(Entry 222~225/365) OLYMPUS PEN Lite E-PL1 + M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm f3.5-5.6 L
(写真はデジカメフォトセミナーin三宅島で撮ったものです)
先日の地元のダイビングでのこと。
ダイビングインストラクターのお姉さんが、砂地にある岩に付いている海草の上を指差した。
指し示すスレートにはキイロウミコチョウの文字。レモンイエローの小さな点が見える。その大きさ、なんと2~3mm。
たしかに水中では屈折率の違いで物が1.3倍に見える、はずだ。しかし、老眼がかなり進行してきた目にはどうにも見えない。
これを写真に撮るのは至難の業だ。
もともと、水中マクロは苦手中の苦手。これまでウミウシ系を中心に何度もトライをしているのだが、ピントのあった写真が撮れたためしは無い。フォーカスを合わせるのはカメラに全面的に依存しているのだが、ファインダーに捉えているのかどうかすら視認できないので、フォーカス以前の問題と言える。
こんな状態だから、若いダイビングインストラクターのお姉さんは、ぼくにとって偉大な存在だ。目に見えない小さなウミウシの存在を教えてもらうのは、まるで子供の手に引かれてディズニーランドに来た老人のような、全部お任せと言ったそんな気持ちになる。
そんな頼もしいダイビングインストラクターのお姉さんなのだが、人にはそれぞれ苦手なものがあるから面白い。
かのきれいなお姉さんの苦手は、なんとシャコ。寿司屋でガレージを言われるヤツ。
どうやら、クモ・ムカデ・ゲジなど、足の多い生き物が嫌いらしい。一方、海辺で良く見るフナムシは、数があまりにも多すぎるので、いちいち悲鳴をあげるのは控えているのだそうだ。
人によっては、ウミウシやアメフラシ、もっと一般的なところではナメクジ・ヘビ・ミミズなどの足のない生き物が苦手という人もいる。
”足がない”という事実がなんか理解できないらしい。
どうやら生物は、足が多くても少なくても嫌われるようだ。
さて、体長2mmのキイロウミコチョウ。
このウミウシは泳ぐという話なので、一度泳がせてみたいと思うのだが、そのときは老眼鏡が必須となりそう。泳ぎはあまり上手くはないらしい・・・
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