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旭山動物園のペンギン舎のように、ここでも透明のアクリルブロックの水槽越しに、飛ぶように泳ぎ回る姿を横から見る事が出来る。
陸上ではよちよち歩きのペンギンたちなのだが、水中ではロケット弾のようにスピーディで自由自在の泳ぎを見せる。
もともとは、フンボルト海流が流れ込む南アメリカの沿岸地域に暮らすのだが、極端な寒さには弱く、冬季寒冷な地方の動物園では、冬に暖房の利いた室内で飼育することもあるらしい。
現在、産卵場の環境破壊、餌のアンチョビの乱獲など人為的影響やエルニーニョなどにより個体数の減少が続き、国際自然保護連合 (IUCN) のレッドリストで「危急」 (VU - Vulnerable) に指定されている。
どうも、好奇心の強い性質のようで、子供がアクリル壁に指先を押し付けると、そこをめがけて泳いできてくれる。サービス精神にあふれているようだ。
水槽の向こうから、こっちの世界はどのように見えているのだろう。
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