tetujin's blog

映画の「ネタバレの場合があります。健康のため、読み過ぎにご注意ください。」

マグロ(東京都葛西臨海水族園)

2009-02-01 21:50:51 | プチ放浪 海沿い編

 
 
 
 

【撮影地】江戸川区臨海町6-2-1(葛西臨海水族園)(2009.1月撮影)
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マグロは餌の乏しい外洋を回遊する。このため、餌を捕まえるために高速で泳ぐ能力を身に付けた。通常は時速30~60kmくらいなのだが、トップスピードでは時速160kmにもなるらしい。高速道路でも、なかなかでない速度。海の最速の魚だ。
水の抵抗を少なくするために、第一背ビレ、胸ビレ、腹ビレを収納する鰭収納溝を備えている他、尾鰭振動により優れた推進力を生み出す強力な尾ビレを持っている。その左右対称の紡錘形(Spindle-shaped)は、流体抵抗をかなり減少させ、遊泳形態はthunniformと呼ばれる形態 に分類される。また、急旋回する時には、普段、折りたたんでいる第一背びれが伸びて、安定を確保するようだ。

マグロはターボエンジンのように口を開けることによって、エラを通過する水から酸素を取り入れて呼吸する(ラムジュート換水法)。
つまり、泳ぎをやめると窒息してしまうため、一生眠らずに泳ぎ続ける。一部の大型のサメもそう。
もっとも、日本の沿岸部で見かけるネコザメなどには、この弱点はない。なので、ネコザメを一生懸命押さえつけてもピンピンしているはず。やったことはないが。・・・やったら、イントラに怒られるのだが。
クロマグロとミナミマグロは成長するにつれ大回遊するようになる。北半球を回遊するのがクロマグロ。南半球は、ミナミマグロが分布。
キハダとメバチは同じ海域になのだが、キハダは表層付近、メバチは中層付近を回遊する。こうして、お互いの回遊域を分けることにより、エサの確保の問題をクリアして共存できているのだろう。
大きさといい、スピードといい、怖さを感じてしまう程の迫力。多くの人が見とれていた。


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コメント (2)
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