先日、東京へ行ってきたこともあって、今日は東京のことを見た。まずはと、築地・豊洲の現状を確認した。
移転を止める方向だったのが、移転するとか、築地も残すとか、周りが振り回された案件。
昨年6月からのことを並べてみた。
●2017年6月 小池都知事「築地は守る、豊洲は生かす」 会見要旨 /日経 2017/6/20
●豊洲移転、築地市場を再開発の方針 小池知事が表明/朝日 2017年6月20日
●2018年2月 「築地に市場機能作らず」 小池都知事が伝える/フジテレビ 02/17
●小池都知事、業界団体と懇談=築地に市場は設けず/時事 2018/02/17
●小池都知事の「仰天発言」で混乱再び「築地に市場はつくらない」/日刊ゲンダイ 2018年2月20日
●小池知事が人気ブロガーと豊洲で「目利き」体験/テレ朝 2018/02/13
●解除できるのか 豊洲“時限爆弾” 落ちぶれた小池都知事 見当外れの“安全性パフォーマンス”/ 日刊ゲンダイ 2018年2月15日
なお、今朝の気温はマイナス2度近く。快適にウォーキングしてきた。
●人気ブログランキング = 今、1~2位
人気ブログランキング参加中。気に入っていただけたら ↓1日1回クリックを↓
★携帯でも クリック可にしました →→ 携帯でまずここをクリックし、次に出てくる「リンク先に移動」をクリックして頂くだけで「10点」 ←←
★パソコンは こちらをクリックしてください →→←←このワン・クリックだけで10点
● 2017年6月 小池都知事「築地は守る、豊洲は生かす」 会見要旨
日経 2017/6/20
東京都の小池百合子知事は20日、記者会見し、豊洲市場を活用しつつ築地市場を再開発する基本方針を表明した。「築地は守る、豊洲は生かす」と強調し、豊洲は機能を強化して「総合物流拠点」とし、築地は「5年をめどに食のテーマパーク機能を持つ一大拠点に再開発する」と説明した。会見での主な発言と質疑応答は以下の通り。・・・(略)・・・
●豊洲移転、築地市場を再開発の方針 小池知事が表明
朝日 2017年6月20日
小池百合子・東京都知事は20日、築地市場(東京都中央区)を豊洲市場(同江東区)に移転し、築地市場の跡地は5年後をめどに商業施設などとして再開発する基本方針を示した。「築地ブランド」を生かすため、再開発では競りなどができる市場機能も確保し、築地での営業を希望する業者は戻れるような方策を検討するという。・・・(略)・・・
|
●2018年2月 「築地に市場機能作らず」 小池都知事が伝える
フジテレビ 02/17
東京都の小池 百合子知事が、豊洲の開場日決定後、初めて築地市場を訪れ、跡地に市場を作らない考えを業界団体に示した。
小池知事はまた、築地跡地を通り、東京オリンピック・パラリンピックの大動脈となる環状2号線の建設現場を視察、工事の進捗(しんちょく)を確認した。
●小池都知事、業界団体と懇談=築地に市場は設けず
時事 2018/02/17
東京都の小池百合子知事は17日、築地市場(中央区)を訪れ、業界団体の代表と懇談した。豊洲市場(江東区)の開場日が10月11日と決まってから、小池氏が築地を訪問したのは初めて。
懇談は非公開で行われた。都水産物卸売業者協会の伊藤裕康会長によると、小池氏は今後築地に都として新たな卸売市場を設ける考えのないことを明らかにしたという。
●小池都知事の「仰天発言」で混乱再び「築地に市場はつくらない」
日刊ゲンダイ 2018年2月20日
都知事は17日に「築地に市場をつくる考えはない」と発言し、混乱を招いた
18日には「中央卸売市場はつくらない」「丁寧さがなかった」と取り繕った
「築地に市場作らない」 小池知事の“仰天発言”で混乱再び
発言がコロコロ変わる。市場移転問題を巡り小池百合子都知事が17日、築地市場を視察した。移転日が今年10月11日に決まって以降、初めてのことである。
市場業者と非公開で懇談したが、その場で小池知事は「築地に市場をつくる考えはない」と発言。両市場“併存”の方針からの大転換だけに反響が大きかったのだろう。小池知事は改めて18日、「築地に中央卸売市場はつくらないということだ。私の説明に丁寧さがなかった」と取り繕ったが、毎度の行き当たりばったりで、まだまだ混迷は収束しそうにない。
昨年の都議選直前、小池知事は築地、豊洲両市場を併用する基本方針を発表。「築地は守る、豊洲は生かす」「築地の後は築地」と明言し、豊洲に中央卸売市場の機能を移転させる一方、築地には「競り」など一部の市場機能を残して再開発する考えを表明していた。それがなぜ、「築地に市場はつくらない」などと発言するに至ったのか。移転問題を追及する建築エコノミストの森山高至氏はこうみる。
「小池知事は、移転推進派の業者の顔色をうかがって、あえて強いトーンで発言してしまったのでしょう。本来の意図はやはり『中央卸売市場は築地にはつくらない』ということでしたが、市場のあり方を理解した発言とは思えません。卸売市場法で、出荷物の『受託拒否禁止』を規定された『中央卸売市場』を豊洲に置き、一部の機能を築地に残すという発想は成立しません」
“小池一派”の都議会「都民ファーストの会」の樋口高顕議員もツイッターで“方針転換”を伝える一連の報道を否定し、「私は『築地は守る、豊洲を活かす』を実現します」と投稿。しかし、納得する業者はいないだろう。「築地女将さん会」の山口タイ会長はこう言う。
「そもそも、いったん豊洲に移ってから数年後に築地に戻るということ自体、体力のない零細業者にとっては無理な話です。それに、築地は今の状態で残さなければ、場外市場や町とのつながりを失い、魅力を失ってしまいます。そういうことを小池知事は分かってくれているのでしょうか」
結局、築地は市場として残るのか、残らないのか。この調子では、まだまだ二転三転ありそうだ。
●小池知事が人気ブロガーと豊洲で「目利き」体験
テレ朝 2018/02/13
東京都の小池知事は10月に開場が迫っている豊洲市場の魅力を広めるため、人気ブロガーらと業者の「目利き」を体験するイベントに参加しました。
豊洲市場でのイベントに小池知事と参加したのは、インターネットの交流サイトで読者数が多い人気ブロガーら20人です。築地市場の仲卸業者から市場の役割などについて説明を受けた後、当日と数日前にさばいたタイの刺し身を食べ比べ、業者の目利きを実際に体験しました。
小池都知事:「味比べ、はっきり言って両方、おいしかったです。私も豊洲市場について広く知って頂きたいという努力を重ねていきたいと思います」
また、小池知事は業者側から豊洲市場の駐車場が不足しているなどの指摘が出ていることについて「近々、直接話を伺いたい」との考えを示しました。
●解除できるのか 豊洲“時限爆弾” 落ちぶれた小池都知事 見当外れの“安全性パフォーマンス”
日刊ゲンダイ2018年2月15日
こんなことやってる場合なのか。東京都は13日、築地市場から今年10月に移転予定の豊洲市場にブロガー20人を招き、見学会を開催した。小池都知事も同行し、ブロガーらと共に鯛の刺し身などに舌鼓を打つパフォーマンスを展開。豊洲市場の安全性をブログなどでアピールしてもらうことが狙いだが、まるで見当外れだ。
“風”がすっかりやんだ小池のパフォーマンスを取り上げるメディアはほぼ皆無だったが、問題は小池自身が市場を運営する業者とほとんど話し合いの場をもっていないことだ。
移転をめぐっては、昨年12月中旬、市場の業界団体からなる「新市場建設協議会」で今年10月11日に移転することが決定したが、いまだに業者からは「本当に移転できるのか」と不満がくすぶっている。
事実、今月5日に開催した同協議会では、一部業者から「駐車場が足りない」といった不安や、使い勝手を問題視する声が噴出。移転推進派の泉未紀夫・築地市場協会副会長さえも風評払拭について「小池知事が地道に努力する姿が見えない」と批判していた。
小池は、就任直後の16年8月末に「一度立ち止まって考える」と、移転延期を決定。以降、業者から幾度も築地に視察に来るよう求められていたが、初視察は5カ月後の昨年1月だった。その後は都議選直前の昨年6月、豊洲市場の地下水を無害化できなかったことについて「お詫び申し上げます」と謝罪で訪問したきり。ブロガーに取り入るより先に、業者と膝詰めで話し合うべきではないのか。仲卸業者からなる「築地女将さん会」の山口タイ会長はこう言う。
「先月24日、豊洲市場の使い勝手を確認するための『習熟訓練』がありましたが、『習熟』とは名ばかりで、ただの見学会でした。ブロガーの方を呼ぶことを批判するつもりはありませんが、そんなことより先に、トラックなどを搬入する本格的な習熟訓練を積極的に開催して欲しいです。また、私たちは昨年8月、小池知事に公開質問状を提出しましたが、いまだに返答がありません。推進、反対を問わず、皆、移転を不安に感じています。丁寧な説明をしてもらわねば困ります」
結局、「移転延期」自体がパフォーマンスだったのだとしたら、小池の罪は極めて重い。
| Trackback ( )
|
|
|
|
|
|