中島らも。壮絶な一生であった。ほとばしる命のエネルギーが、そうさせるのだろうか。太く短く生きた。2003年2月に大麻取締法違反などで逮捕。保釈後に「躁鬱病」の治療のため一時、入院していた。同年5月に懲役10ヶ月、執行猶予3年の判決を受けた。その年の夏から自らの獄中体験記をつづったエッセイ『牢屋でやせるダイエット』を出版。手錠姿でサイン会を開くなど精力的に活動を再開したが、死の直前は酒量が増え、常に酩酊状態だったという話もある。
2004年7月15日深夜に飲食店を出る際に階段から転落して全身を強く打ち、神戸市内の病院に入院。転落時に頭部も強打しており、脳挫傷による外傷性脳内血腫のため、同月26日午前8時16分に死去。享年52。中島美代子氏(らも夫人)の話では、生前から「俺は階段から落ちて死ぬ。」と、自身の最期を予言していたらしい。薄命が壮絶な生き方を強制するのか、逆に凄絶な生き方が寿命を決定付けるのか、その因果関係はわからない。世間の反応を求めるのなら、ぼくは長く生きすぎたのだろうか。
中島らも原作による「寝ずの番」。テレビで放送することを考えてるとは到底思えまない。子どもには絶対にわからない大人の艶話だ。男女の微妙な部分は知識があっても、下品にならずに軽く流すには相当な経験と度量が必要だ。粋でないとわからないし、語れない。
「しょ、しょ、しょじょ寺♪」の替え歌で「しょ、しょ、処女じゃない♪」
ぼくんちの屋根もかわらないね。
<やっぱり俺は下手だ>
そそくさっと終わりにしようっと・・・