今年もブログエアコンの季節がやってきました。
こわい話が苦手な方はスルーしてくださいね。
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発車のベルに背中を押されって・・・首都圏の駅では良く見かける風景。
というか、ぼくが電車に乗るとほとんど毎回これ。
ドア付近に立ったりすると、ぶつかり気味にいろんな人が駆け込んでくる。
それも、たくさんあるドアの中で選ぶのは、ぼくがそばに立っているドア。。
おそらく人は、無意識に入りやすいドアを選ぶのだろう。
あるいは、降りる駅の階段に近いドアをとのことで、特定のドアを選ぶのかもしれない。
そういうドアのそばに、ぼくが偶然立っているのかも。
でも不思議なのは、だれも居ないホームで、発車のベルと同時にだれかしら駆け込んでくること。
階段から遠く離れた電車のはじっこのドアなのに。。
ひょっとして、異次元につながってる?あるいは、3/4番線ホームとか?
・・・よく、客の居ないカフェとか行くと急に店が混んで来るような。ぼくは招き猫?
このなぞが解けたのは、つい最近だ。
駆け込んできた若い女性が通り過ぎるとき、ふと、懐かしい匂いを感じた。
干したふとんのような日なたの匂い。そう、飼っていた柴犬の匂いだ。
「みゅーず?」
ぼくは後ろに立つ女性に無言でたずねた。
一瞬、その女性と目が合って、彼女の黒目がちのつぶらな目がゆらゆら揺れるのが見えた。
・・・やぱ、むかし飼ってた家の犬だ。
ぼくを守るため?いつも電車に後から乗り込んできてたんだろう。
大丈夫だよ。心配いらないよ・・・。ぼくは元気だから。
幽霊なんぞを連れて帰らぬよう、
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