●財務省 > 予算 /平成29年度予算
予算編成・審議過程に沿って資料を掲載しています
予算 > 平成29年度
概算要求基準閣議了解(平成28年8月2日)
平成29年度予算の概算要求に当たっての基本的な方針について(閣議了解)PDF
「平成29年度予算の概算要求に当たっての基本的な方針について」(平成28年8月2日閣議了解)の骨子PDF
平成29年度予算の概算要求に当たっての基本的な方針について(イメージ)PDF
★骨子
「平成 29 年度予算の概算要求に当たっての基本的な方針について」
(平成 28 年 8 月 2 日閣議了解)の骨子
平成 29 年度予算は、「基本方針 2016」を踏まえ、引き続き、「基本方針 2015」で示された「経済・財政
再生計画」の枠組みの下、手を緩めることなく本格的な歳出改革に取り組む。歳出全般にわたり、安倍
内閣のこれまでの歳出改革の取組を強化し、予算の中身を大胆に重点化する。
1.要求
○ 年金・医療等については、前年度当初予算額に高齢化等に伴う増加額(6,400 億円)を加算した範囲
内で要求。ただし、増加額について、平成 25 年度予算から平成 28 年度予算までと同様、経済再生や
これまでの改革等の効果を引き続き適切に見込むとともに、過去4年間の増加額が高齢化による増
加分に相当する伸びとなっていること、経済・物価動向等を踏まえ、その基調を平成 30 年度まで継続
していくことを目安とし、年金・医療等に係る経費について、「経済・財政再生計画 改革工程表」に沿
って着実に改革を実行していくことを含め、合理化・効率化に最大限取り組む。
○ 地方交付税交付金等については、「経済・財政再生計画」との整合性に留意しつつ要求。
○ 義務的経費については、前年度予算額と同額を要求。参議院議員通常選挙に必要な経費の減など
の特殊要因については加減算。義務的経費を見直し裁量的経費で要求する場合は、後述の要望基
礎額に含める。その上で、聖域を設けることなく抜本的な見直しを行い、可能な限り歳出の抑制を図
る。
○ その他の経費については、前年度予算額の 100 分の 90(「要望基礎額」)の範囲内で要求。
○ 予算の重点化を進めるため、「ニッポン一億総活躍プラン」、「基本方針 2016」及び「日本再興戦略
2016」(平成 28 年 6 月 2 日閣議決定)等を踏まえた諸課題について、「新しい日本のための優先課題推
進枠」を設け、各省は上記要望基礎額の 100 分の 30 の範囲内で要望。
2.予算編成過程における検討事項
○ 要求・要望について、これまでの安倍内閣の取組みを基調とした効率化を行う。その上で、「新しい
日本のための優先課題推進枠」において要望された経費については、「安倍内閣のこれまでの3年間
の取組では一般歳出の実質的な増加が 1.6 兆円程度となっていること、経済・物価動向等を踏まえ、
その基調を平成 30 年度まで継続させていくこととする。」との「経済・財政再生計画」における国の一
般歳出の水準の目安を踏まえ措置する。
○ 一億総活躍社会の実現に向けた施策については、「ニッポン一億総活躍プラン」で示された「『経
済・財政再生計画』の枠組みの下、安定した恒久財源を確保しつつ、施策の充実を検討していく」との
方針、「基本方針 2016」で示された「アベノミクスの成果も活用しつつ、一億総活躍社会の実現等の
重要課題に係る取組を推進する」との方針を踏まえ、予算編成過程で検討する。
○ 消費税率引上げと併せ行う充実等その他社会保障・税一体改革と一体的な経費については、社会
保障改革プログラム法 28 条に規定する消費税・地方消費税の収入及び社会保障の給付の重点化・
制度の効率化の動向等を踏まえ、予算編成過程で検討する。
3.要求期限
○ 要求に当たっては8月末日の期限を厳守。
|