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てらまち・ねっと



 この夏の暑い時期に種イモを植えて、11月終わりから12月頃に収穫する「秋植えのジャガイモ」を俗に「秋ジャガ」という。
 3月の春植えと違って暑さと乾燥で芽が出そろいにくい。そこで事前に「芽出し」をすると効率が良い。
 今はネットの時代。ネットでいろいろと調べたら、簡単な芽出し方法が載っていた。

 それが5年前。
 「秋ジャガの芽出しを砂でする」ようになったら、抜群に「出芽」が良く、そればかりか「発根」もすごい。
 2年前の2014年は、春ジャガをマルチ栽培して、超省力だったし、種芋の18倍の収量だった。それで、秋ジャガも「マルチ栽培」に挑戦した。白黒マルチと黒マルチとでの比較もしてみたが、ま、黒マルチでよいとの印象だった。

 だから今年は、黒マルチで、135センチ畝に3条植え、株間は40センチ、これを2品種、2畝ずつの予定。
 ・・ということで、必要な種イモ数が算出されたので、4日ほど前に種苗屋さんに「アンデス」「デジマ」それぞれSサイズを12キロ注文。
 昨日、所要のついでに取りに行って、芽出し開始。
 なお、10日から2週間の芽出し期間中の保管場所は「日陰で涼しいところが良い」と昔から言われている。
 大きな樹の下でやってみたこともあるし、軒下のことも、水路の上で試みたこともあった。
 「ジャガイモの発芽適温は22度まで」ともいわれるようなので、夏の常温は酷だけど、毎年まぁまぁ芽が出ているから、何とかはなる。

 ともかく、この保管場所に関連して、今年の38度の猛暑の際に気が付いたことがある。「外の温度計は38度でも地下室の温度計は26度」だった。気温35度のとき地下室は24度。地下室のフタを開けっ放しにしていてもこの温度だから、「ここなら最高」とみていたので、昨日から、ここで芽出ししてみている。(5年前に地下室に一週間ほど置いていたが出芽具合の適否の判断がつかず、不安になり、地上に出してしまったのだけれど、再挑戦)

 それらの写真と、2年前の「芽出し」や「植え付け時の様子」などをまとめた当時のブログを再掲しておく。

 (追記8月30日⇒ ◆秋植えのジャガイモ/8月15日から芽出し 順調に発芽・発根した種イモを昨日29日に定植/品種アンデスとデジマ

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昨日8月15日。
Sサイズは早めに売り切れるから電話予約しておいた。
アンデスとデジマを12キロずつ買った。
(他に農林1号とニシユタカがあったが買わなかった)
10キロ箱買いは値打ち

(どの写真も、クリックすると拡大)

大中小に分けて、数をカウントし、種イモの数を出す
  

箱に新聞紙を敷いてから砂を数センチ入れ、
箱ごとに、大中小に分けて種イモを並べて、
数もメモして、配置終了。
今年は、びっしりと詰めて、箱を減らした
(たぶん、この悪影響はないだろうとの予測のもとに)


砂をイモが隠れる程度に被せる

昨年までは、この上に少し潅水していた。
が、今年は砂の湿り気でスタートすることにした。
途中乾いたら、地下室で潅水するつもり

外の温度計は「35度」、
地下室はフタを開けっ放しでも「25度」。
温度変化は、終日、ほとんど無し。


  2014年9月13日のブログ ⇒ ◆秋じゃが/芽だしイモの「黒マルチ」、「白マルチ」に芽だしせずイモの「白マルチ」栽培の生育や収量比較

 「秋ジャガ」の植え付けまでの様子を整理しよう。
 3年前から、秋ジャガの芽出しを砂でするようになったら、抜群に「出芽」がよく、そればかりか「発根」もすごい。
 今年は、春ジャガをマルチ栽培して、超省力だったし、種芋の18倍の収量だったので、秋もマルチに挑戦する。

 8月31日のブログで「8月18日に砂に入れて芽だし開始」の様子や、その後の状況を載せた。
 植える直前に調べたら、白黒マルチの場合は「芽が焼けない」、ということやで、白黒マルチの栽培比較と、白黒マルチは、芽だしせずに植えてみることにした。

 今日は、植え付けた時の様子とともに白黒バラバラのうねの様子の整理。
 9月3日、まず、マルチを張ってから、植える直前に、「出芽」「発根」した種芋を砂から出した。
 黒マルチ、白マルチに穴をあけて植えるだけだから、早い。

★比較項目
 ◆芽だしイモの「黒マルチ」、「白マルチ」の生育や収量。
 ◆上記と芽だししていないイモの「白マルチ」の生育や収量。

 ということで、11月頃の収穫を待つ。
ところで、今日は、本の4回目の校正の原稿が朝、届く。夕方、東京へ発送。
 これで、後は向う任せとなる。

2014年8月31日ブログ 
◆今年の「秋ジャガ」も「砂で芽出し」/春作は黒マルチ、放任で大成功/秋は、白黒マルチ栽培に挑戦 から
★8月18日に砂に入れて芽だし開始
左・アンデス   右・デジマ


種芋が隠れる程度に砂をかける
黒寒冷紗で陰にする

★ 8月28日の写真
アンデス   デジマ
  

★ 8月29日の写真
アンデス


デジマ
出そろったに近い状態なので、
芽が徒長しないよう、南の影に移動し「緑化」


植え付け 9月3日
アンデス


砂から出す




施肥はせず、畝立てだけした。
(風のない曇りの夕方だったので)
マルチの上にイモを先に並べた。
   
黒マルチ、白マルチに穴をあけた植えるだけだから、早い。

デジマ






  

西側の方  東側の方
(畑の都合で半分程度が春作の跡地なので、病気の心配はあるけれど・・・・)
    

●9月6日の様子
真ん中は、種芋の数と場所の関係で余ったところ。
土のウネ2本のうち、左側をジャガイモとする。
種芋(農林1号)を買い足し、
芽だしせず、4日に植え、


このあと、11日に白黒マルチで覆った。
芽がマルチを突き上げてきたら穴をあける
春作タイプのやり方。
(右はレタス用に黒マルチをする)



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