駅の線路に傷ついたハトがいた。不注意でホームに入ってくる電車にぶつかったのかもしれない。
折れた翼を引きずりながら、よたよた歩いている。
それをカラスが執拗に狙ってた。自然のおきてだ。傷ついたものは、強いものの餌になる。
弱肉強食の世界。平和の使者であるハト。それを見ているホームの人間たちは、だれも傷ついたハトをたすけようとはしない。
・・・日本は、傷ついたハトかもしれない。
戦前の日本兵器において、今でいう工業製品の規格(JIS)はなかった。
精度が維持できずに、規格以前の問題だった。弾薬の製造技術も悪いため、弾詰まりが多かった。
「日本の技術力は世界一だったが、アメリカに物量で負けた」と思っているお年寄りも多いが、どうもそうではなさそう。つまり、欧米に追いつけとタッチアップを図っていたが、追いついてはいなかった。
そんな、未熟な国が負けるのは当たり前だった。
戦勝国アメリカは、原爆の負い目もあってアジアの途上国である日本に肩入れをした。
小さなガキの面倒を見てやるつもりだった。ただし、日本はいつまでもガキのままでいる必要があった。
同じ敗戦国のドイツとは扱いが違っていた。なんでも言うことを聞く、使い走りが必要だったのだ。
世界の警察を気取るアメリカは、自国の経済が低調になると、軍事費を削るようになった。
その結果、使いぱしりのガキのような日本の存在が重くなった。
平和が欲しければ、自分でどうにかしろと。。
傷ついたハト。なにかあったら、強い力を持つ誰かが助けてくれると信じてる。
100年に一度の災害も、起こるはずはないと予算を削った国だ。だれもその責任をとろうとしない。
せめて、被害にあった土地へ慰問に行くならまだしもなのだが。
びんたを張られてやり返す度胸も力もない日本は、いまさら軍事力を強化するのではなく、これまでの日本をガキの使いたらしめた経済と技術力にもっともっと力を入れなければならない。
自転車操業でもいい。経済を一時も早く立て直し、技術開発に予算をつぎ込んでいく。
そうでなければ、いずれ、どの国からも見放される。絶対に2位ではダメだ。
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