏は2000~01年、衆院議員だった小池氏の秘書を務め、その後、東京都東村山市議や都議を務めた。》

●小池百合子「都庁に着いたら5分で極右」の衝撃/山本一郎 8月3日★《野田数さん、もともとは小池女史と関係が深い、カバン持ち的な方、要するに極右の民族主義者。野田さんは都議時代に石原慎太郎さんの手がけた尖閣諸島買取基金問題に絡んで結成された、いわゆる「尖閣議連」の急先鋒だった。/自民党から離党した後、結成した東京都議会新会派「東京維新の会」として、都議会で現行の日本国憲法を無効とし、戦前の「大日本帝国憲法」の復活を求めるという香ばしいの請願を代表として率先して賛成し、振り切れた民族主義っぷりを披露し話題に。》

●私は「都議会のドン」内田茂の裏の顔をここまで知っている!/ 野田数(教育評論家、元東京都議会議員)『iRONNA編集部』★《2009年の東京都議選で初当選し、2012年5月に会派から離脱するまで、私は都議会自民党の所属議員だった。/のだ・かずさ 教育評論家。昭和48年生まれ、東京都出身。早稲田大学教育学部卒業後、会社員、国会議員秘書を経て、東京都東村山市議、都議会議員などを歴任した。》

●【都知事選・小池百合子にまさかの展開】“再選挙”の可能性が浮上! また50億円の税金がかかる!?/日本の陰謀論や宗教のニュース【TOCANA】8.01★《「小池は自分の秘書がつくった“ペーパーカンパニー”に多額の政治資金を支払い、不正な選挙資金を捻出していた裏金疑惑が囁かれていたが、それ以上の疑惑がこれから出てくる可能性がある・・・」(大手週刊誌記者)/・・自宅登記から判明するという重大な内容が果たしていつ、どこで、どのように切り札として利用されるのかはわからない。弱みを握られているという小池氏の“元防衛相”としての今後の立ち振る舞いに注目だ。》

●ドン退治へ着々 猪瀬元知事“特別秘書”で都政復帰プラン/日刊ゲンダイ 8月3日★《しかし、猪瀬氏は2014年に公選法違反で罰金刑が確定し、19年までは公民権停止の身。副知事にはなれない。そのため、小池氏周辺は別の道を模索しているようだ。「猪瀬氏を『特別秘書』として登用する方法です。歴代知事は腹心たちを特別秘書として起用してきました」「特別秘書」は特別職公務員の地位が与えられ、政治的補佐、政務情報の収集にあたる。都議会の同意を得る必要はなく、“ドン”に邪魔される心配もない。しかも、「副知事のように公民権停止中の人物の就任を禁じる明確な規定がない」》

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●小泉流の改革者面に都民コロリ 小池圧勝の舞台裏と今後<上>
          日刊ゲンダイ 2016年8月1日
■本性を見抜けず熱狂投票した世論の危うさ
 投票が締め切られた午後8時ちょうどの「当確」速報。都知事選は小池百合子元防衛相(64)の圧勝に終わった。選挙戦では自民党都連を「ブラックボックス」と批判。戦う姿勢を前面に出して、改革イメージを振りまいた。街頭演説ではイメージカラーのグリーンを身に着けてくるよう呼びかけ、有権者を巻き込む劇場型選挙が奏功し、他陣営を引き離した。

 もっとも、「敵」をつくって戦う姿をアピールする手法は、小泉劇場の焼き直しだ。見飽きた三文芝居が、また繰り返された。争点もはっきりしないまま、ポピュリズムに浮かされた有権者が投票所に足を運び、投票率は前回都知事選を13.59ポイントも上回る59.73%。オンナ小泉の面目躍如である。

・・・(略)・・・
「小池氏は超がつくタカ派で、ゴリゴリの改憲論者です。右翼団体の日本会議とも関係が深い。本当の顔は『女トランプ』とも評されるほどの極右政治家なのですが、そうと分かった上で投票した有権者がどれだけいるのでしょう。選挙中はその本性を隠し、劇場型選挙で都民をケムに巻いた。大メディアもイメージ戦略に乗っかり、表層的な報道に終始して、争点隠しに加担した。『女性だから』というようなイメージだけで小池氏を選んでしまったとすれば、有権者はまんまと騙されたことになります」(政治評論家・森田実氏)

 小池の選挙戦は、「新しい歴史教科書をつくる会」などの右派団体が全面支援していた。「しきしま会」というヘイト集団が、小池のポスターに証紙を貼る様子もツイッターに投稿された。

 そうしたレイシストとの関係も、右翼の素顔もグリーンで覆い尽くし、改革を叫ぶだけの小池の手法は、大衆扇動でしかない。

 それに熱狂する都民の判断が、石原慎太郎、猪瀬直樹、舛添要一という歴代都知事を誕生させ、今度は小池という危険なポピュリストを選んだわけだ。その代償を払うのも有権者なのである。

・・・・・・(略)・・・
 増田は党推薦なのに、安倍首相は応援にビデオメッセージを送っただけで、最後まで街頭演説には立たなかった。選挙最終日の土曜(30日)は夕方まで私邸でのんびりして、夜はおおさか維新の会の橋下徹前代表や松井一郎府知事と官邸裏のホテルで会食している。小池当選後を見据えて、増田の応援を避けたのは明らかだ。橋下たちとの会食では憲法改正に向けた意見交換がなされたとされる。東西に改憲派の知事が揃い、むしろ安倍はニンマリなのだろう。
・・・・・・(略)・・・

ポイントは来夏にある都議選だ。すでに「小池新党」立ち上げも噂されている。当選直後のインタビューで小池は、「新党の計画は現時点ではない」と否定したが、一方で「改革を目指す方々と党派を超えて」と含みを持たせていた。“この指止まれ”で都議選にシンパを擁立し、都議会自民党と全面対決する可能性がある。

「300万票近い支持を集めた小池さんの都民人気が来夏まで続けば、『自分の選挙区に刺客を立てられてはたまらない』と自民党都議が雪崩を打って小池さんになびくことになりかねません。大阪で自民党が分裂して『維新の会』ができたのと同じことが、東京でも起きるわけです。実際、維新と小池さんとの水面下での連携も囁かれていますしね」(自民党関係者)
・・・・・・(略)・・・
ま、たとえバトルになっても、小池が勝とうがドンが勝とうが、五輪利権をどちらが握るのか、というだけの話だ。

 特に小池は“改革者ヅラ”して「自民党をぶっ壊す」と叫び、結局、自民党を生き返らせた小泉純一郎元首相と同類。小池の言う「東京大改革」とは、自民党と都議会のドンの利権をぶっ壊し、それを再配分することではないのか。都民はよーく監視した方がいい。

●小池都知事の特別秘書に元都議
 時事 2016/08/02-19:04
 東京都の小池百合子知事は2日、自らの政務担当特別秘書に元都議の野田数氏(42)を起用する人事を同日付で発令した。野田氏は、東村山市議を経て、2009年7月の都議選に自民党から出馬し初当選。その後離党し、新会派の結成に動いた。
 都議1期目の途中だった12年12月に行われた衆院選の東京20区に日本維新の会から出馬したが、落選した。


●小池知事 特別秘書に野田氏を任命
       毎日 2016年8月3日
 小池百合子知事は2日、政務担当の特別秘書に、元都議の野田数(かずき)氏(42)を任命した。野田氏は2000年7月から01年3月まで小池氏の秘書。03年に東村山市議に当選し、09年、都議に転身した。12年に辞職し衆院選に立候補したが落選した。【篠原成行】

●小池知事、元都議の野田氏を特別秘書に任命
        日経 2016/8/3
 東京都の小池百合子知事は2日、政務を補佐する特別秘書に野田数(かずさ)氏(42)を任命した。都が同日発表した。野田氏は2000~01年、衆院議員だった小池氏の秘書を務め、その後、東京都東村山市議や都議を務めた。

●小池百合子「都庁に着いたら5分で極右」の衝撃
  山本一郎 | 個人投資家・ブロガー 2016年8月3日 13時55分配信
・・・・・(略)・・・
最初、一報で出た「政務担当特別秘書に野田数元都議が就任」というニュースを見て、目を疑った人たちも多かったと思いますが、その後、大手全国紙も報じたため、これはもう大川隆法さんにいかりや長介を呼び出していただいて「だめだこりゃ」と宣言を賜る必要があるぐらいの衝撃が広がりました。

というのも、この野田数さん、もともとは小池百合子女史と関係が深い、まあ簡単にいってしまえばカバン持ち的な方だったんですけれども、要するに極右の民族主義者で、石原慎太郎元都知事から政治的安定性を抜いて煮詰めたようなウルトラナショナリスト的言動を繰り返してこられた方です。もちろん、世に出るためにある程度派手なことをいい、耳目を惹くことは手法としてあり得ることですが、野田さんの場合は都議時代に石原慎太郎さんの手がけた尖閣諸島買取基金問題に絡んで結成された、いわゆる「尖閣議連」の急先鋒だった御仁であります。

その野田数さんは、自民党から離党した後、結成した東京都議会新会派「東京維新の会」として、都議会で現行の日本国憲法を無効とし、戦前の「大日本帝国憲法」の復活を求めるという香ばしいの請願を代表として率先して賛成し、振り切れた民族主義っぷりを披露し話題になっておりました。

●私は「都議会のドン」内田茂の裏の顔をここまで知っている!
       『iRONNA編集部』 野田数(教育評論家、元東京都議会議員)
 2009年の東京都議選で初当選し、2012年5月に会派から離脱するまで、私は都議会自民党の所属議員だった。その間から今に至るまで、都連幹事長として君臨しているのが内田茂氏である。私が見た内田氏は決して弁が立つほうではなく、自らはめったに発言しない。自分は黙ってじっと座っていて、腹心から意向を伝えたり、内田氏の歓心を買うために回りの議員が進んで発言する状態を作っていく。それが内田氏の手法なのである。

 私が初当選する前には、都議会自民党にも派閥があり、議論も活発に行われていたという。しかし2009年の都議選で自民党候補が大量に落選したことで大きく変わってしまった。この都議選は民主党への政権交代が実現した総選挙の1カ月前に行われたため、都議選でも自民党に対して逆風が吹き荒れ、気骨ある議員の多くが落選してしまった。

 しかしその間も現主流派の議員たちは当選し、現首脳部とされる議員たちも、落選したにもかかわらず自民党都連や都議会自民党の役員にとどまったのである。実はこの役員留任が自民党都連の中で大きく問題視され、当時の国会議員たちが排除しようと試みた。だが、彼らもまた政権交代選挙で大半が落選したため、都連所属の国会議員の数も少なくなっていた。

 当時の石原慎太郎知事も加わり、石原伸晃都連会長以下、都連の国会議員は落選した内田氏を都連幹事長から外そうとしていた。しかし、都議会議員の数が圧倒的に多く、多勢に無勢であった国会議員と石原知事は都議会議員の抵抗になすすべがなかった。加えて東京都連の幹事長職は、東京都内の各級選挙の公認権を持ち、業界団体に対しての影響力も強いため、小選挙区選出の国会議員は最後まで抵抗しきれなかったのである。そのときの抵抗も内田氏本人が前面に出るのではなく、側近で現議長の川井しげお氏が数少ない国会議員の前で机をバンバン叩いて威嚇していたという。私も会派の控え室で「内田先生じゃないとカネ作れないじゃないか!」と凄んでいるのを聞いたことがある。

 その結果、当時内田氏を下ろそうとしていた石原都連会長と平沢勝栄都連総務会長は、もはや逆らえないとあきらめて、今や内田氏のいいなりになってしまった。今回の都知事選でも、一度内田氏に弓を引いた人間が内田氏の歓心を買うために、小池百合子元防衛相を必要以上に攻撃したことも容易に想像がつく。

 また、2011年7月1日に自民党所属都議会議員の樺山卓司氏が自殺した後、都議会上層部のご機嫌取りかウケを狙ったのかわからないが、若手の議員たちがこぞって樺山氏の自殺を揶揄するような発言をしていた。さらにベテラン議員たちもまた酒の肴のように冒瀆を通り越した言葉を発していたのである。若手からベテランまで、まるで「ポイント稼ぎ」としか思えないような異常ないじめ方だった。

 樺山氏が自殺した時も多くの国会議員に相談したが、誰一人として声を上げてくれる人はいなかった。みんな厄介ごとのように、樺山氏の問題を封印したのである。この自助能力のない自民党都連が現状のままなら、都民にとっては不利益しか与えないだろう。

 東京都議会は首都東京を牽引する議会だから、開かれた議論闊達な場だとお思いの有権者も多くいただろうが、実態はそのようになっていない。都議会を一言で言えば、ムラ社会であり、ムラ議会なのである。議論など一切行われず、とりわけ都議会自民党の所属議員は上層部の決定に追随するだけである。たとえ賛否が分かれる案件も一糸乱れることなく賛成するのは、このような体質によるものだ。本来であれば、政策も自民党内で様々な議論があり、意見集約を経た結果、賛成か反対か判断するはずだが、そのようなプロセスもない。このものを言わせない体質が大きな問題であり、都民からの不信感を呼んでいる。

 その一端が現れたのが、舛添要一前知事の公私混同問題に対する対応だ。世論やメディアが早期の辞職を求めていたにもかかわらず、都議会自民党だけが舛添氏をかばおうとしていたのである。特に顕著だったのが、都議会総務委員会の一問一答形式の集中審議で、自民党議員はあらかじめ用意された原稿を読み上げるだけで、厳しい追及を行わなかった。その後の審議でも他の会派が辞職を迫ったのに対し、手心を加えた質問に終始した。この対応が世論の反発を受けて、参院選に影響があってはならないと自民党本部の意向により、舛添氏は辞職を選ぶに至った。自民党都議団の意向は自民党本部や首相官邸が持つ危機感を共有できていなかったのである。それは極端なムラ議会のために、世論に対して無神経であり、都議団内で批判も許されず、自由な議論ができてないことに起因するものだ。

今、都政の様々な面に対して、都民や国民が不信の目を向けている。都の職員も、東京都政推進のため生活向上のために日夜全力で働いている。にもかかわらず、都議会自民党がこのようなレベルだから彼らの足を引っ張っている。だから「東京大改革」を進めなければならないのである。

 また都議会議員たちが都民、国民にとって何をしているのか、おそらく見えづらいだろうからこの点を明らかにしていく必要がある。本来、地方議員の仕事は条例を制定することである。しかし、条例を作ることのできる議員はほぼいない。ほとんどが役所側から出てきた条例案を追認するだけの存在でしかないのだ。また議会の質問も、自民党に関して言えば役所の職員が作っているのだ。だから原稿を棒読みするのもそのせいである。もっと言えば、漢字を読み間違える議員もいるから、職員がルビをつけるぐらいなのだ。では、都議会自民党の議員は何をしているのかというと、地域の冠婚葬祭を回り、業界団体の予算要項を聞く。これがメインの仕事になっているのである。本来ならば、地域をくまなく回り、様々な諸課題を条例化するのが仕事のはずなのに、選挙対策ばかりしているのが現状だ。これも改めなければならない。

 この数代の知事は議会のコントロール下にあったと言えよう。まずはこれを改革する必要がある。そのためには情報公開を徹底しなければならない。情報公開を徹底し、政策決定のプロセスを透明化し、都民、国民の目にさらさなければならない。今まで東京都議会および東京都政が都民、国民の注目を浴びてこなかったのはマスコミの関心が低かったためでもある。したがって、新知事はマスコミに対して積極的に発信している必要があるだろう。政策決定のプロセスを透明化し、疑惑を持たれる案件を積極的にメディアに発信していくことによって、都民に対しての情報公開が進展するのだ。むろん東京都の情報公開制度の仕組みを変えていく必要もあるだろう。これにより都民、国民にとって都政が身近なものになるはずである。身近なものになれば、都民、国民の間で都政に対する様々な議論が沸き起こり、関心も深まる。そこで都政に対しての新たな意見や要望が増えてくるのではないだろうか。また、不透明な案件に対しての情報提供も増えてくるだろう。これから小池百合子新知事による「東京大改革」が進められることになるのである。(聞き手 iRONNA編集部・松田穣)

のだ・かずさ 教育評論家。昭和48年生まれ、東京都出身。早稲田大学教育学部卒業後、会社員、国会議員秘書を経て、東京都東村山市議、都議会議員などを歴任した。

●【都知事選・小池百合子にまさかの展開】“再選挙”の可能性が浮上! また50億円の税金がかかる!?
       日本の陰謀論や宗教のニュース【TOCANA】2016.08.01
 東京都知事選を圧勝した小池百合子を待ち受ける、地獄のような展開が一部で囁かれている。

 31日に投開票された都知事選は、当初の予想通り小池の勝利で幕を閉じた。鳥越俊太郎が最大のライバルとみられたものの、出馬決定からまもなく女性スキャンダルや立ち振る舞いが問題視され、蓋を開けてみれば三番手に降格。増田寛也の追い上げも空しく、先週頭には小池の圧勝がみえていたといわれている。

 しかしここへきて、“本当の都知事選はこれからだ”という声が聞こえてきた。いったいどういうことなのだろうか?

「小池は自分の秘書がつくった“ペーパーカンパニー”に多額の政治資金を支払い、不正な選挙資金を捻出していた裏金疑惑が囁かれていたが、それ以上の疑惑がこれから出てくる可能性があるといわれている。それが、小池が購入した自宅の“登記記録”だ。登記には、さまざまな個人情報が明記されているが、これまで“手続き中”だったがゆえに閲覧できなかった。しかしそれが近日中に閲覧可能になり、そこに政治家生命を危ぶむほどの重大な事実が隠されている可能性があると囁かれている。すでに複数の政治家や週刊誌がこのネタを狙っていることから、不正な政治資金の流用や、暴力団などいかがわしい団体からの献金対策として自宅が購入された可能性を疑う声もある」(大手週刊誌記者)

 再び裏金疑惑が浮上した場合、小池氏はどうなるのか?

「自民党がその自宅登記に隠された秘密を使って小池をコントロールするのか、それともクビにするのかはわからない。ただ、もしもクビにする場合は、年内に都知事を辞職させ、再び都知事選が行われる可能性もあるとみられています。いずれにせよ、バレたら辞任しなければならなくなるほどの大ネタの可能性がある」(大手新聞社デスク)

 小池氏が辞任した場合、再び選挙で50億円近い巨額の税金がかかってしまうが……。

「そこが問題です。ゆえに考えられるシナリオとしては、2012年と同様に衆議院選挙と都知事選を同日に行う可能性ですね。衆議院の任期満了日は2018年12月13日ですが、アベノミクスの失敗が浮き彫りになっている今、その時まで支持率がもつかどうかは怪しい。イギリスのEU脱退も、今後ますます経済に打撃を与えていくはずですからね。ゆえに自民党としては、勢力が衰えないうちにどこかで解散総選挙を行い、4年後の東京オリンピックを与党として迎えたいと画策しているはずです。安倍の側近、今井尚哉ならばそのくらいのことはやりかねません。そしてそんな中、小池はかなり目障りな存在でもある。オリンピックのドン森喜朗とは犬猿の仲で、都議会のドン内田茂とも不仲。自民党が東京オリンピックを見据えた“同時選挙”を目論む可能性はあると思いますよ」(政府情報筋)

 自宅登記から判明するという重大な内容が果たしていつ、どこで、どのように切り札として利用されるのかはわからない。弱みを握られているという小池氏の“元防衛相”としての今後の立ち振る舞いに注目だ。

●ドン退治へ着々 猪瀬元知事“特別秘書”で都政復帰プラン
    日刊ゲンダイ 2016年8月3日
 “あの男”が東京都庁に戻ってくるかもしれない。2年半前、徳洲会5000万円事件で都知事を引責辞任した作家の猪瀬直樹氏(69)だ。

 小池百合子新知事は、自民党東京都連の体質を「ブラックボックス」と批判し、「都議会の冒頭解散」と「利権追及チームの創設」を公約に掲げて選挙を戦った。冒頭解散はウヤムヤだが、“都議会のドン”としてすっかり有名になった都連幹事長の内田茂都議(77)とは徹底的にやり合うつもりらしい。

「選挙中、小池知事は自殺した元都議の妻に『内田議員に追い詰められた』などと演説させ、“ドン”との対決姿勢を鮮明にしてきました。当選したからといってすぐに和解はあり得ません。ただ、都連の会長代理を務めた彼女は内田氏の実力を熟知しています。慎重にケンカの仕方を探っています」(小池陣営に詰めていた関係者)

そこで浮上しているのが猪瀬氏を“政策ブレーン”に迎える方法だ。

 猪瀬氏はテレビ東京の都知事選特番に出演した際、自民党東京都連への批判を繰り広げ、当選直後の小池氏に「戦争になるかと思いますので本当に頑張ってください。協力しますので」と“ドン打倒”の共闘に向けてエールを送った。

 しかし、猪瀬氏は2014年に公選法違反で罰金刑が確定し、19年までは公民権停止の身。副知事にはなれない。そのため、小池氏周辺は別の道を模索しているようだ。

「猪瀬氏を『特別秘書』として登用する方法です。美濃部亮吉、鈴木俊一、青島幸男、石原慎太郎ら歴代知事は腹心たちを特別秘書として起用してきました」(都政関係者)

「特別秘書」は特別職公務員の地位が与えられ、政治的補佐、政務情報の収集にあたる。都議会の同意を得る必要はなく、“ドン”に邪魔される心配もない。しかも、都の見解も「副知事のように公民権停止中の人物の就任を禁じる明確な規定がない」
(総務局人事部)というのだ。

 猪瀬氏の都政復帰なんてブラックジョークだが、“毒をもって毒を制す”手法は劇場型を好む小池氏ならやりかねない。

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