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てらまち・ねっと



 昨日のニュースに強い違和感をもち、不快感がわいた。
 それは、「天皇、ビデオ形式で表明-生前退位」の関連。
 頭に浮かぶのは、子どものころから、今でも、歴史のニュースやドラマ、映画などで放映される「1945年8月15日正午の玉音放送」。国民はみな聞くように、と指示されたという。当時として戦争終結を表明したことではあるけれど、構図はあまりに不気味。

 昨年、「玉音放送の原盤」が公開されたとニュースで流されていたとき、「何で今頃?」と怪訝に思った。そして、昨日、いまふうの「玉映像ビデオ」の案内。
 昨年の「玉音原盤」は今回の伏線か。

 二つの報道を比較してみる。
 昨年2015年8月1日の時事通信★《宮内庁は1日、戦後70年に当たり、昭和天皇が1945年8月15日正午にラジオで国民に終戦を伝えた「玉音放送」の原盤(玉音盤)と、そこからデジタル録音した音声を初めて公開した。》

 そして、ちょうど1年たった昨日2016年8月5日の時事通信★《宮内庁は5日、生前退位の意向を周囲に示している天皇陛下が、象徴としての務めについてのお気持ちを8日午後3時からビデオメッセージの形で表明されることが決まったと正式発表した。・・映像は陛下のお気持ち表明と共に、全文、英語訳と併せ、宮内庁ホームページに掲載される。》

 「今のその人個人の思いやネライ」はともかく、「しかるべき人」の存在はあまりに不自然。・・ということで、昨年と今年の報道を記録しておく。
 なお、今日は名古屋で講座がある。講師としての資料も印刷した。あと残るのは、今日と明日で計6時間の持ち時間の中の「時間配分」をしてみること。講座の内容は明日のブログに。

●昭和天皇「玉音放送」70年ぶりの再現=録音原盤をデジタル化/時事通信 2015年8月1日
●「玉音放送原盤」初公開 昭和天皇、肉声近い音声/福島民友 2015年08月01日

●8日午後3時に「お気持ち」=天皇陛下、ビデオ形式で表明-生前退位めぐり・宮内庁/時事 2016/08/05
●【生前退位】天皇陛下のお気持ち表明、テレビ東京が特番放送 「午後のロードショー」は休止に/産経 2016.8.5

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●昭和天皇「玉音放送」70年ぶりの再現=録音原盤をデジタル化
     時事通信社 2015年8月1日
 宮内庁は1日、戦後70年に当たり、昭和天皇が1945年8月15日正午にラジオで国民に終戦を伝えた「玉音放送」の原盤(玉音盤)と、そこからデジタル録音した音声を初めて公開した。昭和天皇が終戦を決断した「御前会議」が開かれた皇居の防空壕(ごう)についても、50年ぶりに写真や図面などの資料を公開した。いずれも宮内庁のホームページに掲載している。

 終戦の日を前に、太平洋戦争の終結を象徴する資料が公開されたことで、改めて当時を振り返るきっかけとなりそうだ。
 宮内庁によると、同庁が保管していた玉音盤は2枚組と3枚組の計5枚で、このうち2枚組が再生可能だった。専門家に依頼して約70年ぶりに再生・録音したところ、音声が明瞭になり、約4分40秒あった従来の音源より10秒ほど短くなって、昭和天皇の声がやや高く聞こえた。
 同庁は「原音を忠実に反映しており、昭和天皇の声の自然な感じが出ている」としている。天皇、皇后両陛下と皇太子さま、秋篠宮さまも6月末に原盤から音を聞かれたという。

●「玉音放送原盤」初公開 昭和天皇、肉声近い音声
     福島民友 2015年08月01日
 8月15日で太平洋戦争の終結から70年を迎えるのを前に、宮内庁は1日付で、1945年に昭和天皇がラジオで終戦の詔書を読み上げた「玉音放送」について、原盤レコードの音声を初めて公開した。報道機関には原盤の撮影も認めた。

 これまでテレビ番組などで放送された音声はいずれも複製。これと比べ、原盤はテンポが速く、録音時間が10秒ほど短い4分30秒だった。声が高く明瞭なほか、抑揚なども昭和天皇の肉声により近いことが、宮内庁が今回に合わせて行った調査で判明した。また、皇居の防空壕(ごう)として建設され、昭和天皇が戦争終結を決断する舞台となった「御文庫付属室」についても、内部や外観の写真と映像を公開した。(共同)

●8日午後3時に「お気持ち」=天皇陛下、ビデオ形式で表明-生前退位めぐり・宮内庁
      時事 2016/08/05
 宮内庁は5日、生前退位の意向を周囲に示している天皇陛下が、象徴としての務めについてのお気持ちを8日午後3時からビデオメッセージの形で表明されることが決まったと正式発表した。国民に広く伝えたいという陛下の意向を受けて行われるという。

 陛下がビデオメッセージを発表するのは、2011年の東日本大震災の5日後に行われて以来、2回目となる。
 同庁によると、映像は約10分間で、象徴天皇としてのあるべき姿や、今後の公務についての考え、82歳の今の体調や加齢の影響などに言及するとみられる。

 生前退位の実現には皇室典範改正などが必要だが、憲法4条は「天皇は、国政に関する権能を有しない」と定めており、陛下の発言によって政治的な影響が出ないよう、退位に関する直接的な言及は控えるとみられる。
 7月13日の生前退位の報道以降、同庁が陛下の意向を受け、お気持ち表明の機会を早期に設けることで調整。6日の広島、9日の長崎の原爆の日、15日の終戦の日のほか、予定されていた皇室行事などを避け、8日午後で決まった。

 発表方法については当初、毎年恒例の誕生日会見と同様、記者が立ち会う形式や、テレビの中継の可否についても検討したが、「陛下のお気持ちを確実に、正確に、分かりやすく伝える一番ふさわしい方法」(同庁幹部)として、東日本大震災直後のビデオメッセージと同様の形式にすることを決めた。

 映像は陛下のお気持ち表明と共に、全文、英語訳と併せ、宮内庁ホームページに掲載される。

●【生前退位】天皇陛下のお気持ち表明、テレビ東京が特番放送 「午後のロードショー」は休止に
    産経 2016.8.5
 天皇陛下の「生前退位」をめぐり、陛下自身がお気持ちを表明される姿を収めたビデオメッセージが8日午後3時に公表されることを受け、テレビ東京は5日、8日午後1時50分から午後3時55分まで、「報道特番 天皇陛下『お気持ち』表明」を放送することを発表した。これに伴い、「午後のロードショー」は休止する。


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