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てらまち・ねっと



 昨日の朝、フェイスブックが心拍モニター、減量、生理周期予測、不動産情報アブリなど人気のスマホアプリから自動的に個人情報を収集していた旨のニュース。
 やっぱり、との思い。
 パソコンやネットの世界では、いろいろな無料ソフトに、ウイルスを忍ばせて自動的に発症させる、感染させる、遠隔監視するなどが以前から問題になっている時代。だから、変なソフトは使わないようにしてきた。「安心できるところ」のチェックを受けたソフトやツールを使うように心がけている。
 だから、今の各種の「アプリ」とかは慎重にしている。「ストア」とかは利用しない。

 ・・そういう警戒をしてネットと付き合っているから、「人気のスマホアプリ」とか聞いて自分が心配になったわけではない。
 でも、パソコンの利用が減り、スマホの利用が増えている実態が明確だから、今後、被害対象の人たちはどんどん増えていくのだろうと思って、今朝調べてみた。そして次を記録しておく。

 なお、今朝の気温は5度。春を感じるウォーキングになりそう。昨日2月25日の私のブログへのネットのアクセス情報は「閲覧数4,300 訪問者数1,553」。

●外部アプリの個人情報、フェイスブックに筒抜け ログインなし こうした情報はフェイスブックとの間で共有されている/ウォール・ストリート・ジャーナル 2019年2月23日
●フェイスブック、他のアプリから情報取得か NY州が調査へ/ロイター 2月25日

● 体重や妊娠の情報、フェイスブックに筒抜け 米紙調査/中日 2月23日  
●人気のスマホアプリ、健康データなど個人情報を勝手にFacebookに送信/iPhone Mania 2月23日
●複数のiOSアプリによるFacebookへの個人情報無断送信が判明。排卵周期から不動産情報アプリまで11種 WSJによる報告/Engadget 日本版 2月24日

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●外部アプリの個人情報、フェイスブックに筒抜け ログインなし こうした情報はフェイスブックとの間で共有されている
      ウォール・ストリート・ジャーナル 2019年2月23日By Sam Schechner
 米フェイスブックが多くの人気アプリから、ユーザーが入力した極めてプライベートな情報をほぼ瞬時に収集していることが、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)の調査で分かった。こうしたアプリは通常、特に明確な情報開示を行わないままデータを送っている。

 調査では、ユーザーがフェイスブックのアカウント経由でログインしていない、またはフェイスブックの利用者でなくても、同社のソフトウエアが多数のアプリから個人情報を収集していることが示された。
・・・(以下、略)・・・

●フェイスブック、他のアプリから情報取得か NY州が調査へ
       ロイター 2019年2月25日 09:15
[ニューヨーク 22日 ロイター] - 米ニューヨーク州のクオモ知事は22日、交流サイト大手フェイスブック(FB.O)がスマートフォンのユーザーの健康状態など従来知られていたよりもはるかに機微な個人情報を取得している恐れがあるとの一部報道について調査するよう、州の州務局と金融サービス局に命じた。

これに先立ち、米紙ウォールストリート・ジャーナルは、分析の結果、フェイスブックがスマホ内の他のアプリに入力された個人情報を即座に取得していることが分かったと報道。集められたデータにはユーザーの体重や血圧、月経周期などが含まれ、フェイスブックのアカウントを持っていない個人のデータにもアクセスできる状況だという。

クオモ知事はこうした慣行が「プライバシーに対する理不尽な侵害だ」と述べた。

フェイスブックは、調査を進める上でニューヨーク州当局に協力するが、アプリ開発業者が機微なデータを同社に送ることは禁じており、共有すべきでないデータについては削除する対策を講じているとする声明を発表した。

● 体重や妊娠の情報、フェイスブックに筒抜け 米紙調査
    中日 2019年2月23日
 【ニューヨーク共同】米紙ウォールストリート・ジャーナル電子版は22日、フェイスブック(FB)に、一部のスマートフォンアプリで体重などの利用者の機微に触れる個人情報が筒抜けになっていたことが同紙の調査で分かったと報じた。FBの利用者以外のデータも送信されていたという。

 アプリ開発者が、FBが提供しているアプリの利用状況の分析サービスを使い、アプリの利用データをFBに送信していたという。

 同紙が70以上の人気アプリを調べたところ、少なくとも11のアプリで個人情報をFBと共有していたという。送信していたのは、利用者の体重や心拍数、女性の生理や妊娠の有無など。

●人気のスマホアプリ、健康データなど個人情報を勝手にFacebookに送信
         iPhone Mania 2019年2月23日
iOSとAndroidの人気アプリが、身長や体重、血圧、心拍数、生理周期、妊娠週数といった個人データを、ユーザーの知らぬ間にFacebookと共有していたことが、The Wall Street Journalの調査で明らかになりました。

データ共有はそのユーザーがFacebookのアカウントを持っていなくても行われていて、たとえばユーザーがヘルスアプリに体重を入力すると、その瞬間にFacebookに送信される、といったことが日常的に行われている模様です。

信頼が地に落ちたFacebook
Facebookは昨年、最大8,700万人分もの個人情報をデータ分析コンサルティング会社Cambridge Analyticaに流出させたとして、大きな批判を浴びました。

その後同SNSの利用をやめる人が増えるなど、Facebookの信頼度は地に落ちたといってもいいでしょう。

ところがWSJの調査から、Facebookはスマホの多くのアプリが収集したデータを、ユーザーに許可なく入手していることがわかりました。

11の人気アプリがデータをFacebookと共有
WSJの調べでは、少なくとも11の人気アプリがデータをFacebookと共有していました。そのひとつが、iOSの心拍数測定アプリ「Instant Heart Rate: HR Monitor」(提供:Azumio)です。同アプリは心拍数を記録すると、そのデータを直ちにFacebookに送っています。

このほか、月経周期を記録するための「Flo Period & Ovulation Tracker」(提供:Flo Health)は月経情報を、不動産情報アプリ「Realtor.com」(提供:Move)はユーザーがチェックした住宅の価格や場所の情報を、Facebookに送信していました。

上記のいずれのアプリも、Facebookとの情報共有を停止する方法をユーザーに提示していません。

Facebookは収集した情報を、「Facebookにおいて各ユーザーの好みにあった広告やコンテンツを表示したり、市場調査を実施したりするために使用する」としています。

プライバシー法に抵触する可能性
Facebookはユーザーが、他社のアプリやWebサイトなどが収集したデータをターゲット広告表示に活用するのを拒否できる設定をもうけていますが、実際には有名無実で、データ収集を止める方法も、それを別の会社と共有するのをやめさせる方法もないとセキュリティの専門家は述べています。

しかし欧州連合は健康データなどの個人情報の取り扱いをより厳しく規制しており、アプリ開発者がユーザーの許可なくデータをFacebookと共有するのは、プライバシー法に抵触する可能性があるとの指摘もあります。

またAppleとGoogleが、App StoreとGoogle Playで配布しているアプリに対し、今後プライバシー管理を厳しくする可能性が高まっているとのことです。

●複数のiOSアプリによるFacebookへの個人情報無断送信が判明。排卵周期から不動産情報アプリまで11種 WSJによる報告
     Engadget 日本版 2019年2月24日 デジタルガジェットの最新情報をどこよりも早く、業界最前線からお届けするブログ形式のニュースサイト Munenori Taniguchi
最近の印象と言えば個人情報収集への異常な執着しか思い出せないFacebookですが、こんどは複数の人気iOSアプリが、ユーザーに無断で情報をFacebookへ送信していたことが明らかになりました。これらアプリはユーザーがFacebookに登録していようがいまいが関係なく個人情報を送信しているとのこと。

Wall Street Journalが伝えたところでは、Facebookに情報を送信しているアプリは生理周期予測アプリの「Flo (英名:Flo Period & Ovulation Tracker)」 、減量ワークアウトアプリ「BetterMe: Weight Loss Workouts, Breethe」、不動産情報アプリ「Realtor.com」、心拍モニター「Instant Heart Rate: HR Monitor」など。いずれも、日本のApp Storeからも可能なものです。

WSJの報告ではいずれも、ユーザーにFacebookへの個人情報送信を通知せず、それを無効化するオプション設定も用意していないとのこと。これはつまり無断で情報収集する気満々なアプリたちなのではとも思えてしまいます。ただ、情報を送信しているとは言いつつも、WSJはこれらデータの型を解読できただけであるとのこと。

これらアプリはFacebookが公開しているApp Eventsと呼ばれるツールを使っています。そして、無数のアプリ開発者がこのツールを組み込んで広告ターゲティングに使える独自の"アプリイベント"をFacebookに送信しています。送信されるデータは匿名化されるものの、場合によってはFacebookが情報からユーザーを同定できる可能性もありそうです。

FacebookはWSJからの問い合わせに対して、開発者に「健康や金銭に関すること、その他機密情報」を共有しないよう、そしてデータをFacebookに送信していることを明示するよう開発者に指示ししていると述べています。とはいえ一部のアプリはその規約に違反していることを認め、きちんと対応するよう開発者に求めるとWSJに述べました。なお、Facebookはアプリのカスタムイベントで取得された社会保障番号などの機密データは広告やニュースフィードなど個人最適化のために使わず、自動的に削除すると主張しています。

アップルは、iOSアプリ開発者に個人情報の収集をする場合はユーザーからの同意を必ず得る必要があり、許可されない場合は第三者によるその情報へのアクセスを防止するための対策を講じなければならないとしています。Googleの場合もAndroidアプリは「個人のデータ機密情報を共有する相手の種類を公開する」とそのポリシーに記しています。今回発見されたアプリはこうした規約に準じておらず、さらにGDPR(EU一般データ保護規則)が適用される欧州各国で問題視される可能性がありそうです。

この問題はFacebookのツールを使っているアプリのほうにあり、Facebookは最近そのモバイルアプリにおいて位置情報の収集をオプションで無効化できるようにするといった改善もすすめています。しかし、尾を引くCambridge Analyticaがらみの問題や、最近では企業証明書を用いたApp Storeを迂回するアプリの配布をしたりと、Facebookにはあらゆる手段で個人情報を集めようとする"執着"のようなものも感じられます。個人に最適化した広告から収益を得るためとはいえ、もしかすると近い将来、無断で個人情報収集をすることを"ザッキング"と呼ぶようになったりするのではと思わずにはいられません。



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