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てらまち・ねっと



 土日に名古屋で講座があって、出かけるとき、スーパーで昼食を買って、向こうについてから食べるのが常。
 この数年は、食べやすい「おにぎらず」を買うことにしている。
 ところが、土曜日3日はまったくなかった。
 ・・・替わって、惣菜コナーにズラズラ・・ドーンと積まれて並んでいたのは「恵方巻」。
 しかも、太くて大きい品・パックが目立った。店内では「〇〇の方向を向いて一人一本食べると・・・」と盛んに流している。

 欲しい品が無くて不愉快な印象がこうじた。
 ・・・帰ったら、テレビのニュースで「恵方巻 大量廃棄」と流れていた。
 なんという社会だろう・・・とまた、不愉快な想いが再来。ともかく調べてみた。

●今年の恵方は南南東! …も、そもそも「恵方」とはなんなのか 「恵方」って言葉は知っていても、意味を知らない人が意外に多い!/しらべぇ  2018/02/02
●今年の恵方は南南東!知られざる恵方巻のルーツとは!?/tenki.jp 2018年02月03日 YUMIKOYUMIKO
●恵方巻の高額化が止まらない理由 買っているのは富裕層だけじゃない?: 恵方巻の高額化が止まらない理由 /ITmedia 2018年02月02日

●恵方巻の悪質なノルマ問題、背景にはコンビニのFC契約形態 契約打ち切り恐れ「本部に従順にならざるを得ない」/キャリコネ 2018.2.3
●若者の「節分離れ」は、恵方巻きのブラックノルマが原因である/ハーバービジネス 2018年02月03日

●コンビニ恵方巻は食品廃棄問題の「象徴」だ/ダイヤモンド・オンライン 2018.2.2
●店頭に並ぶこともなく、廃棄処分される大量の恵方巻き。その闇とは? 処分された恵方巻きが行き着くところは.../朝日 2018年02月04日
●「恵方巻の大量生産に違和感」スーパーに反響/ナリナリドットコム 2月5日7時49分

 なお、今朝の気温はマイナス5度あたり。昨夕帰ったら、サルが来ていて、裏山で一泊もよう。それで、明け方から対策が必要なので、ウォーキングはなし。

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●今年の恵方は南南東! …も、そもそも「恵方」とはなんなのか
「恵方」って言葉は知っていても、意味を知らない人が意外に多い!

      しらべぇ 2018/02/02 10:00
■知っているけど知らない「恵方」
しらべぇ編集部が全国20代〜60代の男女1,344名に調査した結果、「恵方」が何かわからないと答えた人は全体の29.8%。

約3割の人はコンビニやスーパー、テレビなどで大々的に言われている「今年の恵方はこちら!」に、「恵方ってなんだろう?」と思いつつ、節分を過ごしているということ。

特に多いのは、やはり若い世代。年齢が上がるごとに、割合は下がっている。

60代は2割程度だが、20代女性は4割以上が知らないと答えているのだ。

「毎年、コンビニに『恵方巻発売中・今年の恵方はこちら!』って出てるから、なんとなく言葉は知ってる。意味は知らないかな」(20代・女性)

「恵方を向いて恵方巻を食べると願い事が叶うっていうし、なんかめでたい方角なんだろうなって思ってる」(20代・男性)

恵方巻を食べる習慣が広まり、「恵方」という言葉も一般的になってきた。しかし、その正しい意味に関しては、きちんと知られていないのかも。

■恵方って何?
そもそも、「なんかめでたそう」な恵方とは、どういう意味なのだろうか。

恵方とは、歳徳神(その年の福徳を司る神様)がいる方位のこと。その方角に向かってことを行なえば、「万事に吉」なんだとか。かつては、初詣も「恵方にある神社を参る」ものだったそう。物事を始めるときは、「いい方角」から…という考え方は、今も昔も変わっていないのかも。

じつは、恵方は「北北西・東北東・南南東・西南西」の四方しかなく、どれになるかは中国から伝わった「十干」によって決まるとか。

そして今年は…南南東! 

方角を確認するアプリなどもたくさん出ているため、今年は南南東を向いて、恵方巻や恵方スイーツを食べてみては。

●今年の恵方は南南東!知られざる恵方巻のルーツとは!?
     tenki.jp 2018年02月03日 YUMIKOYUMIKO
今では全国区となった恵方巻
まだまだ寒い日が続きますが、節分を過ぎると春を意識する季節に入ってきます。節分とは「季節を分ける」という意味があり、春夏秋冬いずれの季節の分かれ目にも当てはまる言葉。ですが、春は年の始まりを意味することもあり、「節分」の意味は、冬から春への移り変わりの時期を指すことが一般的となりました。そんな節分に食べるものといえば「恵方巻」ですね。恵方巻が全国的に有名になったのは、わりと最近の話。いったいどんな由来で節分に恵方巻を食べる習慣ができたのでしょうか?

 ポイント解説へ/恵方巻の「恵方」ってどういう意味?  恵方巻のルーツは関西にあり  恵方巻の正しい食べ方

●恵方巻の高額化が止まらない理由 買っているのは富裕層だけじゃない?:恵方巻の高額化が止まらない理由 
       ITmedia 2018年02月02日 昆清徳
 1本1万5000円。金箔のりに巻かれるのは本マグロの中トロやズワイガニなどの高級食材18種。そして上に置かれたキャビア……。

 これは、大丸東京店で販売される豪華食材恵方巻「〈中島水産〉2018年18種の十八番(おはこ)巻」だ。限定10本で2月3日のみ販売する。2017年に同店で販売した最高額の商品が1万800円(税込、以下同)だったので、約4000円も更新したことになる。そのほかにも、1本5000円のアワビふかひれ恵方巻(限定10本)、1本5616円の米沢牛恵方巻(限定10本)といった高額商品がずらりと並ぶ。

 同店の担当者によると、こういった豪華・高級志向の恵方巻を販売し始めたのは14年頃。最も高額なものは1本8400円、そのほか約100種類を販売していた。14年から17年にかけて恵方巻の売り上げは2.5倍に増加。今年は150種類まで増えたという。高額品だけでなく、1000~2000円台の中価格帯も幅広く販売している。「2017年に販売したものはほとんど売り切れた。今年は品ぞろえと高額商品を増やしている」(同担当者)という。

 購入しているのは富裕層に限らない。「幅広い層に買われている。奮発して買おうというメリハリ消費」(同担当者)が特徴のようだ。

 伊勢丹新宿店でも金箔のりを使い、本マグロや蒸アワビなどの食材を使った1万800円の恵方巻きを限定10本で販売する。数年前から5000円から1万円の高額商品を扱うようになったという。

 このように、百貨店では恵方巻の高額化が進んでいる。

スーパーでも高額商品が売れる
 「高額化」のキーワードが当てはまるのはスーパーでも同様だ。

 「イオン」「イオンスタイル」を運営するイオンリテールによると、恵方巻の売り上げは「右肩上がりで増えている。中心価格帯も上がっている」(広報担当者)。1000円台のお手頃価格のものから、有名鮨店が監修する3000円台の高価格帯まで、老若男女に幅広く売れている。ハレの日にちょっとぜいたくしたいというニーズがすっかり定着しているそうだ。

 同社によると、ここ数年で恵方巻の品目数を増やしているわけではないが、「1本丸ごと食べるには量が多い」という女性・高齢者や、「家族で少しずつ食べ比べたい」というファミリー層のニーズにこたえるため、ハーフサイズのラインアップを拡充している。

イオンで販売するハーフサイズの恵方巻
 セブン‐イレブンも、“少量タイプの商品をいろいろな商品と組み合わせて買いたい”という「ビュッフェスタイル」のニーズが高まっているとして、ミニサイズのお手軽な商品から、いくらなどをつかった1480円の高価格帯をそろえる。

 節分に恵方巻を食べる風習はもともと関西発祥といわれているが、1990年代からスーパーやコンビニで扱われたのをきっかけに、全国的に普及した。季節商品としてすっかり定着した現在では、「具は7種類」「鬼の金棒に見立てる」といったしきたりにとらわれず、特別な日を楽しむための食品という位置付けになってきている。消費者の多様な好みを反映した結果、高価格帯のものが支持されるようになってきたのだろう。

●恵方巻の悪質なノルマ問題、背景にはコンビニのFC契約形態 契約打ち切り恐れ「本部に従順にならざるを得ない」
          キャリコネ 2018.2.3
節分を控え、今年も恵方巻のノルマに苦しむ人の声がネットで相次いでいる。コンビニの実名と共に「ノルマ30個だけど未だ0だわ」とノルマの存在を明かす人や、

「15本売るっていうノルマがあって売れなかったら、残りの分を自腹で払うので、買ってくれるって人いたらDMかLINEにお願いします! 1本なら500円以内です」

と、買い取りを強要されているとうかがえるツイートもある。

恵方巻ノルマ問題の背景としてはこれまで、コンビニチェーン本部が各店舗に販売ノルマを課しているためではないかと指摘されてきた。しかし、コンビニ加盟店ユニオンの執行委員長を務める酒井孝典さんによると、「5年以上前には、3日間で約100本売るよう本部に言われることもありましたが、ノルマ問題が多数報道されるようになり、昔のように完全な強要は無くなってきました」という。

ただ、分かりやすい強要はなくなっても、本部からの要望や目標という言い方に姿を変え、さらにコンビニの契約形態が影響し、実質的にノルマとなっている店舗が多いという。

本部に言い返せないオーナーがアルバイトに「最低5本は売ってください
コンビニ店舗の多くは、チェーン本部とフランチャイズ契約を結んでいる。フランチャイズ契約とは、一定額の使用料を支払う代わりに、特定の商標や商号を決められた期間使える仕組みで、コンビニの場合は1回の契約期間は10年や15年と長期にわたる。

酒井さんによると、一度契約期間が満了した後に再度更新できるかどうかは本部の一存によるという。更新可否の基準も明かされていないため、オーナーの中には、本部の言うことに反すれば契約更新がなくなると考えてしまう人がいる。

「もし、恵方巻の販売目標値を受け入れなければ契約更新の不利益になる、と本部側が言ったとしても、そうした権力の濫用は法律違反なので無効です。でも、それを知らなかったり、強く言い返せないオーナーは、契約更新がなくなるのを恐れ頑張ってしまうのです。心理的な面が大きいと思います。脱サラしてオーナーになった人はそう簡単に辞められませんから、本部に従順になるしかないようです」

この結果、オーナーは店舗アルバイトに「目標達成のため協力してください」「最低5本は売ってください」などとお願いするようになるため、毎年のように「ノルマ問題」が顕在化する、という仕組みのようだ。

大手コンビニチェーン本部「ノルマはない。ネットの呟きは、各店舗が自主的に掲げる販売目標」
従業員にとっては、自分に売り上げ目標を伝えてきた店長やオーナーを責めたくもなるだろうが、元凶がコンビニの構造にあることを踏まえると、店長やオーナーらも板挟みで苦しんでいそうだ。

大手コンビニチェーンの担当者はキャリコネニュースの取材に対し、「ノルマを強制するようなことは一切やっていない。この時期に出てくる嘆きの呟きは、各店舗が自主的に設定している販売目標に関することだと思う」と、本部の関与を否定していた。目標値の設定が本当に自主的と言えるかどうかは、疑問の残るところである。

●若者の「節分離れ」は、恵方巻きのブラックノルマが原因である
            ハーバービジネス 2018年02月03日
・・・(略)・・・
例としてよく出されるのが「コンビニの季節商品ノルマ」だ。クリスマスケーキやおせち、そして恵方巻きが、まさにそれ。ツイッターでは、「恵方巻きのノルマで○本買わされた」とか、「恵方巻きとかここ5年で浸透した浅い行事にノルマを付けるコンビニ業界」等のつぶやきが散見される。

 郵便局員が年賀はがきや季節ギフトを買わされる「自爆営業」のごとく、1人ではとうてい食べきれない量の海苔と白米でできた重たい棒状の風物詩を押し付けられる若者は、本当に報われない・・・(略)・・・

●コンビニ恵方巻は食品廃棄問題の「象徴」だ
     ダイヤモンド・オンライン 2018.2.2  井出留美:食品ロス問題専門家
恵方巻で透けて見える 食品ロス問題の真相
 2017年2月3日に恵方巻に関する記事(「コンビニ恵方巻「大量廃棄」問題の解決が難しい事情」)を公開したところ、たくさんのアクセスがあり、多くの反響をいただいた。コンビニエンスストアのオーナーから直接連絡をいただき、記事に述べられている本部の回答と現場の店舗での現状との乖離を教えてくれる声もあった。

 2018年も、コンビニエンスストアやスーパーの店頭などでは恵方巻の予約販売のチラシが多く刷られている。恵方巻の種類も豊富で、キャラクターの絵柄が入った卵焼きでオムライスを恵方巻にしたものや、生クリーム入りのロールケーキタイプのもの、お寺で祈祷した海苔を使ったというものまである。

 筆者は食品ロスの問題を専門としている。各メディアで取材に応じたり、食品ロスの記事を書くと、必ず耳に入ってくる否定的な意見がある。

「たくさん作って余れば捨てる方が、経済合理性がある」
「食品ロスを減らそうとすると経済がシュリンクする(縮む)」
 といったものである。

 果たして本当にそうなのだろうか。恵方巻から食品ロス問題全体を考えてみたい。・・・(略)・・・

●店頭に並ぶこともなく、廃棄処分される大量の恵方巻き。その闇とは? 処分された恵方巻きが行き着くところは...
       朝日 2018年02月04日
食品工場から持ち込まれた、恵方巻き用とみられる食材。500リットルの容器に10箱ほど並んでいた=3日午後4時、神奈川県相模原市の日本フードエコロジーセンター、仲村和代撮影

恵方巻き、大量廃棄の現実 店頭に並ばないケースも...

福を呼ぶとされる、節分の恵方巻き。火付け役となったコンビニエンスストアだけでなく、スーパーや百貨店にも並ぶなど、季節商品として定着している。だが、その陰では売れ残った商品の大量廃棄や、販売の「ノルマ」などの問題が起きている。

500リットル入りの容器には恵方巻きやご飯、キュウリなどがギッシリ。破砕機に流れ落ち、のみ込まれる。

3日午後、神奈川県相模原市の「日本フードエコロジーセンター」には恵方巻きや、そのためとみられる具材が大量に運び込まれていた。普段のご飯ものと比べて2倍ほどの量。例年、節分の頃には恵方巻き関連の食材が増えるという。ここで処理され、豚の飼料となる。

高橋巧一社長によると、こうした廃棄食品は店頭に並ぶことすらなく、食品工場から直送されていることが多い。コンビニなどは販売傾向などを考慮して発注しているが、「不足しないよう、工場側は多めに作る必要があり、大量に余ってしまうようだ」という。

●「恵方巻の大量生産に違和感」スーパーに反響
      ナリナリドットコム 2月5日7時49分
今年も過剰生産による大量廃棄問題がニュースでも報じられた節分の恵方巻き。そんな恵方巻きについて、兵庫県内でスーパーを展開するヤマダストアーが出した意見広告、およびその結果が話題を呼んでいる。

公式サイトによると、ヤマダストアーは現在8店舗を展開しているが、2月1日に、次のような広告を出していた。

※※※ ※※※ ※※※
もうやめにしよう

売上至上主義主義、成長しなきゃ企業じゃない。
そうかもしれないけど、何か最近違和感を感じます。

昨年あちこちで大量に廃棄された恵方巻がSNSで話題になりましたが、そりゃそうです。
のばせのばせ、ふやせふやせの店舗数と恵方巻の大量生産で数は膨れ上がり続けています。

食材を原価だけで考えてるからそんなことになるんやと思う。水も土も海産資源も地球が無料で私たちに与えてくれています。
スーパーの現場で働くと、どんなに偉い学者さんじゃなくても分かります。
ヤマダの鮮魚従業員も「海産資源は絶対減ってる」って言ってます。だから大事にしたいんです。

今年も1本1本心を込めて巻きました。ヤマダの巻寿司は殆どお店で巻いてます。
魚屋さんで魚を切って、お肉屋さんでお肉を焼いて巻いてます。

今年はもしかしたら早くに無くなるかもしれないけれど、ヤマダはこれ以上成長することよりも今を続けられることを大事にしたいです。
最後の1本の恵方巻までお客様に愛されますように。

ちょっと変なスーパー ヤマダストアー株式会社

※今年は全店、昨年実績で作ります
売れ行きに応じて数を増やすことを今年は致しませんので、欠品の場合はご容赦くださいませ

※※※ ※※※ ※※※
そして迎えた2月3日の節分当日。各店舗のFacebookでの報告によると、8店舗中3店舗は「勢い余って少し作りすぎてしまった」などの理由で売れ残りが出てしまったそうだが、5店舗は完売した様子。大量に廃棄するような事態にはならなかったようだ。

世の恵方巻のあり方に一石を投じようと声を上げたヤマダストアーには、Twitterなどネットで「まともな感覚で素晴らしい」「これは良い取り組み」「ほかの県にもぜひ進出して欲しい」「こういう経営感覚って大事だよね」「来年は同じように続くところが増えますように」などの声が上がっている。


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